田舎都会からの便り

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能登半島地震

2007年04月03日 07時25分49秒 | その他

 

 能登半島地震から10日が過ぎました。

私がお世話になった友人は、被災地の穴水町に住んでいます。

電話で安否を確認すると、大丈夫という元気な声が返ってきました。

それにしても、人的被害が少なかったことは奇跡にも思えます。

とにかく被害が少なく、友人も無事で安心しました。                                                                                                          

  能登市・門前町 総持寺疎院前

 

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 母の先祖は能登。

また、わが家が信仰する曹洞宗本山総持寺疎院が、

被災地の門前町にあります。

昨年そこを訪ねお参りしたこともあり、無縁ではありません。


 日本海の風雪厳しい気候の中で暮らすことは、

勇気のいることに思えた。

母も、能登の暮らしは超質素だと教えるのが口癖でした。

能登の千枚田で米を作る光景を見ると、北海道より作業効率が悪く、

所得をあげることの難しさもあるように感じます。   

     能登市の千枚田  

 

 石川県の財政力も脆弱さをかかえ、今回被害を受けた町の

財政力も裕福ではないと報道されています。

そんな地域を地震が襲うというのだから、自然の慈悲のなさを

嘆かずにはいられない。


 友人の話では、被害の一番大きかった地区は、

門前町・総持寺疎院から約800m海側。

心配は、高齢化率60%の高さだという。

被害家屋を新築することにも迷いが・・・・。

 

 ボランティアで応援に駆けつけてくれる人、

これらに対する宿泊施設などの受け入れ不慣れも心配だという。

災害が起これば、さまざまな問題が出てきますね。


 とかく、自分の地域は大丈夫と思い込んでいます。

いざという時の訓練の大切さを感じます。

 

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