今週は久々に超散財ウィークな予感。
予約タイトルだけでも恐ろしいことになっているのだが、まずはDVDから。
▼今週発売のDVD
■DVD:「世界最速のインディアン ゴッド・オブ・スピード・エディション」
【紹介記事】愛しぬく、という生き方。「世界最速のインディアン」
DVDのイチ押しは「世界最速のインディアン」。
スピードの神様に生涯を捧げた男、バート・マンローの姿を描いた
傑作ロードムービー。
「夢を追わない人間は野菜と同じだ」
「顔にしわはあっても、心はまだ18歳だ」などなど
名優・アンソニー・ホプキンスの言葉がずっしりと心に響く。
正直、タイトルはB級臭いが中身は抜群。
下手な先入観は捨てて、とにかく一度観て欲しい。
■DVD:「墨攻」
アンディ・ラウ主演のアクション大作。
日本では残念ながらあまりヒットしなかった。
原作は、酒見賢一の歴史小説。
どんな劣勢の軍も、知略に富んだ戦術で
絶対に陥落させない「墨者」という影の存在を描いた作品。
原作によると、主人公の革離はとても切れ者には見えない
愚鈍そうな男とされているため、私は実写でやるなら
品川庄司の品川あたりが適役だと思っていた。
映画では、この革離をアンディ・ラウが演じている。
恋愛要素の比重が重くなったのも、アンディ主演なら仕方ないか。
歴史モノが嫌いでないならかなりお勧め。
■DVD:「どうぶつの森」
興行収入が30億円を突破し、「ポケモン」に続く
任天堂×東宝の新たなドル箱シリーズ化も予想される
劇場版「どうぶつの森」が今週発売。お子用に買い。
■DVD:「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX DVD-BOX」
■BR-DVD:「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」
予約数では今週発売のDVDでNo.1なのが
「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX DVD-BOX」。
8月24日には「2nd GIG」と
ブルーレイ版「GHOST IN THE SHELL」が同時発売。
ブルーレイでは「王立宇宙軍」と「パトレイバー劇場版」が発売されるが
ノーマルDVDとのツインパックで1万超えという価格設定がネック。
「パトレイバー」だけでも欲しかったのだが・・・うーむ。
▼今週発売のゲーム
■Xbox360:「The Elder ScrollsIV:オブリビオン」
ゲームのイチ押しはXbox360ユーザー待望の「オブリビオン」。
ローカライズを要望する私設ファンサイトなどの
熱烈な呼び掛けにより移植決定。
その後もネットを中心に口コミでクオリティの高さが伝わり
一般のゲームファンにも徐々に認知され始めた中でついに発売を迎える。
受注は約5万本程度と、360用ソフトとしてはまずまずの成績。
テレビCMも投下されるなど、プロモーションにも力が入っており
化ければ品切れの可能性も。
ちなみに、9月27日発売予定のPS3版にも
360版と同じ「シロディールの歩き方」が付いて来るのだが、
360版の説明が
「ファミ通Xbox360 特別編集:初めての人でも迷わないガイドブック」
となっているのに対し、PS3版は「初めての人でも迷わないガイドブック」。
全く同じ物なら、これも「ファミ通Xbox360」の特別編集ということになるが。
■Wii:「マリオパーティ8」
■Wii:「機動戦士ガンダム MS戦線0079 メモリアルディスク付き」
Wiiは3タイトル。
受注で50万本の大台を突破している「マリオパーティ8」をメインに、
「機動戦士ガンダム MS戦線0079」と「水精デューイ」の2本がサブ。
DS版が累計18万本を販売した「ぷよぷよ!」も発売。
GC版「マリオパーティ」シリーズの実績は、
「マリパーティ4」90万本
「マリパーティ5」68万本
「マリパーティ6」58万本
「マリパーティ7」44万本
と、完全な右肩下がり状態。
今回、それでも初回から50万を超える受注が集まったのは
GCとWiiではハードの勢いが全く違うためであろう。
いくつかのミニゲームを触った感想は、「いつものマリパ」。
Wiiリモコンを使ったミニゲームが70種類以上用意されている。
「おどるメイドインワリオ」よりミニゲームの説明が分かり易い上に
乱暴な操作が要求されることもなく、
「やわらかあたま塾」より多人数プレイの楽しさは上なので
現在Wiiを購入しているファミリー層ならば文句なしに楽しめる。
これもお子用に。
「機動戦士ガンダム MS戦線0079」は
Wiiでは初のリアル系ガンダムタイトル。
(SDでは「スカッドハンマーズ」があり。指摘感謝)
操作は「バイオハザード4 Wiiエディション」より複雑になっており
難易度も(私には)高めなので腕に自信のあるアクションゲーマーに。
クラブニンテンドーにポイント登録すると
「特製ガンプラ」が1000名に当るキャンペーンも開催。
ガンプラの詳細についてはこちらで。
ちなみに、GC版「ガンダム」関連タイトルの実績は
「機動戦士ガンダム 戦士達の軌跡」10万本
「機動戦士ガンダム vs. Zガンダム」7万本
「スーパーロボット大戦GC」7万本
「SDガンダム ガシャポンウォーズ」7万本
こう考えると、本作の受注10万本は妥当な線か。
「水精デューイ」は、事実上の前作にあたる「エレビッツ」で
プレイ環境の悪さやチューニング不足から悪く書いてしまったので
お詫びもかねて購入するか検討中。
ただ今週はタイトルが多過ぎる。
■DS:「太鼓の達人DS タッチでドコドン! 「バチペン」同梱」
■DS:「すばらしきこのせかい」
セールス的にメインなのはこの2作。
「太鼓の達人DS」は、DSに初登場の「太鼓の達人」シリーズ。
同じ携帯用機であるPSP版の実績は
「太鼓の達人ぽーたぶる」8.5万本
「太鼓の達人ぽーたぶる2」6万本
音質ではPSP版に敵わないものの、「のだめカンタービレ」に収録された
ミニゲームからも分かる通り、操作感は悪くない。
「もじぴったんDS」に続き、手軽に遊べるタイトルとして需要は高そうだ。
「すばらしきこのせかい」は、某誌のレビューで
絶賛されているのを見て、何となく胸がモヤモヤする作品。
各種イベントで触ったというユーザーの報告はネガティブなものが
多かったので、発売後の評価がかなり割れそうな予感。
予約はほとんど上がっておらず、受注20万本は少々重たいのでは。
■PSP:「グランド・セフト・オート・リバティーシティ・ストーリーズ」*Z指定
PSPはこの1本。
今年1月に発売されたPS2版「サンアンドレアス」が
北米版発売から2年3ヶ月後というタイムラグにも関わらず
40万本に迫るセールスを記録したことで
カプコンも自信をつけたのか、ついにPSP版もローカライズ版が発売。
今後、PSP版の2作目にあたる「バイスシティ」のローカライズも
視野に知れているとのこと。
同名タイトルのPS2版も9月発売予定。
■PS2:「パチパラ14 風と雲とスーパー海IN沖縄」
シリーズ累計99万本を販売している人気シリーズの最新作。
前作「13」は6万本、前々作「12」は5.5万本の販売実績。
最初はただのパチンコシミュレーターだったのだが、
ギャンブラーRPG「パチプロ風雲録」シリーズを始めて以来、
アイレムファンにとっては、4月1日の公式HPと同じぐらいの
インパクトを持つ奇ゲーシリーズとして知られている。
私の知り合いの実機ファンも、最初はシミュレーター目的で
購入していたのが、いつの間にか「風雲録」目当てで
購入するようになっていたと言っていた。
パチンコファンだけに遊ばせておくには惜しい1本だ。
■PS3:「みんなのGOLF 5」
■PS3:「PLAYSTATION 3 ビギナーズパック 60GB」
CM大量投下中の「みんGOL5」もいよいよ今週発売。
受注の段階でPS3の歴代売り上げを更新する
30万本を集めていることから、流通の期待の大きさがうかがえる。
もともと予約率の高いタイトルではないので
発売日以降のライト層の動き次第ではあるのだが、
本体の同時購入がどの程度あるかが鍵。
PS2版の実績は
「みんなのGOLF3」133万本(廉価版が35万本)
「みんなのGOLF4」152万本(廉価版が42万本)
大きな変更点はないものの操作性も良好で、
本体を持っているなら暇つぶしに最適の1本。
■PS/PS2/PSP:「メタルギア 20th アニバーサリー メタルギア ソリッド コレクション」
DVD、ゲームを含めて大量に発売される今週発売の新作で
予約数断トツのNo.1はこちら。
メタルギア20周年を記念して発売される限定ボックス。
私も当たり前に予約済み。
予約完売とならなかったのが不思議でならない。
DSの「どきどき魔女神判!」が未だに特典付きで在庫があるように
Amazonが余程優遇されているだけかも知れないが・・・
詳しいセット内容については以下の過去ログにて。
【紹介記事】限定57,300個「メタルギア 20th アニバーサリー」予約開始