因幡屋ぶろぐ

劇評かわら版「因幡屋通信」主宰
宮本起代子による幸せの観劇記録。
舞台の印象をより的確により豊かに記せますよう・・・

演劇集団円+シアターχ提携公演『ペリクリーズ』

2023-03-07 | 舞台
*W・シェイクスピア作 安西徹雄翻訳 中屋敷法仁(柿喰う客)演出 公式サイトはこちら 両国・シアターχ 8日終了 本作とはじめて出会ったのは2003年、蜷川幸雄演出による彩の国さいたま芸術劇場の公演である。もう20年も前のことだ。蜷川は戦火の只中にあるどこかの国へやってきた旅の一座による一夜の芝居という外枠を作り、冒頭、爆音が響く中、逃げまどい傷ついて疲弊しきった人々を一人また一人と登場さ . . . 本文を読む
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