フォト・・・創業1900年・濁川温泉「新栄館」
更新は 私が「元気で自遊人」している写真記録の便りです
濁川温泉郷
過去記事2018年 高齢者の自己防衛
行雲流水 新栄館・濁川温泉2020
私が一年に一回だけ浸かる温泉 北海道森町濁川温泉 新栄館
浴舎は明治33年(1900年)創業以来 そのまんま
(別棟に新館があります)
写真の建物は大正時代に建てられ そのまんま
ご主人の「そのまんまの温泉だよ」のひと言が耳から離れない
そのまんま そのまんま 一つだけ変化がありました
前回はご主人が電車の車掌さんが使っているような小さなバックを腰紐で下げてました
今回は手間暇省く方式に変えてました
写真は北海道北湯沢温泉郷の無地対応旅館でパチリ
以前は建具職人がいて修理には困らなかったが 最近は失せた
ここも そのまんま そのまんま
階段を下りると そこは脱衣所
湯船3ケ所も そのまんま そのまんま
新栄館のことについては 下記の過去記事をご覧下さい
過去記事2019年 新栄館・濁川温泉2019
私が知ってから 入浴料はそのまんまそのまんま
料金表も そのまんまそのまんま
浴舎は明治33年(1900年)創業以来 そのまんま
写真の建物は大正時代に建てられ そのまんま
ご主人は 「そのまんまの温泉だよ」
下記に2008年と2012年の記録を載せましたので そのまんま 確認して下さいね
ヒノキの雪見障子の廊下を歩くと 気分はレトロ
人生 いろいろ
宿の経営も いろいろ
昔のまんまを伝える温泉経営 これもまた好し
2008年7月の記録 濁川温泉・新栄館
北海道森町・濁川温泉 「新栄館」
歴史を刻んだ建物を守りながら 営業中
写真右側に 新館が建っている
秘湯というほどの僻地ではない
古くから 湯治場的雰囲気の温泉として親しまれてきた
創業は明治
昭和10年2月8日に 内務省から温泉のお墨付きをもらっている
内湯舎
木造の廊下 ギシギシさせながら進む
階段を下りると そこは脱衣場だった
窓側が男性用 手前が女性用
簡素なつくりに 歴史を感じる
湯船は3ケ所
混浴だが 新館に女性専用が用意されている
熱めのお湯だが 水で調整可能
岩をくり貫いた湯船は ザラザラしている
洗い場も風情がある
温泉の色は うすいグリーン
湯治場を守ることは 管理維持費がかさみ容易でない
入浴料金400円
2012年2月の記録 新栄館・濁川温泉
北海道森町 濁川温泉・新栄館
建物から明治・大正のよき時代が伝わってくる
高齢のご夫婦が湯守りをがんばっている
玄関を入ると 正月飾りが出迎えてくれる
玄関を入って左の突き当りが浴場棟
「湯銭」の張り紙が ご高齢経営者を感じさせる
入浴料は400円
女湯は玄関から右側の新館にある
建具から湯治場として繁栄した時代が想像できる
昔の湯治場は階段が多かった
階段を一歩一歩下りる雰囲気は
温泉宿のよき風情を感じる
脱衣所の仕切り
今時期は湯気がたちこめ 写真はうまく撮れない
うすいグリーン色の湯は
多くのファンの体を癒してきたのでしょう
岩をくりぬいた湯船は ザラザラ
湯華の造形が 効能あらたかを感じさせる
お湯を配る菅掃除で悩む温泉が多いが
ここの湯路は維持管理が楽そう
浴槽への配湯は布切れで調整 これも知恵ですね
源泉かけ流しの湯ですが
湯温調整の水道栓があり
熱い湯温が苦手がニコッとする配慮がされている
防火対策もバッチリ
温泉宿はいろんな経費の必要な維持管理が多そう
建物を維持しながらの経営は 大変そうに感じる
外気の低温は 浴場棟に氷柱をプレゼント
小さな盆地は湯熱を利用したトマトやキュウリの特産地
すぐ近くには 森地熱発電所がある
濁川に数軒ある温泉宿が飛躍するチャンスはありそう
ふるさと
「鵜川五郎 作品紹介34」
落日 1939年作