田舎都会からの便り

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田植え・進化

2018年05月27日 16時25分58秒 | 農業の話

フォト・・・機械化農業 

田舎都会通信フォト毎日更新中

 行雲流水  田植え・進化

大野平野 田植え真っ盛り

昭和時代は正月祝いのような雰囲気の中で行われました

田植え餅や赤飯などを小昼に用意するなど お祭り騒ぎの行事だった記憶があります

今は ひとつの作業手順として 淡々と行われています

 

田植え機で 苗を真っ直ぐ植える技術が必要でした

楽なように見えますが 田んぼの中の運転は大変らしい

今年は・・・運転手不在???

不在の理由は 自動運転田植え機

機器装置が運転代行なんだそう

農業機械の進化はすごい

農村の少子高齢化に対応でき 水稲栽培農家の強い味方になりそう

写真は5月25日北海道新聞・朝刊記事です

「蜜苗」の試験栽培が始まり 普及が進みそうだという

農業の作業効率進化のスピードは早い

農業の少子高齢化をうまくクリアしてほしいなあ

 

過去記事 田植え餅

わが家の恒例行事をしました

恒例行事も高齢行事となり いつまで続くやら

農家ではないが 稲作の豊年満作を祈り 毎年ヨモギの田植え餅を作る

 

もち米も小豆も友達から頂くので 負担は作業だけ

ヨモギの新芽は 山で摘んできました

除草剤散布時代を考えると 里のヨモギは・・・敬遠

このヨモギのアクを除去するのが 見てると大変そう

「ごつい田植え餅」に豊作祈願 

過去記事

田植えは稲作農家の正月元旦

手植え時代は お祭り行事でした

今は機械化が進み 手植えは失せた  

田植えの小昼は 田植え餅だった

薄皮に5~7個包んでプレゼントされた

その中によもぎ餅が なぜか一個でした

家族でよもぎ餅の取り争いという話は よく耳にした

餡は出来合いを買うと 結構高い

しかし農家は自家用小豆を植えていたので 

餡をたくさん入れた「あんこ餅」だった 

田植え餅づくりは難しく 

大先輩の手さばきにかなわない 

わが家は農家ではないが 

稲作の豊年満作を祈り 毎年田植え餅を作る

しかし よごみ餅作りは難しい 

毎年失敗作のオンパレードです 

過去記事   手植えの田植え

日本の農業・稲作の機械化は猛スピードで進化

昭和時代の主流だった田植えの手作業は 見ることも探すことも難儀になりました

温床の苗床では大勢の作業員が 世間話をしながら苗取りをしていました

田んぼでも 大勢で苗植えをしていた光景は 頭に焼き付いています

写真は数年前に撮りました

昨年 私は手植え作業に出会うことはありませんでした

 

少ない反別の高齢所有者が続けていた手植え作業

補植を除き わがやの地域・大野平野で見ることは 無理な光景になりました

正月同様のお祭り騒ぎで行った田植えの様変わり うれしくもあり さみしくもあり

ベトナムや中国の農村部で目に入る光景は 活気あふれています

代掻きや田植え作業の主役は 若者

 

 農村部の働き場所は 農地が主役なのでしょう

日本は機械化が進むと 若者が都会へ移動しました

ベトナムも中国も いずれ日本と同じ道を辿るのでしょう

将来 いろん不安・心配ごとが待ち受けているように映ります

過去記事  田植え

先日 徳島県の棚田百選の集落を歩いた

急傾斜の水田地帯は田植え準備の光景も目に入りました

大型機械が入らない棚田は 耕耘機で作業をしていました

棚田は土地の崩壊を守る作用もあるという

平地より劣る生産性の中での作付けは 集落を守るための意味あいもあるのでしょう

難しいことはわからないが 棚田を守り続けることは至難に映ります

都会の方も参加して守るシステムを国策として取り上げてほしいなあ

「蝦夷地の米は大野から」 北斗市(旧上磯町と旧大野町・合併)は水田発祥の地

先人の拓いた稲作作りが農業の主役です

大野平野は まもなく田植え真っ盛りになります 

 

19日にカッコーカッコーを耳にしました

カッコーの声が響くと 栽培OKです

昨日21日 大野平野のあちこちで田植えが始まりました 

棚田地帯とは正反対の機械化作業ですが 農業経営の課題もあるという 

手植え時代は田植え餅などが振る舞われましたが 今は伝統も簡略切り捨てです 

今時代 減反のお陰もあって 水の心配はなし

恵まれた条件の中 田植えは順調に進むでしょう

願うは 豊年満作気象です 

 過去記事     田植え

昭和時代の田植えは 春のお祭りでした

小中学校を休んで 子守などのお手伝いをする光景を覚えています

あんこ餅を小昼に振舞う習慣もありました

たくさんあった習慣 ほとんど消え去りました 

 

苗は温床で育て 大勢の手で苗取りをしました

今は苗皿で栽培するので 人出は最少で済みます

農業は田舎の働く場でしたが 機械の進んだ今 様相は一変しました

 

今年は天候が良く 苗は順調に育ったようです

広い田んぼには あっと言う間に緑の苗線が引かれます

便利な田植え機登場で馬力は不要となり  お馬さんを飼う農家も姿を消しました

馬の堆肥で土づくりも 目にすることは至難の時代となりました

今月末までには 田植えは終わるでしょう

豊年満作 消費者も農業者も祈念

秋には安くて旨い米が店頭に並ぶことを期待

昔は水争いもあったらしいが 減反の影響もあり心配無用時代

減反政策が無くなると 農業基盤整備の進んだ影響で 地域によっては水不足の心配がありそう

過去記事  馬籠宿の田植え   

               岐阜県中津川市馬籠 

   北海道の水田は 平野部がほとんど だが ここは山間部

             傾斜地に水田が当たり前

          

     貴重な水を 田んぼから田んぼへ再利用して引水

          

          北海道の水田と比べれば 非効率的

    利益はともかく 大型機械を導入できる北海道は 

            農作業の効率性に恵まれ

         北の大地に感謝の心 これを感じる

         

               石を積んで切り拓いた

              苦労の汗 感じる

            先祖代々の歴史を教える

         

       写真の水田は 馬籠宿保存地から徒歩5分

         

                田植え機は小型 

        農業法人化の傾向が強まっているが 

       ここでは 家族経営が一番を教えるてくれる

         

                     補植

       昔は 何十人もの女性が横並びで植えた

           腰を痛めたことも 理解できる

          

    自宅から 水田が見渡せるよう 高台に住宅がある

    雨の日も 風の日も 自宅から眺めながら管理できる

            山岳地帯の利点だなあ

          

 

ふるさと 

 毛無山登山道 大石の沼

 

毛無山登山道で咲く ミドリニリンソウ

 

 車中泊 車中泊まとめ Kizasi.jp「車中泊」    

楽々散策・総集編 

  

虹の仲間の森 2014・12・4~

 


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