Infinite Sounds

JazzやRockを中心にDeep、Creative、Spiritualな音源を紹介していきます。

高柳昌行 / AXIS ANOTHER REVOLABLE THING / Offbeat

2011-04-14 23:11:45 | Jazz 日本人

Takayanagiaxispart1

 高柳昌行:g、森剣治:sax、井野信義:b、山崎弘:ds

 ストイックなまでに自己の音楽を追求していく高柳昌行New Direction Unitの75年9月5日

の安田生命ホールでのLive音源。レーベルは沖至、翠川敬基、高木元輝といった当時の

Free Jazzの一線で活躍していた面子の音源をだしているOffbeatから。といっても、当時

の日本のFree Jazzの面子は数えられるくらいしかいなかったようですが。

 演奏者同士が格闘しているかのように音が飛び交うB面全部を使用したFragment Ⅳ

(集団投射)が飛びぬけて格好よいです。集団投射はどの録音も最高ですね。


富樫雅彦 + 高橋悠治 / Twilight / DENON

2011-04-11 23:44:08 | Jazz 日本人

Togashitakahasi

  高橋悠治:p、synth、坂本龍一:p、synth、高橋ゆうじ:synth

 豊住芳三郎:per、富樫雅彦:per

 富樫雅彦が現代音楽で有名なPianist 高橋悠治と共演し、教授も参加していることで有

名なレコード。76年6月録音。A面は富樫雅彦が、B面は高橋悠治がルールを決めて即興

演奏を繰り広げています。

 富樫、高橋Duoに豊住、教授が加わり様々な音が飛び交うA-2 礼魂、口琴始め様々な

民族楽器とsynth、dsがDopeな世界を構築するB面黄昏、などアルバムを通して楽しめま

なかなか興味深い内容です。

トゥワイライト(紙ジャケット仕様) トゥワイライト(紙ジャケット仕様)
価格:¥ 1,785(税込)
発売日:2006-06-21


Barry Guy / Assisr / Jazz & Now

2011-04-09 16:18:59 | Jazz 日本企画盤

Barryguy

 Barry Guy : b 、Fred Van Hove : p

 ユーロフリーを代表するBassist Barry Guyの日本企画盤。おそらく85年に来日した

際のJapan Tourの録音と思われます。レーベルは仙台のJazz 喫茶の自主レーベル

Jazz & Now。ここからアナログは前述の2枚とこれともう一枚でているようです。製作

はこのサイトではおなじみのコジマ録音!コジマ録音製作のJazzの自主盤はいったい

何枚でているのでしょうか?謎ですね。

 Sub Tittle がSolo & Duo ImprovisationとあるようにストイックなFree Jazzを展開して

います。BassのFree でありながらメロディックに聴こえ意外と聴きやすくBassでこんなに

色々な音がでるのかと思わせなかなか味わい深い内容です。


V.A. / Guitar Workshop / Union

2011-04-06 23:50:14 | Jazz 日本人

Guitarworkshop_2

 杉本喜代志:g、池田芳夫:b、岡山和義:ds

 川崎燎:g、小泉僖美男:b、村上寛:ds

 増尾好秋:g、鈴木良雄:b、渡辺文男:ds

 高柳昌行:g、吉沢元治:b、pipe、per、voice、豊住芳三郎:per

 当時、一線で活躍していたJazz Guitaristが一同に介した非常に貴重な音源。70年2月

録音。バックも錚々たる面子ですね。

 現在のDJ的視点から考えると、A-1とB-2 がJazz Funk Tuneでなかなか使えそうと思われ

ますが、このレコードははっきりいってA-4の集団投射がダントツの存在感を放っています。

Trioでありながら圧倒的な音数、音量、音色、で混沌とした音の塊を浴びせかけてきます。

完全に他の曲を圧倒しています。激しくオススメです。ちなみに和ジャズディスクガイド掲載

盤みたいです。一度書いてみたかった。笑


土取利行、坂本龍一 / Disappointment - Hateruma / ALM

2011-04-06 00:56:32 | Jazz 日本人

Hateruma

 土取利行:per、坂本龍一:p、voice

 コジマ録音のレーベルALMのNew Improvisational Music シリーズの一枚。あの教授

参加の幻のレコードで、激レア盤として有名ですね。もともとコジマ録音は現代音楽、クラ

シックのレーベルだったのですが、間章人脈により当時の日本人Free Jazzがかなりでて

います。土取利行はそっちの人脈で、当時の坂本龍一はどちらかといえば現代音楽の

人脈だそうです。録音は75年8月。

 様々なパーカッションの音色が印象的で、ミニマルなリズム、怪しいヴォイスとDope な

世界観にどんどん引き込まれていきます。深いです。Free、Improvisationは避けられがち

ですが、意外とClubを経過した耳には心地よく感じられます。ちなみにこの前のDo it Jazz!

でかけました。これから、レコードバッグに常在しそうな一枚です。

ディスアポイントメント - ハテルマ ディスアポイントメント - ハテルマ
価格:¥ 2,300(税込)
発売日:2005-03-24