2012・3・9 金曜日 田舎都会通信
北斗市市渡小学校・祝130周年
北斗市・市渡(いちのわたり)小学校(計良徳子・校長)は
3月9日 130歳の誕生日を迎える
わが家から歩いて5分の小学校
私も子供たちもお世話になった
130年目の太陽も祝福しているよう
150年目 200年目 500年目・・・
太陽が市渡小学校を照らし続けてほしい
創立は明治15年
農家がほとんどで「百姓の子供に学問はいらぬ」
という世相もあった時代に創建されたという
現校舎は昭和52年に落成し 今に至っている
現在 学級数6 児童数は約100人
2015年に北海道新幹線の開業が予定され 東京からの終着駅が校区内にできるので 学校の存続は心配なさそう
校章の外辺は雪の結晶を表し
冬の厳しさに負けない雄々しさを表現
平成14年には 校区の少年野球チーム「市渡イーグルス」が 北海道軟式少年野球選手権大会に出場し健闘した
「夢よもう一度」 まもなく期待できると思う
子供たちが生き生きとがんばれる源は
教職員と父母と地域住民の結束力の賜物
市渡小学校の歴代校長と教職員の皆様が
地域との交流を大切にしていることは
ありがたいこと
写真は平成15年に開催された地域の高齢者とのふれあいの様子です
そば打ち指導者は 元校長
学校正門前に居を構え
子供たちに声援を送り続けています
写真は平成14年度の卒業式の様子です
昭和51年に落成した体育館ですが
今年の観測史上最高の積雪量に損壊被害を受けてしまいました
大雪の影響で3月10日頃に鉄骨屋根が一部損壊した
3月15日 午前7時40分頃 屋根が倒壊
一瞬にして崩れ落ちたそうですが 体育館は使用閉鎖されていたので 子供たちに被害はなかった
記念すべき節目の年に倒壊は残念ですが
自然の破壊力はとめるすべがない
ここは活断層が心配される地域なので
地震に強い体育館が再建されることでしょう
東側(川濯神社側)から見た様子
こぶしが丘の こぶしよ栗よ すずかけよ・・・
校歌は 高校時代の音楽担任・酒井武雄さんが作曲された
思い出を刻む栗の木は二本ある
120周年の年には 樹木医の健木診断を受け 長寿の治療をしたので まだまだ頑張ってくれるでしょう
こぶしが丘で学んだ老いも若きも感謝しながら社会公共のために働いている
また地域住民にとっても 市渡小学校は大事な宝です
130年から先も 市渡小学校は輝きを忘れず歩んでくれるでしょう