因幡屋ぶろぐ

劇評かわら版「因幡屋通信」主宰
宮本起代子による幸せの観劇記録。
舞台の印象をより的確により豊かに記せますよう・・・

因幡屋通信41号完成

2012-05-26 | お知らせ

 因幡屋通信41号が完成し、本日各設置先劇場やギャラリーへ発送いたしました。
*「あしたのリー ~演劇のもたらす希望について~」と題しまして、今年3月に下北沢のザ・スズナリで上演された『黄色い月-レイラとリーのバラッド-』を取り上げました。カラーはグリーンです。
えびす組劇場見聞録では「戯曲の現在・過去・未来」をテーマに、北村想の『寿歌』について、3月に本多劇場で上演された加藤健一事務所版を中心に考えました。こちらはクリーム色。それぞれブログ記事をリンクしておきましたので、ご参考までに。

 今号より大阪のウィングフィールドさん、TORII HALLさん、HEP HALLさん、インディペンデントシアターさん、仙台のせんだい演劇工房10-BOXさん、千代田区の3331 Arts Chiyodaさんにも設置していただけることになりました。ご理解とご協力に心から感謝いたします。

 

 意図したわけではありませんが、どちらも3月の下北沢で出会った舞台によって、考えるきっかけや意欲を与えられたことになります。十代の終わりから通い続けている演劇の街は懐かしさと新鮮さが同居する不思議な場所です。それなのに因幡屋通信、えびす組劇場見聞録いずれも設置していただいている劇場が一か所もないという(苦笑)。
 創刊当初からしばらくは設置してくださったのですが、スペース的にむずかしくなってやむなく撤去となったところもあり、今後の課題であります。
 ともあれ通信、見聞録ともに、今回もどうかよろしくお願いいたします。

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