1442年(嘉吉2年) 創建という室町時代の五重塔です。国宝。
日本三名塔 (醍醐寺五重塔、法隆寺五重塔、瑠璃光寺五重塔) にも選ばれているという五重塔。日本三名塔自体は、誰が決めたかよく分かっていないようですが、それでも「見ればわかる」と言わんばかりに違和感なく世間に認知されているところが面白いです。実際、五重塔好き(?)からの人気も高く、美しい外観がよく話題にされるほどです。
訪問した時は梅の時期で、香山公園の梅と五重塔という構図で良い写真が撮れるかと思っていましたが・・・天気がどんよりしていたこともあって・・・いや、自分の写真センスのなさが光り輝いてしまい、いかんともしがたい写真しかなかったため、掲載写真は梅なしになってしまいました。写真にするとくすんだ感じに見えてしまいますが、檜皮葺で反り返ったの屋根や均整の取れたスリムさとバランスの良さなど、ぜひ実際にご覧いただきたい塔の一つです。裏手から登ると上層もしっかり見ることもできますよ。
こちらは、日本で10番目に古い五重塔。それにしても、室町時代までに創建された五重塔が10塔も残存しているのですから驚きです。
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