インターフォンが鳴ったので出てみると、
年配の男の人が立っていた。
我が家の庭に植えているレモンの木を指さして、
「チョットお伺いしたいのですが、これはミカンですか?」
「イエ、レモンです。」
「レモンって、紅茶に入れるあのレモンですか?」
爺様が庭に植えたレモンの木が一時鈴なりにできてしまって困ったことがあったが、今年も多分40~50個くらい実をつけた。
「良かったら差し上げましょうか?」
遠慮されていたが、2個ほどビニールに入れて手渡した。
レモンって酸っぱいからあまり使い道がない。
一時はレモンケーキ作ったり、
レモンジャム作ったがそんなに美味しいものではないから、
すぐ飽きた。
ところで、そのあと私を10年来の知り合いのように
その男性は私に話しかけてきたのでちょっとビックリ。
よく見ると散歩しているのを時々見かける男性だ。
年は72歳、奥さんと二人暮らし、奥さんと喧嘩はしても話題はない、奥さんは韓ドラに夢中で友達と韓国旅行を計画中。
特に自分は韓ドラなんて興味はないし、これと言って趣味は何もないので退屈な1日を過ごしている。
釣りは好きだが3月を過ぎないとできない。
正月に孫や娘が帰ってしまった後は火が消えたみたい。
スマホを持たされて歩いているが
こんなものは重いだけで興味もない。
近所のダンナも毎日することがないから、
朝から酒ばかり飲んでいるetc・・・といった内容だった。
ご主人とあなたの趣味は?と聞かれたので、
「版画とパソコンです。」
と言ったら、「いいですね?私はどっちも出来ない。」
糟糠の妻は、地域にしっかり根付き、友達と旅行したり、ランチしたり、趣味を持って楽しんでいるのに対して、夫は実直に定年まで働いて、定年になって仕事を失った途端、何となく家に居づらく友達もない、話し相手もない、テレビをボーと見ているだけの毎日。
案外こういう境遇のお年寄りって多いのかもしれないと思った。
お昼ご飯の用意の途中だったので断って家に入ったが、
この方、多分お正月過ぎの空虚な寂しい気持ちを誰かに話したかったのかもしれないと思った。
我が家の場合、私は毎日何だかんだと忙しいし、爺様もパソコン(検索専門)や作品作りに忙がしく、我が家は別の意味でお互い忙しくてあまりしゃべることもない。
お互いの趣味はデジタルとアナログ。
180度興味のあることが違うから相手の趣味には全く関心がない。
相手がやっていることに興味はないから
それぞれの分野には立ち入らない。
この年になってやることがあって忙しいのは
少なくとも不幸ではない、多分幸せなことなのだと思う。
そう思うと、1日中気難しい顔して机に座り込んでいる爺様も許せるわ。(笑)
私も気難しくはないけど、座り込んでいるのは一緒だから。
今日は、風船を飛ばしてみました。
今年も元気で楽しく
ハピーバースディ
また1つ増えるんだわ
早いな~
70超えたらどう歌ってもらったらいいのかしら?
私達夫婦は、若い頃からアウトドアが好きで
30代の頃は、土曜日の午後から舞鶴まで魚釣り&石蟹に取り…
春夏秋にはキャンプや飯盒炊爨などやってました。
知り合いから、「アンタら、金魚のウンコみたいやな」…て
この歳になっても、車中泊やデイキャンプをやってますよ。
私たちも昔はドライブ大好きでしたが、行く先々で必ず?喧嘩。
年齢と共にドライブもなくなりました。
第一怖くて乗れません。
助手席でブレーキ踏んでいます。(笑)
やだよー
こちらは曇り、明日は雨かも。
雪かき大変ね。頑張って!
雪に埋もれないようにね。
今日はみゆきんさん家のワンコのカレンダー作ったよ。
もうちょっと修正してからアップしてもいいかな。