田舎都会からの便り

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雲南省78元陽・新街鎮22

2012年04月07日 03時00分00秒 | 中国・雲南省の話

              田舎都会通信

 

雲南省78元陽・新街鎮22

棚田が130k㎡の規模を誇る元陽

棚田のある地域の中心街は 新街鎮

元陽の行政府の集まる街は 南沙鎮


元陽の新街鎮から15kmほどに埧達(バーター)風景区

ここには666ヘクタールの棚田がある

標高約1500mから見下ろすと 

棚田は波をうってるように見える 

深い深い谷間は 

太陽が当たる場所と当たらない場所があり 

この織り成す色彩は 

観光客を魅了する

ハニ族 イ族 ミャオ族 タイ族などの少数民族は

棚田で収穫する米を主食にして 自給自足に近い生活をしている

ここに住む民族に 

北京で決めたルールを押し付けることは無理のよう

民族古来の慣わしを守ってやることが必要なのでしょう

元陽県の棚田は 

日本の棚田の約半分を占める広さ

中国は 広い 大きい

光が当たる田んぼの一枚一枚の輝きは 

人間の顔のように それぞれ違う 

段差の高さは 人間の背丈より高く

高所恐怖症の私には 怖い高さばかり

上に上がるには 知恵の道がつけられている

観光旅行者を

日の出前・昼間・夕日の沈む頃の3回 見学に連れて行く

それぞれの棚田の表情を見せるためだそう

まもなく世界遺産になる貴重な棚田だが 

数日間 毎日同じ光景を目にすると・・・・・

 

谷底からの棚田の枚数は 数千段

耕した少数民族の汗流に驚きます

今日を生きるための努力の結晶なのでしょう

 


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