因幡屋ぶろぐ

劇評かわら版「因幡屋通信」主宰
宮本起代子による幸せの観劇記録。
舞台の印象をより的確により豊かに記せますよう・・・

劇団肋骨蜜柑同好会第8回公演 『愛の技巧、または彷徨するヒト胎盤性ラクトーゲンのみる夢』

2016-10-31 | 舞台
*フジタタイセイ脚本・演出 公式サイトはこちら シアター風姿花伝 11月1日まで(1,2,3) 昨年秋より「見逃せない劇作家」として強烈に印象づけられた劇団肋骨柑同好会のフジタタイセイの新作である。山合いの村で旅館を経営していた父が亡くなり、5人きょうだいとその連れ合いや子どもたちが、久しぶりに顔をあわせた。そこへ見知らぬ美しい女性が弔問に訪れてから数時間の物語である。  小説の舞台化や古典、近 . . . 本文を読む
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