先日爺様宛てに「山下清展」のチケットが2枚送られてきた。
爺様全く行く気がなさそうだったので、私一人でノンビリ行こうと思っていたが、前日になってついていくと言い出した。
ファッションビルなのでそれほどの展示してないだろうと思って行ったところ、「生誕100年」とかでものすごい数の展示。
彼の最初の絵の出会いは「ちぎり絵」それから「貼絵」へ。
ペン絵、油彩、水彩画、陶磁器の絵付 など、多彩な作品がいっぱいだ。
山下清の作品は何度か見たことがあるが、今回ほど印象に残ったことはなかった。
私も昔「裸の大将」の映画は見たことがあって、スケッチや絵をかきながら旅をしていたと思っていたが、実際は、放浪中には絵を描いていなかったそうだ。
彼は驚異的な記憶力の持ち主で、数ヶ月から数年に渡る放浪生活中に見た景色などは克明に記憶しており、
放浪から戻ってくる度にそれらを思い出して作品を制作したそうだ。
彼は驚異的な記憶力の持ち主で、数ヶ月から数年に渡る放浪生活中に見た景色などは克明に記憶しており、
放浪から戻ってくる度にそれらを思い出して作品を制作したそうだ。
かなり年数が経ってからでも同じ絵が描けたというからスゴイ!
今回は、彼の残した言葉までじっくり読みながら見せてもらった。
惜しむらくは49歳の若さで永眠したことだ。
彼の残した作品であるまさに「花火のような人生」。
一緒に見に行ったうちの爺様の御年、80歳。
80歳まで生きていたら、もっともっと素晴らしい作品を山のように残せたのではないかという気がした。
美術館を出ると、小さな子供たちが、服をきたまま楽しそうに水遊びをしていた。
三宮まで行って、最近完成したばかりの「阪急ビル」の最上階(29階)に上がってみた。
29階から見下ろした風景。
六甲山の新緑がきれい。
この山、昔はちょくちょく登ったものだった。
阪神淡路大震災にあった爪痕は跡形もない。
ところで外はものすごく暑い!
この時点で、遮光カーテンを引いて、扇風機だけ回して残してきた文鳥がやたら気になりだした。
いくら南国の鳥でも部屋は暑いだろうな。
爺様はこれから散歩だそうで意見が分かれたので、私は爺様と2時半に別れてJRで帰宅した。
爺様が帰ってきたのは、夜7時半だ。
この暑いのにおのぼりさんよろしくあっちこっち見て歩き、日ごろの運動不足を解消してきたそうだがケロリとして帰ってきた。
私が「暑い、暑い、!」とヒイ、ヒイと言っていても「夏は暑い、冬は寒いに決まっとる。」と澄ましている。
さすが、戦中派産まれは強い。
景色が頭の中にに吸い込まれていくのでしょうかね。
私なんか、景色は写真を撮るから後で見たら「そういえば・・・こんなところがあったな。」と思い出しますが何たる違いでしょうか
素適な絵が沢山で見応えあったでしょうね
楽しんで来れましたね
いやーご主人様元気ですね
帰って来たの7時半ですか
色んな所見て楽しんできたんでしょうね( *´艸`)
うちのジッちゃんは80歳代後半
マメマメしく何処にでもついてきます
山下清が線路沿いに歩いてたのを見て話しかけた事があるって
どんな話をしたか忘れたけど、テレビのドラマとかでやってた山下清と同じ下シャツに半ズボン
気さくな人だったらしい
今日の夕飯のネタだわ
もっと聞いてみたくなっちゃった♪
私が感銘を受けたのは、この名言です。
「みんなが爆弾なんかつくらないで、きれいな花火ばかりつくっていたら、きっと戦争なんか起きなかったんだな。」
彼のような人ばかりなら戦争も起きず、毎日楽しく暮らせるのにね。
ジッちゃんすごくお元気ね。
それに山下清とお話しされたなんて、
こんばんは夕食時にビール飲みながら二人で盛り上がってね。