追分三味線・悦絃会発表会 2014
追分三味線師匠・内村悦子さんの門下生発表会
会場は函館市東山町会会館
写真向かって右下が師匠
後方 左が尺八・野村翠章師匠
右が江差追分会函館声徳会支部長・内村徳蔵師匠
お弟子さんは6人
手・指の位置がいろいろは愛嬌 同じ音色を奏でてます
構え余裕の独奏 貫禄が伝わってきます
原和良さん 「函館甚句」
2曲目は歌付き演奏 「ソーラン節」
江差馬子唄 難しい曲に挑戦
吉村敬子さん 和やかな表情がスローの民謡にピッタシ
江差馬子唄 唄が入ると演奏の雰囲気はガラリと変わります
おばこ な~あ~~ 「秋田おばこ」
本間身衣子さん 師匠は不安そうに見つめるが大丈夫大丈夫
「どうだ」 という自信たっぷりの演奏でした
うまくいった うまくいった
表情から満足した演奏だったことが伝わってきます
リンゴ節 唄つきになると演奏が軽快になります
師匠も不安そう 甲島純子さん
「津軽じょんがら節」 学生さんは上達が早そう
満足 満足 余裕の笑顔
難しい曲に挑戦 人一倍の努力をしたのでしょう
中一・小西玲菜ちゃんの「巴音頭」の唄にあわせて演奏
お囃子・太鼓・尺八も加わると 三味の音も羽ばたきます
景気よく 「津軽じょんがら節」演奏の陳祐加代子さん
ミスできない 真剣な表情から伝わってきます
100点 満点
満天の笑顔から 緊張感解放が伝わってきます
「道南櫓漕ぎ唄」 いい曲だねえ
魚がいっぱい獲れた頃の
のんびり漁師さんが浮かんできます
歌い手 古家朝子さん じょうずだった プロ並み
お囃子の役割も大事ですね
グ~ンと盛り上げてくれます 三味線も唄も
追分三味線伝承に熱意をささげる内村悦子師匠
プロを育てるという気負いはなく さりげなく後世に伝えたい
そんな夢をお弟子さんに期待しているのでしょう
お弟子さんも 心の栄養剤となる趣味的手習いなのでしょう
でも いつか だれか 一歩も二歩も抜き出る人がでそう
江差の故近江タキ追分三味線名人に師事して得とくした技は
師匠の飾らぬ服装と人柄からにじみ出ています
ボランティア友情出演 山本弘子さん
ボランティア友情出演 追分踊り「なごみの会」
ボランティア友情出演 澁田恵さん
ボランティア友情出演 野村翠章師匠
師匠のご主人 内村徳蔵さんがプロデューサー
一から十まで自分のことのように駆け回り 心配もします
家内のためなら エンヤコーラ
民謡一家のご主人は 気配り満点
心配は 順調な年齢加算でしょう
民謡に太鼓は欠かせない
松本みつ子先生の叩く音色は 「いいね」
心強い応援者 娘さんの澁田恵さん
江差追分全国大会でも順位を上げてきた
優勝は近づいた 「まもなく」 私は期待している一人です
民謡・民舞日本民謡協会道南連合大会では
「江差追分」を唄い優勝した
優勝のご褒美は東京・両国国技館での
全国大会・内閣総理大臣賞争奪戦出場
海を見ながら練習する成果が 10月に出ることを祈りたい
三味線を習う人は 少ない
でも 誰かが伝承しなければ廃れてしまう
民謡は 歌い手さんだけでは引き立たない
三味線 尺八 太鼓 お囃子 どれも欠かすことはできない
日本の「和食」が世界遺産に登録され
まもなく世界に羽ばたく
日本の伝統民謡も
和食の盛りたて役として注目されてほしいなあ
お弟子さんが独奏する機会は ほとんどなさそう
こじんまりながらも発表できることは 私には幸せに映る
師匠のお弟子さんを輝かす配慮は
簡単にできることではない