パンと雑貨のちいさなIPPO 

愛媛県砥部町で、夫婦で手作りの小さなパン屋をしています。

砥部分校存続

2023年06月01日 | 日々のできごと

こんにちは

いつもブログを読んでいただき、ありがとうございます

お店にもご来店ありがとうございます

IPPOは毎週、水曜日~日曜日の10時~17時で営業中です

 

ここのところ、高校再編番組総集編が放送され、お店でも「見たよ♪」

という声を聞くことが多くなりました

みなさん、よかったねと言ってくださるので、本当に嬉しいです

 

補足、ということではないのですが、当時の事を少し書いてみたいと思います。

会の活動でお店も休んだりして、お客さまにはご迷惑をおかけすることも多々。

それでも、頑張ってるね、頑張ったね、良かったね、と言ってくださるのが、

私には救いで、ありがたく、活動も続けていく励みになりました。

お店を休んでまで、何をしていたのかを書いてみます。

 

 

昨年7月12日の、計画案発表からもうすぐ1年経つわけですね。

発表を聞いた時は本当に大騒ぎでした。

分校PTAラインで、なんとしても計画を止めないとと言っている矢先に

もう卒業生がオンライン署名を立ち上げ、発信し、瞬く間に卒業生にも広がりました。

 

砥部のあちこちで声が上がってバラバラで活動するより、1本化した方がよいと思い、

とにかく集まれる人で集まって、話し合おうということになりました。

最初は少人数で、と思っていたのですが、なぜか広まり集まりには40名ほどが参加、

マスコミも来る騒ぎに…

発足会の前日には、マスコミから電話の嵐。

仕事も出来ない状態でしたが、「砥部分校がなくなろうとしているんです

と藁をもつかむ思いで、立ち上げに対する思いを伝えました。

電話で記者と話ながら、なんでなくすんだ~

と怒りがこみあげてきて、電話で号泣

年下の記者に、「そうですよね、分かります、大丈夫ですか?」と

心配される始末。

 

そんなこんなで、大騒ぎ。

7月29日(金曜日)砥部町中央公民館。100人入る部屋。

「今から、代表決めま~す。」とはとても言えない状況

中心で動いていた、私と元PTA役員の友人と、なかば巻き込まれるような形で、

現役PTA役員の友人と、副代表の3人を含む6人で活動開始。

立ち上げの7月29日、集まった約40名で、ライングループを作りました。

卒業生、保護者、地域住民。

どこの馬の骨とも分からない私を、よく初対面で代表として承認してくれたもんだ。

と今思う。

あまりのたよりなさに、不安のどん底に陥れたに違いない

「この人で大丈夫か!?」と。

 

活動するにあたって、

頭にあったのは、署名。

市民活動と言えば、署名。くらいしか思いつかない

それから、作品を通して分校の魅力をアピールすること。

砥部分校は県内唯一のデザイン科単科校

百聞は一見に如かず

しかも楽しい

 

展覧会は経験があるので、いいとして。

 

署名用紙は作ったことがないので、まず、署名用紙作りから…。

「趣意書…って何?」

というところからのスタートです

 

「砥部分校はこんなに素晴らしく、地域に根差していて、これからも発展し、

社会にも貢献することが出来て、ここに残しておく価値のある高校です。」

 

ということをアピールする文章を作らないといけない、ということです。

いい学校なのは、知っている。が

裏付けを取れるほどには知らない。

しかも趣意書には私の名前が出る。

副代表たちの名前も出る。

 

ということで、まずは、ちゃんと裏付けを取ることに。

 

砥部にあることの意義、これからの可能性、人材育成がされていること、志願倍率。

これらの事を、元教員や、卒業生、地域の方に話を聞いて、

一緒に趣意書作成に励みました。

みんなで何度も添削して、見聞きしたことで、重みも増しました。

 

公の書類に名前が載る事への恐怖。

趣意書について聞かれた時に、答えれるだけのものを身につけておかないといけないという思い、

早く署名活動を始めたいという焦り、印刷にかかる時間の事や、

印刷枚数、一枚に何人書けるようにするのか、そしてあて先は誰にするのか等、

不安でしたが、それさえ感じる暇もないくらいのスピードで、

毎日3人(私と、代表補佐2人)で動き回っていました。

 

今思えば、「署名提出先って、誰にするのがいいんですか?」と

教育委員会に電話したのが、最初の相談(協議)のはじまりだったような…。

 

なんという答えをもらったか、おぼろげですが、とにかくみんな書いておこう

ということで、知事、教育長、議会。にしました。

議会が、9月にあったと思うのですが、「9月議会にかけるのか?」

とか言われたこともありましたが、よく分からなかったので、

そこは常に元PTAの代表補佐が答えてくれていました。

 

代表、の肩書は私が付けていましたが、常に3人で行動し

お互いの得意、不得意を絶妙なバランスで保ちながらの活動でした。

 

署名は8月10日に、砥部町の観光センター炎の里で、開始しました。

 

 

 

署名活動開始まで、書ききれないほどの出来事があり、

会のラインでも報告したかったのですが、そんな余裕もなく。

でも本当は、みんなで共有したいことばかりでした。

いろんな話を聞くのは楽しかったです

 

会のメンバーはラインで繋がっていたけど、私たちの動きは中心メンバーしか分からないことで、

伝えようにも当時は内容が多すぎることと、返事をしたり、やり取りをする時間がないこと、

3人ともほとんどパニック状態に陥っていたような状態で、今、過去のラインを見ると、

ちょっと怖いくらい

 

とにかく、スタートはこんな感じだったわけです。

 

 

また時間が出来たら、続きも少し書いてみます

 

 

ということで、今日もみなさまのご来店お待ちしております~

大きくなったうちの子。

もうすぐ巣立ちかな~。

 

 

 

 

コメント
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