2012・3・27 火曜日
田舎都会通信
冬山登山
冬山登山 という言葉からはピッケル・アイゼン・ロープ・・・本格的装備が連想されると思うが 私の紹介する冬山登山は 低い山を相手の単なる「冬の山登り」です
ようやく夏山登山にも少~~し慣れたので かんじきを履いた低山を楽しむことに挑戦することにしました
長靴とアルミかんじきを買い求め いざ出陣です
山仲間で長靴を履いてかんじきという方は少ない
指導者の話では 足に遊びがありアキレス腱などが疲れやすいそう
若い頃 かんじきを履いて山ウサギの追い込みをしたことがある
当時は ハンターはじめ 山に分け入る全員が長靴でした
そのことが頭にあり 長靴が私に一番ピッタシ と決め込みました
指導者の歩き方を見ていると かんじきを高く上げ リズム感をつけて進む
足を高く上げると太ももなどが疲れやすいそう
無理せずゆっくり歩を進めることがベターのよう
雪の上を歩くとバランスが崩れやすい
私のような初心者はムダな動作で疲れを倍増させそう
プラスチック製の西洋かんじきはすり足で歩くことができ
疲れを最小限にする利点があるという
写真は雪に西洋かんじきが埋もった跡ですが
ここから足を抜くには手助けが必要でした
西洋かんじきを履いて埋まることは
要注意ということを教えられました
大ベテランのアルミかんじきは長方形で 装着も万全です
装着をしっかりさせないと 途中でのトラブルが多いという
そのことが原因で無理な歩き方をすると
足腰を痛めることにもつながるという
長方形の良さがわかりました 急峻な下りをスイスイスイです
でも こういう滑りはベテランでないと無理のよう
バランス感覚 膝の強さなどがないと 直ぐに雪の中へ突っ込みます
見た目と実践では 雲泥の差がありそう
倒れそうヤバイと思ったら
尻滑りに切り替えることだそう
子供の頃 ダンボールを使って滑った 尻滑り
年を重ねると つらいことを体験できます
両足を揃えて上げ そしてバランスをとりながら滑ることは
若くないと無理ということを思い知らさせてくれる
ダンボール不要
便利なものが商品化されている
この滑り方が単純ですが 安全のよう
風が運んで来た枯葉
融かす貢献をしている
地温の高い場所は 雪の下は大きな空洞
足を落とさないよう 要注意です
冬山登山は天候次第で 楽しみにもなり 苦しみにもなる
引率指導者の出発前注意は
「天候が悪くなったら 引き返します」でした
運よく 山頂が見え 登ることができました
山頂から下山開始30分
振り返ると山頂は雲に覆われ悪天候
この日は風が強く 雲が流れやすかったのでしょう
山の天候は 一時も油断できないことを教えられました
傾斜地での指導者の注意は 雪崩
裂け目や割れ目が牙を剥いているよう
「こんな場所が まさか」
留まらず前進が大事なことのよう
足跡はあれど 姿形はみせず
山で生きる動物の足跡を見つけると
動物愛護の大切さを教えられる
最近 譲り受けたペットを虐待するニュースが多いことが 頭を巡ります
ミニミニ樹氷も楽しめる