ばん馬競争
昭和時代 田舎の楽しみのひとつに「ばん馬競争」がありました
農耕に貢献していた馬は大事に育てられていた
毎日 時間をたっぷり使い 馬体をブラシでピカピカに磨いた
ご機嫌が悪い時は 馬主を蹴ったり齧ったりした
写真は馬を宥めることに苦労する場面です
ポニーのような小さな馬も力持ちです
ばん馬競争で活躍すると評価は上がる
昭和時代は数百万円する馬が農耕で働いていた
ばん馬競争発走合図は 赤旗
馬は疲れると 革のタズナで叩かれても 動かなくなる
というより 動けないのでしょう
人間はに励ましの言葉を受けても 知らんふりの馬
「馬の耳に念仏」です
昭和時代の商品は高級家具や電化商品など豪華でした
商品をタイヤ馬車に積んで凱旋帰宅する光景は
今でも脳裏に焼き付いています
今は賞金だそう
ばん馬競争は タズナ捌きも優勝を左右しそう
馬の気性を知り尽くてないと うまく障害を越えられないようです
昔は観客も馬場に入り込み レースを興奮させた
酔いも手伝っての喧嘩やトラブルも多かった
今は無関係者が馬場に入ると
賞金没収という厳しい処分があるよう
馬はおっとりしていて おとなしい
でも 気性の荒い馬は 怖い
価値ある馬は風格があり 素人でもわかる
強くなると ランク上のばんえい競馬で活躍できるのでしょう
楽しみは 飲食しながらの馬談義
我が家の近所 馬が減りました
農耕の仕事はトラクターに奪われ 開店休養の日々
このままでは 動物園でなければ・・・・
馬を飼うことは 経費が相当かかります
馬が好きでも 飼えない人も多いよう
それに堆肥などの臭いのこともあり 難問も多そう
今は 馬好きファンは多い
しかし ファンの高齢化が顕著だそう
馬の将来 ウマくいくか
一番心配しているのは「馬さん」でしょう