高橋悠治:p、synth、坂本龍一:p、synth、高橋ゆうじ:synth
豊住芳三郎:per、富樫雅彦:per
富樫雅彦が現代音楽で有名なPianist 高橋悠治と共演し、教授も参加していることで有
名なレコード。76年6月録音。A面は富樫雅彦が、B面は高橋悠治がルールを決めて即興
演奏を繰り広げています。
富樫、高橋Duoに豊住、教授が加わり様々な音が飛び交うA-2 礼魂、口琴始め様々な
民族楽器とsynth、dsがDopeな世界を構築するB面黄昏、などアルバムを通して楽しめま
なかなか興味深い内容です。
トゥワイライト(紙ジャケット仕様) 価格:¥ 1,785(税込) 発売日:2006-06-21 |
Barry Guy : b 、Fred Van Hove : p
ユーロフリーを代表するBassist Barry Guyの日本企画盤。おそらく85年に来日した
際のJapan Tourの録音と思われます。レーベルは仙台のJazz 喫茶の自主レーベル
Jazz & Now。ここからアナログは前述の2枚とこれともう一枚でているようです。製作
はこのサイトではおなじみのコジマ録音!コジマ録音製作のJazzの自主盤はいったい
何枚でているのでしょうか?謎ですね。
Sub Tittle がSolo & Duo ImprovisationとあるようにストイックなFree Jazzを展開して
います。BassのFree でありながらメロディックに聴こえ意外と聴きやすくBassでこんなに
色々な音がでるのかと思わせなかなか味わい深い内容です。
杉本喜代志:g、池田芳夫:b、岡山和義:ds
川崎燎:g、小泉僖美男:b、村上寛:ds
増尾好秋:g、鈴木良雄:b、渡辺文男:ds
高柳昌行:g、吉沢元治:b、pipe、per、voice、豊住芳三郎:per
当時、一線で活躍していたJazz Guitaristが一同に介した非常に貴重な音源。70年2月
録音。バックも錚々たる面子ですね。
現在のDJ的視点から考えると、A-1とB-2 がJazz Funk Tuneでなかなか使えそうと思われ
ますが、このレコードははっきりいってA-4の集団投射がダントツの存在感を放っています。
Trioでありながら圧倒的な音数、音量、音色、で混沌とした音の塊を浴びせかけてきます。
完全に他の曲を圧倒しています。激しくオススメです。ちなみに和ジャズディスクガイド掲載
盤みたいです。一度書いてみたかった。笑
土取利行:per、坂本龍一:p、voice
コジマ録音のレーベルALMのNew Improvisational Music シリーズの一枚。あの教授
参加の幻のレコードで、激レア盤として有名ですね。もともとコジマ録音は現代音楽、クラ
シックのレーベルだったのですが、間章人脈により当時の日本人Free Jazzがかなりでて
います。土取利行はそっちの人脈で、当時の坂本龍一はどちらかといえば現代音楽の
人脈だそうです。録音は75年8月。
様々なパーカッションの音色が印象的で、ミニマルなリズム、怪しいヴォイスとDope な
世界観にどんどん引き込まれていきます。深いです。Free、Improvisationは避けられがち
ですが、意外とClubを経過した耳には心地よく感じられます。ちなみにこの前のDo it Jazz!
でかけました。これから、レコードバッグに常在しそうな一枚です。
ディスアポイントメント - ハテルマ 価格:¥ 2,300(税込) 発売日:2005-03-24 |