IKURO's DIARY

いくろうのアホアホ日記へようこそ。
家事や仕事の合間にほっとひと息つけるようなユルユルブログ目指してます。

入院日記。その2

2012-12-27 | Weblog
昨日のカテーテル手術は3時間以上に及び、私の中では出産の次に壮絶な体験に…。

車椅子に乗せられて、手術室に向かう時、両親よりも夫の見送る顔が目に焼きつき、なんだかんだ言っても、この人が世界で一番私のこと心配してくれてるんやなぁ、とテレパシーのように気持ちが通じた。

右側首下からと、右側足の付け根からカテーテルを入れて、薬でわざと不整脈を起こし、心臓のあちこちを調べながら、不整脈の信号を出しているところを探しては高周波で焼く、というもの。
焼かれてる時に毎度嫌~な痛みがあって、その度に家族の顔が浮かび、
頑張れ私!
と自分を励ましながら、意識はかなりハッキリしたまま踏ん張った。
でもやっぱり、出産の痛さに比べたらまだましかな。出産しといてよかったわ。

管入れられて焼かれてと、これでもかと言うくらい心臓を酷使されたけど、人間の体って意外と頑丈に出来ているようです。
どうやら私の不整脈の信号は、カテーテルでは届きにくいところから発信されているようで、リスクを伴うこともあるからピンポイントは焼けなかったみたいだけど、近いところは念には念をで、先生ほんまに治療頑張ってくれた。
もう充分です!って何度叫びそうになったか…


手術が終わって、ベッドに寝かされた状態で部屋まで運ばれる途中、両親と夫が廊下で待っていた。

予定よりかなり長引いたから、心配させてしまったようで…、
待つ方がつらいんだろうなぁ、って思った。

手術が終わったのが5時半で、そこから朝までベッドに寝たきりでないといけなくて、夕食は夫に食べさせてもらった。
寝たきりだけはなりたくない…なってほしくもない…とマジで、マジで、思った。これ体感。

今日はお昼から熱が出たけど、それもおさまり、脈は様子見…。

励ましのメールもらって、家族にも助けられて、手術の大変さなんて吹っ飛び、幸せな気持ちで涙もろくなる42才。

学んだ大事なこと
・家族の愛情
・健康のありがたみ
・寝たきり予防(将来)
月並みですが☆

宮迫さんも今頃、きっと私なんかと比べものにならないくらい、大きな幸福感に包まれてはるんやろなぁ。
そういう単位をとりはったんやろなぁ。