忍之閻魔帳

ゲームと映画が好きなジジィの雑記帳(不定期)。
*当サイトは商品やサービスへのリンクにアフィリエイトを使用しています。

PS3の週間販売台数、ついに4桁突入、他

2007年05月17日 | 瓦版

■PS3:「NINJA GAIDEN Σ オフィシャルガイドブック付き」
■PS3:「みんなのGOLF 5」

【紹介記事】敷居が下がってジジィも安心。PS3「NINJA GAIDEN Σ」

PS3本体の週間販売台数が、ついに1万台を割り込んだ。
発売以降、圧倒的なシェアで業界をリードし続けて来た
PS2時代からは考えられない失速ぶりである。
「ハード不足さえ解消出来れば徐々に数字を伸ばすはず」と
ハーフミリオンも視野に入れた長期プロモーションを展開していた
「ガンダム無双」が約30万本で頭打ちとなったのを筆頭に、
「控えめに見て15万本」の「バーチャファイター5」が約7万本、
「それでも10万本は・・・」の「プロ野球スピリッツ4」が約5万本と、
控えめに設定されたメーカー目標をさらに下回る現状を
打ち破るほどの弾はまだ見えて来ない。
SCEは現在、「ローカライズはいいのですぐに出せるソフトはないか」と
海外メインのメーカーに打診したり
「みんなのGOLF5」の体験版無料ダウンロードを
当初の5月末から6月30日まで延長したりと
あれこれと策を練ってはいるものの、焼け石に水のようだ。

さらに深刻なのは、PS3の販売台数が
PS2本体の販売台数より下回っていること。
ここ数年のPS2本体購入者の約4割程度は
いわゆる「買い替え需要」と見られている。
PS2本体の販売台数が、PS2との互換性を持つPS3の発売後も
あまり落ちていないということは、PS2の主な購入者層である
買い替え目的のユーザーに対し、
「どうせ買い替えるなら上位機種で」と思わせるだけの将来性を
PS3が提示出来ていないということである。
6月の「NINJA GAIDEN Σ」、7月の「みんなのGOLF5」などで
少しは動くと思うが、それだけで現在PS2を購入している層まで
引き込むのは難しい。

「NINJA GAIDEN Σ」「みんなのGOLF5」ともに
遊べばきっちり楽しめる出来には仕上がっているので
当面は現在PS3を所有しているユーザーに対して
コア向けのタイトルを発売していくしかない。
受難の時は続く。

ここからは少し明るいニュース。
「モンスターハンター ポータブル 2nd」に続く
PSPユーザー期待の星となっていた
「ファイナルファンタジータクティクス 獅子戦争」は
初週で約17万本を販売し、2006年8月発売の
「SDガンダムGジェネレーション ポータブル」を抜き去り
PSPソフトの歴代初動記録第2位となった。
「GジェネP」が初週約15万本から25万本あたりまで伸びているので、
「獅子戦争」も30万本あたりまでは狙えるか。
本体は約3万台と牽引効果はさほど高くなかったが、
「MHP2」などの定番タイトルに若干動きがあったようだ。
ちなみに「MHP2」の累計販売数は約120万本。

「母の日にDSを」というプロモーション効果か、
「母の日」を挟んだDS陣営は「脳トレ」「DS献立全集」などの
全年齢向け・女性向け定番タイトルが好調。
本体も約16万台とめぼしい新作の見当たらない5月商戦も
依然として圧倒的な強さを誇っている。

▼新作予約ランキング(5月1日?5月15日)


1位■DVD:「パプリカDX版Blu-ray版」
2位■DVD:「007 カジノ・ロワイヤル」
3位■DVD:「のだめカンタービレ DVD-BOX」
4位■DVD:「NEON GENESIS EVANGELION DVD-BOX '07 EDITION」
5位■DVD:「ドリームガールズ スペシャル・コレクターズ・エディション」

次点■DVD:「鉄コン筋クリート 限定版通常版」
次点■DVD:「天元突破グレンラガン1 限定版」
次点■DVD:「機動警察パトレイバー DVDメモリアルボックス」

しばらくやっていなかった予約ランキングを久しぶりに紹介。
DVDはいよいよ来週に発売の迫った「パプリカ」、
「カジノ」「のだめ」が上位を独占。
一歩抜けた勢いとなっている。
「パプリカ」は全体の約6割が限定版とさすがに
コアなファンからの支持が高いが、意外にもBlue-Ray版も健闘している。
「鉄コン」「パトレイバー」は集計期間の関係で圏外だが
トータルではトップクラスの人気ぶり。

【紹介記事】夢と現を掻き乱す、筒井康隆×今敏の名コンビ「パプリカ」
【紹介記事】コドモにゃ早いがオトナじゃ遅い「鉄コン筋クリート」



1位■PS2:「オーディンスフィア 豪華設定資料集付き」
2位■Xbox360:「The Elder ScrollsIV:オブリビオン」
3位■DS:「どきどき魔女神判! どき魔女、まほの開運お守り!付き」
4位■Xbox360:「ワイヤレス レーシング ホイール」
5位■Xbox360:「トラスティベル ショパンの夢 DVD付き同梱本体」

次点■Wii:「ドラゴンクエストソード 仮面の女王と鏡の塔」
次点■Xbox360:「フォルツァ モータースポーツ 2」
次点■DS:「ちゅ?かな雀士 てんほー牌娘 Remix」
次点■PSP:「ちゅ?かな雀士 てんほー牌娘 Remix」
次点■DS:「燃えろ!熱血リズム魂 押忍! 闘え! 応援団2」

360勢が思いの外強い結果となったゲーム関連。
明日(17日)発売の「オーディンスフィア」は
発売直前で強烈な猛チャージをかけている。
同じく明日発売の「応援団2」は集計期間外の発表直後に
集中しているので今回はランク外。
「てんほー牌娘」はDS版:PSP版が6:4といったところ。

Wii「ドラゴンクエストソード」は
初回出荷が約25万本程度との案内があったようだ。
「スーパーペーパーマリオ」の初回より若干少ないぐらいか。
足らん気がするが。

【紹介記事】「プリンセスクラウン」の正統なる後継者。PS2「オーディンスフィア」
【紹介記事】「スーチーパイ復活YEAR」の序章。DS&PSP「ちゅ?かな雀士 てんほー牌娘 Remix」
【紹介記事】DS「燃えろ!熱血リズム魂 押忍! 闘え! 応援団2」を、今度こそヒットに導き隊

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いぶし銀の魅力。DS「数陣タイセン」

2007年05月16日 | 作品紹介(ゲーム)

■DS:「数陣タイセン」


「脳トレ」の大ヒットにより雨後の筍のごとく氾濫している
知育ゲームブームに一石を投じる渋い作品が登場した。
今回紹介する「数陣タイセン」は、
完全オリジナル新作でありながら既に定番ソフトの風格さえ漂う
対局型のパズルゲームである。
「漢字+カタカナ」という作品名からピンと来た方も多いと思うが、
DS「直感ヒトフデ」、GBA「通勤ヒトフデ」、DS「瞬間パズループ」など、
任天堂から発売されるパズルゲームと言えば
今やお馴染みとなったミッチェルが開発を手掛けている。

新規タイトルなので簡単にシステムから説明しておこう。
「数陣タイセン」の基本は、将棋盤のような盤上に
1?5までの数字が書かれた札を交互に置いていき、
最終的に得点の多い者が勝ちというシンプルなもの。

数陣タイセン 01←色札 数陣タイセン 02←虹札

札には、プレーヤー自身のみが繋げることが出来る色札と、
対局に参加している全員が繋げることの出来る虹札の2種類がある。
パッケージ写真には虹札は登場しておらず、1P側を示す青色札と
2P側を示す赤色札のみが表示されているが、
最大4人まで同時対戦が可能なので、4P対戦の場合はあと2色の色札と
虹札を合わせた5色の札が盤上を賑わせることになる。

全ての札には「接合部」と呼ばれる「足」が生えている。
上に載せた色札と虹札には上下左右の全てに足が生えているが、
いつも全てに生えているわけではなく
上下のみだったり、右のみだけだったりとバラバラで、
この足の位置が、戦略的に札を繋げる上での重要な鍵となる。
数字と足を上手く組み合わせて出来上がる役は以下の4種類。

数陣タイセン 03

【数列】

・数字の順番にそった繋げ方で、最もベーシックなもの。
 上の場合、「2」の上と右、「1」の右にさらに繋げることが出来る。

数陣タイセン 04

【同数】

・同じ数字を繋げたもの。
 この場合、一番上の「5」の上と、
 一番下の「5」の左にさらに繋げることが出来る。

数陣タイセン 05

【包囲】

・足を上手く繋げて一周させる技。
 この場合、左側以外なら上下右のどこにでも繋げることが出来る。

数陣タイセン 06

【完全】

・1方向にしか伸びていない2枚の札の足が向き合って
 もうそれ以上どこにも繋げることが出来ない状態。

この4種類の役を狙いつつ、交互に盤上を埋めていく。
札の数字を書き換えてしまう「数変の筆」や
出来上がった役の得点を倍増させる「運気倍増」といった
特殊アイテムも登場するが、最初のうちはアイテム関係は無視して
数字のやり取りのみに集中した方がルールを把握しやすい。
(そもそも序盤はアイテムが出て来なかったような気もするが記憶曖昧)

ジジィパズルゲーマー向けに一言で印象を説明するなら

「五目並べ」以上、「石道」未満の難しさ

といったところ。
「石道」を知らないと話にならんか。
ゲームボーイ版やディスクシステム版でやり込んだジジィから
「おぉ、アレか」という声が出たと信じて話を進める。

「石道」は、一度ルールを把握してしまえば底なしにハマる
思考型のパズルゲームだったのだが、いかんせん難解過ぎて
面白さを発見する前に投げてしまう人も多かった。
「数陣タイセン」にはそこまでの難解さはなく、
適当に流してのプレイにも、先読みをしつつ高得点を狙うプレイにも、
どちらにも対応出来る懐の深さを持っている。
将棋や囲碁に似ているようで、役を作り上げた時の爽快感は
パズルゲームの連鎖にも通じる気持ち良さがあり、
チュートリアルもかねた「物語モード」や
詰め将棋、詰め碁に近い「お題モード」とモードも充実。
相性がぴったり来た方なら手放せない1本になりそうだ。

1カートリッジでの4人対戦はもちろん、Wi-Fiにも対応。
唯一の難点は画面・演出共に地味過ぎることぐらいだが、
将棋や囲碁を嗜む世代をターゲットにするならこれで正解という気も。
腰を据えてじっくり遊びたい大人のゲーマーに。

*当BLOGでの新作紹介は、
 1:あくまでも開発途中のROMを使ってのプレイであること。
 2:数分のプレイによる第一印象に過ぎないこと。
 3:発売までに内容変更の可能性もあること。
 を予めお断りしておく。
 簡単に言えば、「あまりあてにしないでくれ」ということだ。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
  タイトル:数陣タイセン
  メーカー:任天堂
   発売日:2007年6月7日
    価格:3800円(税込み)
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

視力回復効果は期待しないこと。DS「見る力を実践で鍛える DS眼力トレーニング」

2007年05月15日 | 作品紹介(ゲーム)


■DS:「見る力を実践で鍛える DS眼力トレーニング」


タイトルにも書いたのだが、
この「見る力を実践で鍛える DS眼力トレーニング」は
あくまでも動体視力や周辺視野などを強化するための
ビジュアルトレーニングソフトであり、
ステレオグラム等が謳っている視力回復効果は期待出来ない。

「眼力」と「視力」を混同されている方も多いことと思うので、
まずはその点を踏まえておいて欲しい。

本作は、「脳を鍛える大人のDSトレーニング」
「いまさら人には聞けない 大人の常識力トレーニングDS」に続く
トレーニング系タイトルの最新作である。
これまでのシリーズを踏襲して作られたかのような
タイトルが付けられてはいるが、元々はバンダイナムコより
発売予定だったものを任天堂からの発売に変更し、
タイトルもそれらしく変更しての発売となった。
厳密に言えば、「そっくりさん」である。
「そっくりさん」が本物の仲間入りを果たしたという意味では、
山田康夫が亡くなった後の「ルパン三世」を
栗田貫一が受け継いだような流れにも似ている。違うか。

■DS:「美味しんぼDSレシピ集」

【紹介記事】良く言えば本歌取り、悪く言えば…「美味しんぼDSレシピ集」

「美味しんぼDSレシピ集」でド肝を抜いたバンダイナムコらしく、
トレーニングの主な項目が「眼力」に絞り込まれている以外は
「脳トレ」「常識力」とほぼコンパチとなっている。
システム面は「脳トレ」より「常識力」に近く、
「動体視力」「瞬間視」「眼球運動」「周辺視野」「眼と手の協応動作」の
5つの能力を伸ばすことが目的。

モードは大まかに分けて2つ。
「脳トレ」や「やわらかあたま塾」、同じバンダイナムコから発売された
「右脳の達人 ひらめき子育てマイエンジェル」等に収録されていた
動体視力や認識力を求められる「基礎トレーニング」と、
野球やボクシングといった7種類のスポーツの試合シーンを使った
実践編とも言うべき「スポーツトレーニング」。
「基礎トレーニング」の段階からかなり手強く、
「やわらかあたま塾」で楽々金メダルを獲得した私でも
低調な結果に終わったものがいくつかあった。

DSの画面を食い入るように見つめながらのプレイは
むしろ目に悪いのではないかとも思ったのだが、
ビジュアルトレーニングというもの自体が
もともと根を詰めてやるものではないということから、
プレイ開始から15分が経過した時点で
眼を休めるためのストレッチムービーが始まり、
強制的にその日のプレイは終了するらしい。
15分未満で止めることももちろん可能で、
トレーニングの最中に15分に達した場合は終了までは続行するとのこと。

気がかりなのは、「眼力」を鍛えたいという層が
一体どれぐらいいるのか、ということ。
「脳トレ」「常識力」はほぼ全年齢をターゲットにしており、
実際私も「やっておいた方が良さそうだ」と思って購入したのだが、
一般生活で「眼力」を要求されることはあまりないような気がする。
トレーニングの内容からしても、このソフトを楽しめるのは
10代からせいぜい30代ぐらいまでであろう。

私的には、いつか出るだろうと密かに期待しつつ
未だどこからも発売されないステレオグラムを出して欲しい。
タイトルは「視力を回復するステレオグラムDS」でどうだ。
視力回復を謳うことが難しければ
「思わず寄り目になっちゃうステレオグラムDS」で。
少なくとも、速読や写経より数十倍は売れると思うが。

*当BLOGでの新作紹介は、
 1:あくまでも開発途中のROMを使ってのプレイであること。
 2:数分のプレイによる第一印象に過ぎないこと。
 3:発売までに内容変更の可能性もあること。
 を予めお断りしておく。
 簡単に言えば、「あまりあてにしないでくれ」ということだ。


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
  タイトル:見る力を実践で鍛える DS眼力トレーニング
  メーカー:任天堂
   発売日:2007年5月31日
    価格:3800円(税込み)
 公式サイト:http://www.nintendo.co.jp/ds/ag3j/index.html
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今週発売の主な新作

2007年05月13日 | 今週発売の新作
▼今週発売のDVD


■DVD:「ブラック・ダリア コレクターズ・エディション」


ゲーム好き世代を意識したような
軽めの冒険活劇「エラゴン」も今週発売なのだが
デ・パルマの熱烈なファンなので
今週のDVDはコレ1本に絞って紹介。

「殺しのドレス」「スネーク・アイズ」「ファム・ファタール」など、
ヒッチコックへのオマージュを多分に盛り込みつつ
独自の世界観を構築するブライアン・デ・パルマの最新作は、
「世界で最も有名な死体」と言われた
「ブラック・ダリア事件」をベースにしたサスペンス。

「シン・シティ」「ラッキーナンバー7」のジョシュ・ハートネット、
「真珠の耳飾りの少女」「理想の女」「マッチポイント」など、
世界中の名匠から指名が相次ぐ、
今最も忙しい女優であるスカーレット・ヨハンソン、
「サンキュー・スモーキング」のヒットにより
一気に人気者へと昇格したアーロン・エッカート、
「ミリオンダラー・ベイビー」でオスカーを受賞したばかりの
ヒラリー・スワンクと、文句なしに豪華なキャスティングが
迷宮入り事件の真相に迫る。

「ブラック・ダリア事件」について詳しく知らない方は
各自で検索等していただければ分かるのだが、
実際の事件は解決寸前で容疑者が死亡してしまい
迷宮入りとなっているため、
この映画もあくまで「こうだったのでは?」という
ひとつの解釈に過ぎない。
この「100%の事実ではない」ところが、
かえって観る側の想像力を掻き立てるのだ。

デ・パルマ本人が手掛けていないからか
脚本が雑なことと、筋骨隆々としたヒラリー・スワンクが
上手い下手以前に役柄に合っていないのではという
2点を除けばほぼ満足。
予備知識無しに観ると置き去りにされてしまう可能性もあるので
興味のある方は事件の大まかな流れだけでも
把握してから観る事をお勧めしておこう。

▼今週発売のゲーム



■DS:「燃えろ!熱血リズム魂 押忍! 闘え! 応援団2」


【紹介記事】DS「燃えろ!熱血リズム魂 押忍! 闘え! 応援団2」を、今度こそヒットに導き隊

【紹介記事】ニンテンドーDS:『ELITE BEAT AGENTS』
【紹介記事】私は「押忍!闘え!応援団」の応援団長に立候補する者也:壱
【紹介記事】私は「押忍!闘え!応援団」の応援団長に立候補する者也:弐


まずはこちらから。
薄汚れたラーメン屋の親父から
小綺麗なリビングでmihimaru GTの曲にノッて
ゲームを楽しむ女性へという華麗な転身ぶりの
テレビCMには驚いたものの、中身は全く同じ。

「押忍!闘え!応援団」→「ELITE BEAT AGENTS」と
連続してプレイして来た方なら
この作品独特のクセを熟知していると思うので
前作以上にサクサク進められると思うが、
逆に言えばあっさりクリアしてしまって食い足りなさが残る可能性も。

ミリオン連発のDSのラインナップにおいて、お世辞にも大ヒットとは言えない
「応援団」に続編がリリースされたことを素直に喜びたい。



■DS:「カスタムビートバトル ドラグレイド」


3月21日から延期になっていた
「カスタムビートバトル ドラグレイド」がようやく発売。
コロコロコミックとの連動したプロモーション展開で
「ロックマン」シリーズや「カスタムロボ」などを好む男児ユーザーを
メインターゲットにしている。
カスタマイズは意外と簡単でバトルも遊び易く、
年少ユーザーには最適な作り。
ワイヤレス通信、Wi-Fi通信の両方に対応し、
対戦だけでなく2人同時プレイも搭載するなど芸が細かい。
初動から大きく動くかは微妙だが、
口コミ次第ではロングセラー化の可能性も。


■PS2:「オーディンスフィア 豪華設定資料集付き」

■PSP:「プリンセスクラウン アトラスベストコレクション」
■PS2:「グリムグリモア」

【紹介記事】「プリンセスクラウン」の正統なる後継者。PS2「オーディンスフィア」
【紹介記事】RTSの入門編に最適な1本「グリムグリモア」


「プリクラ」から10年の歳月を経て登場した
ヴァニラウェアのアクションRPG最新作。

この2行だけでピンと来た元・サターンユーザーなら
文句無しに「買い」の1本。
ディズニークラシックの作品が今も色褪せないように、
ヴァニラウェアの作り出す世界は
ハードの進化や流行を超えた魅力を持っている。
物語の展開が少しまどろっこしいのは事実だが、
今回はそこも含めてゆったり、まったりと楽しみたい。

先週あたりから「プリクラ」や「グリムグリモア」への
注文が再び増加しているのは、「オーディンスフィア」発売による
ヴァニラウェア・ブランドへの注目度の表れであろうか。
ファンとしてはかなり嬉しい。

ちなみに、アトラスの目標が控え目だったためか
特典付きのメーカー在庫は既に完売、
SEGA DIRECTのテレカ付きも完売となっている。


■PS2:「シャイニング・ウィンド ファンディスク付き」SEGA DIRECT

予約ではこちらも好調の「シャイニング・ウィンド」。
現在放送中のアニメの評価が二分していることもあり、
放送開始後から予約の急増している
「真・らき☆すた」に比べてあと一歩伸びきれない印象。
ここ最近のシリーズ購入者に
女性ユーザーが増加していることを意識して難易度は抑えめ。


■DS:「真・らき☆すた 萌えドリル 旅立ち DXパック」

ちなみに、Amazonも含め多数のショップで予約完売となっている
「真・らき☆すた 限定版」だが、人気の過熱ぶりを見て
発売元の角川は増産を決定、6月中旬にも出荷される予定となった。
限定版が予約出来ず、泣く泣く通常版で済ませようとしている方も
まだチャンスはあるので予約再開まで今しばらくお待ちを。

▼予約の開始されたDVD



■DVD:「ドリームガールズ スペシャル・コレクターズ・エディション」

■BR-DVD:「ドリームガールズ スペシャル・コレクターズ・エディション」

「シカゴ」以来の大傑作ミュージカル映画
「ドリームガールズ」がいよいよ6月22日DVD化。
パッケージサイズの異なるDVD2種に
HD-DVD版とBlue-Ray版の4種類で発売。
オスカーを受賞したジェニファー・ハドソンやビヨンセの
圧倒的なパフォーマンスを楽しむなら次世代DVDがお勧めだ。
HD-DVD版とBlue-Ray版のみ少し遅れて8月3日発売。



■DVD:「不都合な真実 スペシャル・コレクターズ・エディション」


スローライフに憧れつつ今日も地球を汚している
現代人にとっては、耳にも目にも痛いドキュメンタリー映画。
言葉としては既に多くの人間が知っている
「地球温暖化」がもたらす意味を知るにはこれ以上の教材はない。
7月6日発売。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

PSP「ファイナルファンタジータクティクス 獅子戦争」初日10万本突破、他

2007年05月11日 | 瓦版

■PSP:「ファイナルファンタジータクティクス 獅子戦争」
■PSP:「ファイナルファンタジーII」

ミリオンヒットを記録した「ファイナルファンタジータクティクス」の
PSP版である「FFT 獅子戦争」が10日、いよいよ発売となった。
本家「FF」シリーズに加え「オウガ」シリーズのファンも抱える
人気タイトルだけに、初日で10万本を軽く突破、
20万本強とも言われる初回出荷分の
約6割を消化する絶好調のスタートとなった。
初日の販売数が10万本を突破したPSPタイトルは
「モンスターハンター ポータブル」
「SDガンダム Gジェネレーション ポータブル」
「モンスターハンター ポータブル 2nd」に続き4作目の快挙となる。
発注を控え目にしていたショップでは品切れが相次いでおり、
今週末は品薄状態によるチャンスロスも発生しそうだ。

PS版発売時あたりまでは
シミュレーションRPGを次々と梯子していた私なので
「FFT」ももちろん過去にプレイ済み。
ミレニアムコレクションシリーズも「FFT」のみ購入した。
今回、懐かしさに惹かれて久々に買ってみるかと思っていたのだが、
「ゲーマーホリック」にてかなり辛辣なレビューが。。。
うーむ、悩む。

●PSP「FFT 獅子戦争」感想(ゲーマーホリック)


▼スクウェアエニックス新作連発・続報

前回も少し紹介したのだが、
新たに発表になったタイトルを前回分とまとめて紹介。

DS「FFCC リング オブ フェイト」8月23日発売
DS「ファイナルファンタジー4」
DS「すばらしきこのせかい」7月27日発売。本体同梱版も発売予定。

Wii「FFCC クリスタルベアラー」
Wii「チョコボの不思議なダンジョン 時忘れの迷宮」

PS2「FF12 INTERNATIONAL ZODIAC JOB SYSTEM」8月9日発売

PSP「DISSIDIA FINAL FANTASY」
PSP「スターオーシャン First Departure」
PSP「スターオーシャン Second Evolution」

PS3・Xbox360「ラスト レムナント (THE LAST REMNANT)」
ハード未定「スターオーシャン4」

▼セガ、GBA「リズム天国」のアーケード版を秋に発売(GAME Watch)


■GBA:「リズム天国」


【紹介記事】今年は「リズム天国」の応援団長に立候補するとにした
【紹介記事】「リズム天国」応援団員名簿


「おどるメイドインワリオ」のラストに
Wii版「リズム天国」の登場を予感させるミニゲームが収録されていたので
「おそらくこの操作方法を発展させたWii版が出るのだろう」と
勝手に思っていたのだが、先にアーケード版が来たか。

GBA版をベースに、初の2人同時プレイと
1人用のエクストラステージを追加。
現在アーケードで稼働中の音ゲーは総じてマニアック方面に走っており、
万人が楽しめる作品は「太鼓の達人」のほぼ一人勝ち状態が
続いていたため、「リズム天国」は良いチョイスだったように思う。

▼DS「燃えろ!熱血リズム魂 押忍! 闘え! 応援団2」公式サイトオープン


■DS:「燃えろ!熱血リズム魂 押忍! 闘え! 応援団2」


【紹介記事】DS「燃えろ!熱血リズム魂 押忍! 闘え! 応援団2」を、今度こそヒットに導き隊

体験版の配信開始と同時に公式サイトもオープン。
体験映像やCM動画はこちらから(Touch-DS.JP)

▼手塚治虫オンデマンドマガジン(blog珍品堂)

>これは、手塚治虫のマンガ、433エピソード(今後追加予定)から、
>自由に選んで自分だけの一冊を作ることが出来るというもの。
>未読エピソードだけを選んで買う、お気に入り作品を
>まとめてプレゼントする、など色々な楽しみ方がありそう。
>表紙デザインを選べる、あとがきが書ける、
>編集者として名前を入れられる、など
>ファンアイテムや記念品としての体裁もなかなかよろしい。
>しかも一冊1365円、値段的にも手頃だ。

これは素晴らしい。
Dr.K殿は藤子不二雄や水木しげるを
リクエストされているが、私としては楳図かずおも是非。

▼PS2「エルヴァンディアストーリー」完結(ゾイド徒然草)

コメント欄にてひっそりと更新の続いていた
「エルヴァンディアストーリー」が完結したようだ。

>中でも脚本のひどさったらないわけですよ。
>超展開は置いておくにしても、国語の成績悪そうな文(苦笑)。
>単語の選択、並びで引っかかるところが多い。
>最初『エルヴァンディアストーリー』ってタイトルはよくないと思ったんです。
>私が付けるなら・・・(続きはこちらから

ちなみに、本文中にもてっちり殿が
売りに行かれた時のレシート(や酷過ぎるPOP)等の
画像が追加でアップされている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2週連続20万台突破で今年のGWもDSが圧勝

2007年05月09日 | 瓦版
▼今年のGWも強かったDS。


■DS:「ニンテンドーDS Lite クリスタルホワイト」
■DS:「レイトン教授と不思議な町」

携帯用機の需要が拡大するGW商戦。
今年の主役も、やはりDSであった。
2週連続で20万台以上を販売し
ハード別シェアで約6割を獲得、市場を圧倒している。

専用ソフトでは、先週約30万本と好スタートを切った
「FFXII レヴァナント・ウイング」が約10万本を販売。
「ヨッシーアイランドDS」(約5万本)、
「ニュー・スーパーマリオブラザーズ」(約4.5万本)
「もっと脳を鍛える大人のDSトレーニング」
「マリオカートDS」「おいでよ どうぶつの森」など、
DSを支える強力な定番タイトル群が軒並み数字を伸ばす中、
「ポケモン」「たまごっち」「デジモン」といった低年齢向けの
タイトルも好調で、コアからライト、お年寄りからキッズまで
年齢性別を問わず幅広い層からの支持を集めている。

一軍昇格を狙う二軍定番タイトルも好調。
「桃太郎電鉄DS」が約6万本、「マリオvsドンキー2」が約4万本、
「逆転裁判4」が約3.5万本、「パネルでポンDS」が3万本と、
こちらも先週比で数字を伸ばしたタイトルが多くなっている。
「マリオvsドンキー2」は累計で20万本を突破、
出足の鈍かった「もっとえいご漬け」も気がつけば20万本に到達し、
「レイトン教授と不思議な町」は、ついに実売でも累計50万本を突破、
新規参入のメーカーがノンブランドのオリジナルタイトルで
ハーフミリオン達成という偉業を成し遂げた。


■Wii:「Wii本体」
■Wii:「スーパーペーパーマリオ」

据え置き型ではWiiが好調。
DSほど出荷が増えなかったこともあり
本体こそ約8万台程度の販売に止まってはいるが、
ソフト面の動きが活発化してきている。
本体との同時購入比率No.1の「Wii Sports」はもちろん、
「スーパーペーパーマリオ」が約9万本を販売して
累計30万本を突破、「Wiiでやわらかあたま塾」も約6万本で
こちらも累計10万本を突破と、
ユーザーの目も徐々に「2本目」に移りつつあるようだ。

PSPは約4万台と、GWの恩恵を若干受けたようだが、
PS2、PS3は引き続き「凪」の状態。

▼予約の開始された商品。


■Xbox360:「デッドライジング Xbox 360 プラチナコレクション」(6月14日発売)
*Z指定ソフトにつき18歳未満は購入不可
■Xbox360:「ゴーストリコン アドバンスウォーファイター2」(7月12日発売)
(Live48時間無料トライアルカード同梱&スカルキーホルダー付き)


■DS:「SDガンダム Gジェネレーション クロスドライブ」(8月9日発売)
(特製本体との同梱版も発売予定)


■DVD:「エクステ」(8月3日発売)

原案・監督:園子温、
主演:栗山千明のジャパニーズホラー。
死体安置所に勤める髪の毛フェチな男を演じる
大杉蓮が怨念以上に強烈な存在で、
観終えると「ヘアーヘアーマイヘアーヘアー」という
大杉の歌声しか頭に残らない奇妙な作品。
珍味だがイケる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「スーチーパイ復活YEAR」の序章。DS&PSP「ちゅ?かな雀士 てんほー牌娘 Remix」

2007年05月08日 | 作品紹介(ゲーム)

■DS:「ちゅ?かな雀士 てんほー牌娘 Remix」
■PSP:「ちゅ?かな雀士 てんほー牌娘 Remix」

2年前、わざわざ元旦に紹介記事を書いたことで
禊は済ませているので今回も開き直って紹介する。



【紹介記事】3DO「アイドル雀士スーチーパイSpecial」
【紹介記事】「スーチーパイ」の血を受継ぐPS2「ちゅ?かな雀士 てんほー牌娘」

1993年に発売された初代「美少女雀士スーチーパイ」(SFC)から
「コンシューマーにおける脱衣麻雀の帝王」の座に君臨し続けていた、
ジャレコの看板とも言える「スーチーパイ」シリーズ。
X指定の廃止によりアダルト表現のあるソフトへの風当たりが強くなってからは
キャラクター性を活かしたアドベンチャーや
バラエティソフトへのシフトし、そこそこの実績を上げてはいたのだが、
2000年の「アイドル雀士をつくっちゃおう」(DC)を最後に
コンシューマーでのリリースは途絶えてしまった。

2004年12月に発売されたPS2版「てんほー牌娘」は、
「スーチーパイ」のDNAを受け継いだ作品が4年振りに復活したということで
「スーチー」フリークの間ではひっそりと話題になっていたのだが、
プロモーションがほとんどされなかったこともあり
販売本数は約1.5万本と苦戦した。
今回、DS&PSPにW移植の決定した「てんほー牌娘 Remix」は、
このPS2版がベースになっている。
発売元もPS2版のサイバーフロントから古巣のジャレコへと戻り、
いよいよ本格的な再スタートである。
7月には、コンシューマー初移植となる
「アイドル雀士 スーチーパイIII Remix」の発売も控えており、
本作は「スーチーパイ復活YEAR」の序章と言えそうだ。

内容に関しては、

「ゆるいやりとりのデモ」→「麻雀」→「ご褒美」+「おまけ」

という、これまでの「スーチーパイ」シリーズとほぼ同じ作りだが、
DS版とPSP版では仕様が多少異なっている。

PSP版のウリは、「PS2版の完全移植+α」。
オープニングや幕間のデモ等、アニメーション部分を
総数で1時間程度追加し、PSPのワイド画面用に最適化。
エンディングも登場キャラ全員分を用意し、新キャラも追加した。
PS2版のウリのひとつでもあった「お探し画面」の表現は、
CEROのチェック項目を逆手に取って
「C」区分とは思えない過激さとなっている(らしい)。

一方のDS版は、やはり容量的に完全移植は難しいらしく、
アニメーションの一部をカット、
音声もPSP版に比べ約1/3程度にまで減っている。
とはいえ、1ギガロムの大半を音声に費やしているだけあり
DSのその他のソフトと比べればかなりしゃべる方らしい。
DS版の最大のウリは、対局後の「お探し画面」で
気になる箇所をタッチペンで直接指定出来ること。
「やわ肌英語塾?ちょっとだけよ」を擁するPSPならいざ知らず、
よく任天堂が許可したものだと感心する。
「美味しんぼDSレシピ集」に続く、菩薩級の寛大さと言えよう。

【紹介記事】良く言えば本歌取り、悪く言えば…「美味しんぼDSレシピ集」

気になったので、公式サイトで内容をチェックしてみた。
まだ詳しい内容まではアップされていなかったのだが
PR用のバナーが置いてあった。

てんほー牌娘

・・・・・。
「おさわり探偵」や「どきどき魔女神判!」どころの騒ぎではないな。
「Special」とあるのでPC版の広告バナーだとは思うのだが、
同様のシーンはPS2版でも登場しており、
DS版もPSP版も、基本的にはPS2版をそのまま移植しているはずなので
この通りのシーンがDS版でも登場する可能性は高い。
本当にコレでいいのか、任天堂。
業績好調に気が緩んで思わずOKを出したか。
いずれにせよ、DS史上最大の問題作になることは間違いない。

ちなみに、「スーチーパイ復活YEAR」は
7月の「スーチーパイ3」では終わらない。
今回紹介した「てんほー牌娘 Remix」はホップ、
7月の「スーチーパイ3」はステップ的な位置付けだ。
9月には、ジャンプにあたる
「スーチーパイ」シリーズの完全新作が発売予定となっている。
対応ハード等、詳細はまだここでは書けないのだが、
「スーチーパイ3」が発売になる頃には明かされているはずなので
シリーズファンは首を長くして公式発表を待つべし。


■DS:「アイドル雀士 スーチーパイIII Remix」(7月26日発売)
■PSP:「アイドル雀士 スーチーパイIII Remix」(7月26日発売)



■DS:「どきどき魔女神判! まほの開運お守り!付き」

DSに突如やって来た黒船ならぬ桃船。
異常としか思えないハイペースで予約数が急増中。

*当BLOGでの新作紹介は、
 1:あくまでも開発途中のROMを使ってのプレイであること。
 2:数分のプレイによる第一印象に過ぎないこと。
 3:発売までに内容変更の可能性もあること。
 を予めお断りしておく。
 簡単に言えば、「あまりあてにしないでくれ」ということだ。


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
  タイトル:ちゅ?かな雀士 てんほー牌娘 Remix
  メーカー:ジャレコ
   発売日:2007年6月28日
    価格:DS版:5040円(税込み)PSP版:6090円(税込み)
 公式サイト:http://www.tenhopainyan.com/
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今週発売の主な新作

2007年05月06日 | 今週発売の新作

■PSP:「ファイナルファンタジータクティクス 獅子戦争」

■Book:「ファイナルファンタジータクティクス獅子戦争ザ・マスターガイド」

「主な」も何も、今週はコレ1本のみ。
現在までに約8万本を販売している
PSP版「ファイナルファンタジー」と比較しても
予約数は軽く倍以上は集まっている模様。
5月上旬のリリーススケジュールが真っ白ということもあり、
店頭告知用の映像も「FFT」が独占状態となっている。
主役不在の隙間をついてスマッシュヒットとなるか。

元となったPS版は、PS one Booksやミレニアムコレクションなどの
各種廉価版を含めて約150万本の販売実績。
PS(PS2)→PSPへの移植作品の平均販売本数は
元版の約2?3割となっているので、
30万本程度は狙っていきたいとのことだが、さて。

「マスターガイド」も同時発売(予定)。

▼Xbox360「ワイヤレス レーシング ホイール」生産数極少


■Xbox360:「ワイヤレス レーシング ホイール」
■Xbox360:「フォルツァ モータースポーツ 2」

購入者の多くが絶賛している「テストドライブ」ですら
初週1万本強という寂しい状況の360市場では仕方ないのだが、
今月24日に「フォルツァ2」との同時発売を予定している
「ワイヤレス レーシング ホイール」の出荷数が極少になりそうとのこと。
中小クラスのショップでは全滅に近いのではないかと思われ、
大手量販ぐらいでしかフリー販売分は見掛けないかも知れない。
好事家以外は手を出していない360の中でも
とびきり濃い層を狙った商品だけに、
購入を予定している方は、まず店頭で入荷があるかどうかの確認を。
そこから始めなければならないのが360ユーザーの辛いところだ。

▼DS「本を読もう!ザ・太宰治/夏目漱石」発売中止に

6月14日に発売予定となっていた
ニンテンドーDS用ソフト「本を読もう! ザ・太宰治」と
「本を読もう! ザ・夏目漱石」の2本が急遽発売中止となった。
受注締め切り直後の中止であることから、
ここ最近の知育系ソフトの苦戦と無関係ではなさそうだ。

▼不満が出るのは織り込み済みで発売した名前のない部屋

発売中の「桃太郎電鉄DS」でユーザーから寄せられた
不満の声に対するさくま氏からの回答がコレ。
DS版で初めて「桃鉄」に触れる初心者に向けた仕様とのことだが、
対戦人数が3人と4人で難易度が変わるわけでなし、
年数の微調整を出来なくすることで敷居が下がるとも思えず、
何とも意味不明な回答である。
そもそも、初心者に対応することがなぜ常連を切り捨てることになるのか。
「両方に対応する」ことは、それほど難しいことなのか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Xbox360市場を直撃する輸入ソフト達

2007年05月05日 | 業界四方山話

■Xbox360:「The Elder ScrollsIV:オブリビオン」


洋ゲーを好むユーザーと洋ゲーを得意とするメーカーとの
思惑が一致し、定期的にポテンヒッツを飛ばしているXbox360。
洋ゲーしか弾が無いにも関わらず
洋ゲーが求められていないPS3に比べれば
ショップもメーカーも商売がし易いらしく、
本体は週販3000台程度、ソフトも一部の大作を除けば
1?2万本というこぢんまりとした市場ながら
地味に存在感を放つようになってきた。

カプコンから発売されたPS2版「グランドセフトオート サンアンドレス」が
延期に次ぐ延期+Z指定のWパンチを受けつつも
40万本のヒットを記録したことからも分かる通り、
今や「洋ゲー=一部マニア受け」の時代ではない。
PS1時代(1996年)にSCEが仕掛けた
「洋ゲーやろうぜ!」キャンペーンの頃から比べれば
ユーザーの洋ゲーに対するアレルギーはかなり薄れているはずなのだ。
洋ゲーを多数抱えるメーカーならば
当然Xbox360での投入を検討するはずなのだが・・・
相変わらず「海外では360版も出ているが、
国内版のリリース予定はなし」というタイトルも多い。
一体何故なのか。

あるメーカーの営業は言う。

「Xbox360の場合、
洋ゲーを好むユーザーの比率は確かに高いが、
ローカライズ版を発売する前に直輸入版でプレイ済みという
ヘビーユーザーの比率も相当高いのがネックになっている。
実際、秋葉原など直輸入版を扱うショップでの売り上げは
かなり好調らしく、ローカライズする前にあれだけの数が売れてしまうと、
市場規模の大きくない360では
もう商売になりにくいという結論に達してしまう」

熱烈な360ファンが、結果的に360のラインナップの充実を
阻害しているという皮肉な現象が起きているのだ。
PS2やDSなどでも洋ゲーの直輸入版が発売されているが、
それらはあくまでも「一部のマニア向け」として
ひっそりと売られているに過ぎず、
メーカーが二の足を踏むほどの影響力は持っていない。
ヒット水準が1万本程度の360だからこそ、問題は深刻なのだ。

7月発売予定の「The Elder ScrollsIV:オブリビオン」
RPGというジャンル上、ローカライズ版の発売を
待っているユーザーも多いと思うが、単純なアクションやFPSなどの場合、
テキストが分かりにくいというデメリットよりも
残虐表現がストレートで、なおかついち早く遊べるメリットを取って
直輸入版に手を出すユーザーは多い。
Amazonのカスタマーレビューをいくつか読んでみても
発売前のタイトルには必ずといっていいほど
直輸入版を遊んだユーザーの感想が載っている。
これは他機種ではほとんど見掛けない傾向であろう。
Xbox時代に、「ワールドコレクション」と称して
ローカライズしていないソフトをマイクロソフト自ら
発売していたのも、「直輸入版がそれほど売れるなら
わざわざ手間をかける必要なし」と判断されたのかも知れない。

EAにしろユービーアイにしろ、海外でミリオンヒットを連発しているからこそ
日本でどれだけ苦戦しても呑気に構えているが、
Eidosのように、ある日突然「日本市場から撤退」とならない保証はない。
ハードと同時発売になったタイトルの中で
最も日本市場を意識したと言われている「エブリパーティ」や
日本市場の起爆剤として投入された「ブルードラゴン」が
(本体同梱版を除けば)10万本強で
頭打ちになってしまったことから考えても、
360市場を支えているのは間違いなく洋ゲーである。

今後の発売予定リストを眺めてみても

05月24日:NBAストリートコート
05月24日:フォルツァモーアースポーツ2
06月14日:トラスティベル ショパンの夢
06月21日:Sains Row
06月21日:シャドウラン
06月21日:デフジャム・アイコン
07月12日:ゴーストリコン・アドバンスウォーファイター2
07月26日:The Elder ScrollsIV:オブリビオン

と、見事なほどに洋ゲー揃いとなっている。
ユービーアイやEA、スパイクまでが360を見限れば、
その時点で360は終了である。

ではどうすればいいのか。

1:直輸入版の購入をなるべく控える。
2:ローカライズ版の発売希望をメーカーにせっせと出す。
3:直輸入版購入者は、ローカライズ版が発売されたらそちらも買う。

とりあえずこの3点だけでも実行してみてはどうか。
もちろん、暴論なのは承知の上だ。
Amazonのカスタマーレビューに頻繁に出て来る
「遊べば絶対に面白いので試してみて下さい」を
いわゆる一般のゲームファンが実行するには
一にも二にもなくまずローカライズである。
水先案内人が水路を断っては元も子もない。
洋ゲーフリークのひとりひとりが
「この1本が、また日本での360の立場を危うくしているのかも」という
危機感を持たなくては、360に残された代表作は
「アイドルマスター」と「デッド・オア・アライブ」だけになってしまうぞ。
いいのか、それで。

「いいとも!」

●村の声が聞こえた気がした。

【関連記事】何故、洋ゲーは売れないのか。(逆転裁判合同ブログ1号店)

>理由は、案外単純なんじゃないかと思う。
>海外メーカーは国内で馴染みが薄い。
>日本で海外のゲームを売る、最も簡単な方法。
>それは・・・・・(続きはこちらから

ジジィ的な突っ込みをさせていただくなら、
「スペランカー」「カラテカ」「バンゲリングベイ」「ロードランナー」他、
国内でヒットした洋ゲーは
ファミコン時代からかなり多く存在しているのだ。

【関連記事】コンテンツダウンロードの制限に関して(Xbox360ブログ)

>各地域において、より適切なコンテンツの配信を行う為に、
>ダウンロードに関して一部制限を設けるということになりました。
>春のシステムアップデート以降、日本で利用不可のコンテンツは
>ダウンロードの際に自動的に利用制限がかかります。

【関連記事】多国籍タグへのリージョン規制強化(gamespark)

>他国のゲーマータグをその国の住所や郵便番号を不正に使って取得し、
>登録しているものに関して、Xbox360の本体が置かれている地域と
>ゲーマータグが違っていれば不正タグと判断。
>この不正タグと認証された場合、そのゲーマータグに対して
>他国からのマーケットプレイスにある追加コンテンツなどが
>ダウンロードや購入が出来なくなるということです。

>春のアップデート後から24?48時間以内に、不正タグが持つ
>マイクロソフトポイントは全て没収される(残高がゼロになる)。
>例えば、日本から北米タグを入手し、不正タグであると認証された場合は、
>その不正タグで補充してあるマイクロソフトポイントの残高が
>いくらであってもゼロになります。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

読者ブログ探訪 レビューSP

2007年05月04日 | 瓦版
読者登録依頼のあった中から
ゲーム系・映画系のブログを中心に
こちらからも登録返しを始めて約5ヶ月。
「お気に入りブログ」の数も130を超え、
レビュー記事を掲載されているブログもかなり増えて来た。
そこで本日は、新作ソフト&映画のレビューを
「お気に入りブログ」の中からいくつかピックアップしてご紹介。

▼PS2「エルヴァンディアストーリー」は超地雷(ゾイド徒然草)

新作紹介の時にも少し書いたと思うが、
「開発途中だから」という言い訳を
製品版にまで持ち越すのは反則だと思う。
そもそも、「発売延期は開発の遅れではなく、シミュレーションRPGの
乱立する2月3月を戦略的に避けただけ」と言うのなら、
完成した作品を見直す時間的余裕は充分あったはず。
バイラルプロモーションに力を入れる前に
製品チェックを厳しくした方が良かったのでは。
セールス次第ではシリーズ化も視野に入れていると言っていたが、
初週1万本割れの現状を見る限り、ほぼ絶望的であろう。
色々悩んだ挙げ句「オーソドックス」という言葉を選んだ
私の紹介記事はこちら。

【紹介記事】オーソドックスさで勝負。PS2「エルヴァンディアストーリー」

▼調合に失敗しちゃった?「リーズのアトリエ」(脱!三日坊主日記Part2)

「材料は良かったけど、調合に失敗しちゃった?」という
これ以上ないほどにキャッチーな表現が出てくる痛快レビュー。
かと言って酷評ではなく、「ここさえ直れば」という情の深さも。
「スーパーペーパーマリオ」のレビューなども掲載中。

▼「世界のだれでもアソビ大全」80点(本当のゲームレビュー)

■DS:「Wi-Fi対応 世界のだれでもアソビ大全」

私も購入した。
ちょうど昨日、スタンプラリーの1周目をクリアしたところ。
「質より量」と言うほど出来は悪くないが、
「収録数を考えれば上出来」であることも含め、ほぼ前作から変わらず。
個人的に残念だったのが、前作から気になっていた
快適なプレイを妨げる細かな配慮の欠けが改善されていなかったこと。
末永く付き合う1本だけに、こういった感覚的な部分は
もっと大事にして欲しかった。前作の紹介記事はこちら。

【紹介記事】Touch! Generations 新作は「だれでもアソビ大全」

「本当のゲームレビュー」では
「桃太郎電鉄DS」やバーチャルコンソールなど、
任天堂のソフトをメインに多数紹介されている。

▼青春っていいな。「時をかける少女」(ゲームレビューの森)


■DVD:「時をかける少女 限定版通常版」

DVDが発売され、再びネット上で話題なっている「時をかける少女」。
お若いだけあって、スレた私とは雲泥の差の瑞々しいインプレッション。
スレた私の紹介記事はこちら。

【紹介記事】アニメ化で人気再燃するも、失われたモノも大きい「時をかける少女」

▼素直に楽しい映画「スパイダーマン3」(asterisk 3.2)
▼「スパイダーマン3」観たぜ!!(毎日がFANTASTIC!!)


賛否分かれている「スパイダーマン3」のレビューを2つ。
私はアメコミに関しては暗めな方が好みなので
今回も充分楽しかったのだが、
明るく正しいヒーロー像を求めて劇場に足を運ぶ方には
消化不良気味なのかも知れない。

ポコペン殿が管理人を務める「asterisk 3.2」では
「恋愛睡眠のすすめ」「バベル」「神童」
「ハンニバル・ライジング」「ラブソングができるまで」といった
公開中の最新作が他にも多数紹介されているので
映画好きな方は必見だ。

予想以上に充実「ゲゲゲの鬼太郎」(Re:ポップコーン買っとかなきゃ)

動員数も松竹の予想を上回り
興行的にも好調な「ゲゲゲの鬼太郎」のレビュー。
そう言えば確かにネズミ男がDS Liteで遊んでいたな。
しかも私とお揃いのアイスブルーで。

▼違和感の正体「Wiiでやわらかあたま塾」(yosiのゲーマー日和)

全く同意見。
ソフトの出来がどうこうではなく、
ソフトとハードの相性の問題なのだと思う。
GBAで大ヒットした「メイド イン ワリオ」が
GCで「あつまれ!!メイド イン ワリオ」になって
予想外に苦戦したのと同じ流れか。

▼「テストドライブ 攻略日記」(気ままにゲームな日々)

■Xbox360:「テスト ドライブ アンリミテッド」

私はまだオンライン未デビューなのだが、
デビューするのが楽しみなような、恐ろしいような。
小難しいドライブシミュレーターの増える中、
ようやくXbox版の「アウトラン2」を超える
単純明快に「楽しい!」と思えるドライブゲームに出会えて大満足。

▼3DO「アイドル雀士スーチーパイ Special」


■DS:「ちゅ?かな雀士 てんほー牌娘 Remix」
■PSP:「ちゅ?かな雀士 てんほー牌娘 Remix」

手前ミソで申し訳ないのだが、こちらも。
近日紹介予定の「ちゅ?かな雀士 てんほー牌娘 Remix」の
前振りとしてアップしてみた。
DS版は、現在Amazonで大ブレイク中の
「どきどき魔女神判!」に匹敵する
魅惑のタッチシステムを搭載しているので、
「どきどき魔女神判!」を予約してしまったぜ、という方も要チェック。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする