先日、私が仕事の日に夫がお好み焼きを作り、授業を早く終えた息子たちと昼食をとったらしい。
ちなみに、夫の料理の腕前はくやしいほどセンスがあり、息子達の食いっぷりが私のものと格段に違うことからも出来の違いがうかがえる。
それはさておき、そのお好み焼きを食べ終えた直後、3人に異変が起きたらしく・・・
おなかをくだしたり、鼻水が出だしたり、長男にいたっては胸が苦しくなって顔が腫れあがり、咳が止まらなくなったという修羅場。
(何も知らず職場にいて良かった・・・。)
それから5,6時間たって家に帰った私を迎えた長男の目がやけに腫れていたので、
「あれ?寝起き?おもしろい顔して。」
とのんきなことを言っていたが、事の成り行きを聞いた途端、ぞっとした。
「食あたりというより、アナフィラキシーショック!?」
お好み焼きの材料は、お好み焼き粉と、キャベツと、豚肉と、水と卵。
それを聞いた瞬間、私は悟った。
偶然ながら、つい最近聞いたことがあったのだ・・・お好み焼きの怖い話を・・・・・・・
母から聞いた話で、叔母さんがお好み焼きを食べた途端顔が腫れたりいろいろなアレルギー症状が出たので医者へ行くと、
古いお好み焼き粉にダニがわいていて、それを食べたことによる急性アレルギーと診断された話・・・・・・・・・・・・・・
ゴミ箱に捨ててあったお好み焼き粉の期限を見ると、2年前に切れていた。
WAO! BINGO!
夫は、こないだ使った残りの方だと思い込んで使用したらしいが、私がひそかにパントリーのカゴに置きっぱなしにしていたやつだ。
というか、その中にはそんなもんしか入ってない。残った粉を捨てたことがいまだかつてない。
夫と次男は幸いすぐに症状が引いたらしいが、長男はまだそんなおもしろい顔をしていたので、夜小児科へかけこんで状況を話したが、
「ダニ?お好み焼きに?そんなん聞いたことないなあ。ま、とりあえず抗アレルギー薬飲ませといて。」
と言われ、あまり相手にしてもらえなかった。
「あ、それと、あんまり古いもん食べさせたらんといてや。」
とイヤミをキチンと言われ、すごすごと家へ帰った。
幸い、翌朝にはすっかりアレルギーも引いてよかったものの・・・
その話を職場でしたところ、ダニ以外に片栗粉に虫がわいていた人の話や、乾燥パセリの恐怖談、青魚のホラー談、等々、出てくる出てくる、
食べ物にまつわる恐ろしい身近な話・・・・・・
これからは気を付けます・・・・
皆さんも、古い食べ物にはご用心