まずは小菅氏を参与として投入した記事から
札幌市:「円山」再生手助け 旭山動物園前園長・小菅氏が参与に /北海道
毎日新聞 2015年10月24日 地方版
マレーグマやマサイキリンなど飼育動物の急死が相次いだ札幌市円山動物園の再生に向けて、アドバイザー役として旭川市旭山動物園の前園長、小菅正夫氏(67)が23日、札幌市環境局の参与に就任した。小菅氏は記者会見で「飼育現場と一致団結して頑張りたい」と意気込みを語った。
非常勤で、任期は来年3月31日まで。札幌市は、飼育管理体制の見直しや、2018年度を目標に予定しているアジアゾウの導入などに関して助言を求める。辞令を手渡した秋元克広市長は「小菅さんの経験と力を市民の信頼回復に生かしたい。厳しい意見もあるかもしれないが、しっかり受け止めて実現したい」と期待を寄せた。
円山動物園では、別の個体に襲われたマレーグマが7月に死んだ事故以降も、グラントシマウマやマサイキリン、ニホンザルなどの飼育動物が急死している。小菅氏は、円山動物園では園長や獣医師が市の人事異動で一定期間で交代してしまう現状を念頭に「専従であるべきだと思う。(旭山動物園では)私は長期的視点で取り組むことができた」と述べた。
小菅氏は北海道大獣医学部卒。1995〜2009年に旭山動物園の園長を務め、野生に近い、動物本来の姿を見せる「行動展示」などで、同園を全国屈指の人気動物園に育て上げた。
http://mainichi.jp/area/hokkaido/news/20151024ddlk01010011000c.html(そのうちリンク切れます)
小菅氏は参与として就任してから何回も出勤しているが、ウッチーの件については公に言及していないようだ。ということは、あのようなことはたいした問題ではなくて、特別でもなんでもなく、案外どこの動物園でもやってるってことなのかもしれないとも思えてしまう。
動物を生業としているおおきめの施設、例えば犬や猫の繁殖場、ペットショップ、乗馬施設、動物プロダクションなどではほとんどが表に出さないだけで、自ら手を下さないにしても、こっそり間引き処分していると思う。安心してられるのは保護目的の猫カフェくらいだろうか。
そういう現実を考えてみた場合、同じ展示動物を扱う動物園にも例外はないと考えた方が自然である。
人間の勝手で檻に閉じ込められ、見世物にされ、繁殖相手を決められて都合のいい時に産まされ、数が多くなったりして必要がなくなれば殺されているのが現実なのかもしれない。
だとすると
〇円山動物園の基本理念は「人と動物と環境の絆をつくる動物園」
〇円山動物園の役割は「高度な飼育技術を生かして希少動物の繁殖を担うこと」や動物を通し「いのちの大切さ」や「親子の愛」「地元の自然環境を思う気持ち」を伝えること…
とうたっている内容と現実はあまりにも矛盾があり、ダブルスタンダード(二律背反)すぎやしないか。これが世の中の現実なのだとすればあまりにも悲しい。公園としてだけではなく博物館という教育施設でもある立場であるなら、子供たちにどのように説明しろと言うのだろうか?
「円山動物園の概要」参照↓
https://www.city.sapporo.jp/kansa/f02keka/documents/hoka260324_02.pdf#search='%E5%8B%95%E7%89%A9%E5%9C%92%E3%81%AE%E5%8B%95%E7%89%A9+%E6%B3%95%E7%9A%84%E3%81%AA%E4%BD%8D%E7%BD%AE'
動物園での口減らし目的の間引きが法的に赦されることだとしても、動物の処分(できれば使いたくない嫌な言葉である)は安楽死など苦痛をできる限り与えない方法で処分するということは守らなければならない。
ウッチーが間引き処分されたのだとすると処分の仕方が問題で、執拗に何回も雄熊に襲わせて苦痛を与えたのは動物愛護法に違反している可能性は大きく、刑事罰の適用が精査されるべきである。札幌市民の財産である動物を勝手に処分するようなことがあるなら足を洗ってほしいと思う。
今、長寿ギネスを狙えたウッチーという日本の誇りであるマレーグマを虐待しながら殺したという事件はこのままでは済ませないぞというプロジェクトが進行中みたいなので、その日に備えて、首を洗っておいた方がいいと思う。
円山動物園も所属している日本動物園水族館協会によると動物園と水族園には次の4つの目的があるという。
〇種の保存
〇教育・環境教育
〇調査・研究
〇レクリエーション
●絶滅危惧種のウッチーの命を軽視し傷つけ死なせた
●その様子を学生や子供たちにも見せた
●同居訓練なるものを何も調べず決めた
●その結果残虐なショー?を何度も来園者に見せた
このように円山動物園は真逆なことをやっているのに、協会を除名にならないのはなぜだろうか?指導くらいは入ったのだろうか?そうでなければ、ただの天下り機関の一つに過ぎなくなる。たくさんの抗議メールが送付されたことだと思うので、回答書くらいサイトに載せる義務があるだろうに、ウッチーの事件については一言も触れていない。一体お仕事は何してるのって聞きたくなってしまう。
日本動物園水族館協会のサイト↓
http://www.jaza.jp/index.html
今春にイルカ漁に対するニュースで日本の水族館からイルカショーが今後消滅する恐れがあるとにぎわした内容が書いてあるページを見つけたので貼らせていただいた。
WAZA(世界動物園水族館協会)がJAZA(日本動物園水族館協会)の会員資格停止を決定!
http://animalnetwork.jimdo.com/2015/04/27/waza-%E4%B8%96%E7%95%8C%E5%8B%95%E7%89%A9%E5%9C%92%E6%B0%B4%E6%97%8F%E9%A4%A8%E5%8D%94%E4%BC%9A-%E3%81%8Cjaza%E3%81%AE%E4%BC%9A%E5%93%A1%E8%B3%87%E6%A0%BC%E5%81%9C%E6%AD%A2%E3%82%92%E6%B1%BA%E5%AE%9A-%E5%A4%AA%E5%9C%B0%E7%94%BA%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%AB%E7%8C%9F%E5%95%8F%E9%A1%8C/
結局要望を受け入れて除名処分にはならなかったが、ウッチーの事件でさらに国際社会から取り残されることにならないように、しっかり対処する必要があることを関係機関は認識してほしいと思う。
ウッチーの事件は国際的にも
恥ずかしいなって思う方は
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札幌市:「円山」再生手助け 旭山動物園前園長・小菅氏が参与に /北海道
毎日新聞 2015年10月24日 地方版
マレーグマやマサイキリンなど飼育動物の急死が相次いだ札幌市円山動物園の再生に向けて、アドバイザー役として旭川市旭山動物園の前園長、小菅正夫氏(67)が23日、札幌市環境局の参与に就任した。小菅氏は記者会見で「飼育現場と一致団結して頑張りたい」と意気込みを語った。
非常勤で、任期は来年3月31日まで。札幌市は、飼育管理体制の見直しや、2018年度を目標に予定しているアジアゾウの導入などに関して助言を求める。辞令を手渡した秋元克広市長は「小菅さんの経験と力を市民の信頼回復に生かしたい。厳しい意見もあるかもしれないが、しっかり受け止めて実現したい」と期待を寄せた。
円山動物園では、別の個体に襲われたマレーグマが7月に死んだ事故以降も、グラントシマウマやマサイキリン、ニホンザルなどの飼育動物が急死している。小菅氏は、円山動物園では園長や獣医師が市の人事異動で一定期間で交代してしまう現状を念頭に「専従であるべきだと思う。(旭山動物園では)私は長期的視点で取り組むことができた」と述べた。
小菅氏は北海道大獣医学部卒。1995〜2009年に旭山動物園の園長を務め、野生に近い、動物本来の姿を見せる「行動展示」などで、同園を全国屈指の人気動物園に育て上げた。
http://mainichi.jp/area/hokkaido/news/20151024ddlk01010011000c.html(そのうちリンク切れます)
小菅氏は参与として就任してから何回も出勤しているが、ウッチーの件については公に言及していないようだ。ということは、あのようなことはたいした問題ではなくて、特別でもなんでもなく、案外どこの動物園でもやってるってことなのかもしれないとも思えてしまう。
動物を生業としているおおきめの施設、例えば犬や猫の繁殖場、ペットショップ、乗馬施設、動物プロダクションなどではほとんどが表に出さないだけで、自ら手を下さないにしても、こっそり間引き処分していると思う。安心してられるのは保護目的の猫カフェくらいだろうか。
そういう現実を考えてみた場合、同じ展示動物を扱う動物園にも例外はないと考えた方が自然である。
人間の勝手で檻に閉じ込められ、見世物にされ、繁殖相手を決められて都合のいい時に産まされ、数が多くなったりして必要がなくなれば殺されているのが現実なのかもしれない。
だとすると
〇円山動物園の基本理念は「人と動物と環境の絆をつくる動物園」
〇円山動物園の役割は「高度な飼育技術を生かして希少動物の繁殖を担うこと」や動物を通し「いのちの大切さ」や「親子の愛」「地元の自然環境を思う気持ち」を伝えること…
とうたっている内容と現実はあまりにも矛盾があり、ダブルスタンダード(二律背反)すぎやしないか。これが世の中の現実なのだとすればあまりにも悲しい。公園としてだけではなく博物館という教育施設でもある立場であるなら、子供たちにどのように説明しろと言うのだろうか?
「円山動物園の概要」参照↓
https://www.city.sapporo.jp/kansa/f02keka/documents/hoka260324_02.pdf#search='%E5%8B%95%E7%89%A9%E5%9C%92%E3%81%AE%E5%8B%95%E7%89%A9+%E6%B3%95%E7%9A%84%E3%81%AA%E4%BD%8D%E7%BD%AE'
動物園での口減らし目的の間引きが法的に赦されることだとしても、動物の処分(できれば使いたくない嫌な言葉である)は安楽死など苦痛をできる限り与えない方法で処分するということは守らなければならない。
ウッチーが間引き処分されたのだとすると処分の仕方が問題で、執拗に何回も雄熊に襲わせて苦痛を与えたのは動物愛護法に違反している可能性は大きく、刑事罰の適用が精査されるべきである。札幌市民の財産である動物を勝手に処分するようなことがあるなら足を洗ってほしいと思う。
今、長寿ギネスを狙えたウッチーという日本の誇りであるマレーグマを虐待しながら殺したという事件はこのままでは済ませないぞというプロジェクトが進行中みたいなので、その日に備えて、首を洗っておいた方がいいと思う。
円山動物園も所属している日本動物園水族館協会によると動物園と水族園には次の4つの目的があるという。
〇種の保存
〇教育・環境教育
〇調査・研究
〇レクリエーション
●絶滅危惧種のウッチーの命を軽視し傷つけ死なせた
●その様子を学生や子供たちにも見せた
●同居訓練なるものを何も調べず決めた
●その結果残虐なショー?を何度も来園者に見せた
このように円山動物園は真逆なことをやっているのに、協会を除名にならないのはなぜだろうか?指導くらいは入ったのだろうか?そうでなければ、ただの天下り機関の一つに過ぎなくなる。たくさんの抗議メールが送付されたことだと思うので、回答書くらいサイトに載せる義務があるだろうに、ウッチーの事件については一言も触れていない。一体お仕事は何してるのって聞きたくなってしまう。
日本動物園水族館協会のサイト↓
http://www.jaza.jp/index.html
今春にイルカ漁に対するニュースで日本の水族館からイルカショーが今後消滅する恐れがあるとにぎわした内容が書いてあるページを見つけたので貼らせていただいた。
WAZA(世界動物園水族館協会)がJAZA(日本動物園水族館協会)の会員資格停止を決定!
http://animalnetwork.jimdo.com/2015/04/27/waza-%E4%B8%96%E7%95%8C%E5%8B%95%E7%89%A9%E5%9C%92%E6%B0%B4%E6%97%8F%E9%A4%A8%E5%8D%94%E4%BC%9A-%E3%81%8Cjaza%E3%81%AE%E4%BC%9A%E5%93%A1%E8%B3%87%E6%A0%BC%E5%81%9C%E6%AD%A2%E3%82%92%E6%B1%BA%E5%AE%9A-%E5%A4%AA%E5%9C%B0%E7%94%BA%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%AB%E7%8C%9F%E5%95%8F%E9%A1%8C/
結局要望を受け入れて除名処分にはならなかったが、ウッチーの事件でさらに国際社会から取り残されることにならないように、しっかり対処する必要があることを関係機関は認識してほしいと思う。
ウッチーの事件は国際的にも
恥ずかしいなって思う方は
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