ウペペサンケ山・糠平富士・後編
昨年秋2013年に2013mのニペソツ山に登った
山頂から目の前に見えたウペペサンケ山・約2kmの頂稜は
私を招いているように見えたので初挑戦した
9回連載で紹介します
来年登山を予定されている方の参考になれば幸いです
稜線歩きは気分爽快
天気が良く 無風だから
ガスったり 強風の場合は大変そう
AM 9:05
糠平湖の眺望 回復せず
期待できそうにない
上り下りの繰り返しはきつくはない
上りあり下りありは 筋肉への負担が少なく 助かります
生きる 何としても生きる
そんな思いが伝わってきます
背丈を低くしたりなど 知恵の遺伝が
厳しい気象条件に耐えられるようにしたのでしょう
風が無いと 進みやすい
それに体力消耗が少なく 助かります
昨日は強風だったという 運も味方してくれました
AM 9:18
ハイマツが縄張りにできない場所は
山野草が陣取りしています
雑草も降参する土質に咲く花は 強し
後続の一人登山者が見えました
今日は私たちだけかな と思ってましたが ホッ
AM 9:20
AM 9:35
追い抜いた方は 函館からの来た高齢者でした
同じ道南のよしみ 登山談義に花が咲きました
私たちは今回の目標は糠平富士なので
ゆっくり登山です
大先輩は健脚 走るようにして前進してます
目指すは本峰だそう
私たちの得意は 休憩
AM 9:45
この山は 想像していたより登りがきつかった
1600mピークに着くまでエネルギーが要る
気温高く 太陽の笑う日は 要注意の山に思えた
そのピークを振り返る
高低差はさほどないが 距離が長い
山頂到着 登山口から4時間40分
写真を撮ったり 休憩を長くとったが
それにしても時間がかかり過ぎました
AM 9:50
安全登山を祀る社が 迎えてくれました
小さくても 錆びていていても
キラリと輝いて見えました
タウシュベツ川橋梁 残念 見えず
お隣のニペソツ山も 残念 ぼんやり
本峰方向
峰を2時間ほどで往復できそう
そこから西峰までは すぐ
ニペソツ山を加工した写真です
2013年の記録 興味のある方はご覧下さい
本峰・西峰方向
何度見ても 見飽きない光景です
本峰の道は ニペソツ山を右手に見ながら前進します
タウシュベツ川橋梁方向
加工してみましたが 残念 見えず
下山開始
AM 10:05
晴れているのですが 遠景がイマイチ
まずは トンガリ帽子のピークが目標です
山頂の両サイドの斜面は きつい傾斜
樹木を生えさせない寒風が
下から突き上げてくるのでしょう
自然の為す厳寒は 想像以上なのでしょう
尾根歩きの無風はいいね
この日 私は半袖シャツ1枚でOKでした
何回も 振り返った
山並みの光景が印象に残る山です
願わくば 空気の澄み切った日に登りたい
AM 10:31
山頂からここまで33分
AM 10:38
年配者の方が登ってきました
以前・糠平富士で戻ったので
今回は本峰と西峰に登るという
暗くなる前に登山口に戻りたいらしい
AM 10:33
健脚の男性は早足
アッという間に 次のピークに到着
AM 10:40
健脚者の歩き トントントン
私たちの歩きは トボトボトボ
違いのわかるビールに似ています
菅野温泉分岐まど戻りました
今は通行禁止のようです
13種類の源泉かけ流しのかんの温泉は
今月19日に日帰り入浴から営業再開するという
9月には宿泊棟も再開するようなので
登山道の禁止解除も近いのかも知れない
2007年の記録
かんの温泉
十勝管内・鹿追町 かんの温泉
然別峡谷にある一軒宿
昭和20年建築の木造湯治棟が秘湯をイメージさせる
当主が2年がかりで造った露天風呂が自慢
湯舟の材料はイチイの木
ランプの笠が情緒を誘う
源泉が7ケ所というのもファンにはたまらない
洞窟風の風呂には3種類の源泉
バラエティーな内湯 楽しさ倍増
効能ありそうだが 鹿追町は遠いねえ
AM 10:50
菅野温泉コースの登山道跡はハッキリわかります
踏み跡が残っているうちに復活してほしい
2008年の記録
鹿の湯
十勝管内・鹿追町 かんの温泉の近くにある「鹿の湯」
鹿追の街から25km
管理棟と駐車場に隣接してキャンプ場がある
キャンプ場を抜けると あと100mの入口
ユウヤンベツ川を見ながら平坦な道を進む
川にせり出した鹿の湯
石積みの風呂 41度位の適温
川沿いには 10ほどの源泉が湧き出ている
手前が岩盤をくりぬいた「夫婦の湯」
峡谷の流れを見ていると 時間の経つのも忘れる
湯舟の上流は静かな流れ 下流は荒々しい
振り返る
山頂からここまで55分 人間の歩きも早いなあ
AM 11:00
標高1600mピークに前進
見た目は急登ですが やさしい上りです
ピーク到着 振り返る 山頂から1時間5分
ウペペサンケ山は台地のような形
この形と360度のパノラマが魅力なのでしょう
1700m小ピークあたりで
運が良ければナキウサギに合えるらしい 私は残念賞でした
AM 11:10
糠平湖とタウシュベツ川橋梁跡
ボヤッとした光景はスッキリせず 運に見放されました
中央右・標高1400mピークへ向かいます
下りて 上る もったいない歩きです
振り返る
下りは早い テッペンからここまで30分
AM 11:40
倒木の下を潜ると 思いがけなく難儀します
超えるのは簡単そうに見えますが ・・・
丸太の上にも3年でしょうか
何を考えているのか 動かず 驚かず ひたすら静止
PM 12:07
水場到着
PM 12:30
登山口到着 下りに要した時間2時間45分
この日出会ったのは2人 いずれも男性のひとり登山でした
この山は 気温の高い夏場は敬遠されるのかも知れない
1600mピークまで上れば あとはスイスイスイです
夏場 そして体力を考え
今回は無理せず一等三角点の糠平富士を目指しました
PM 12:50