奈良県生駒市にある
『宝山寺』(ほうざんじ)
大阪に隣接する生駒市は、
奈良であって奈良でないようで
かといって大阪でもなくて、
奈良と大阪を
ミックスした感じでもなくて
例えようがないのですが・・・
江戸時代に創建された『宝山寺』の
門前町として発展した生駒(いこま)。
イイとこです!
生駒市といえば、
全国シェア90%の『茶筅』の一大生産地です。
宝山寺へは
①マイカーで。
②700段以上の階段を徒歩で。
③ケーブルカーで。
日本で最初(大正7年)に
開業した歴史あるケーブルカー。
近鉄生駒駅に隣接する
『鳥居前』から『生駒山上』まで、
約2kmを結ぶケーブルカー。
『ブル号』です。
『ミケ号』もあります。
普段乗り慣れていない
乗り物ってワクワクしますね!
6分ほどで到着です。
思わず写真を撮りたくなるような
ゆるやかな階段を少しだけあがります。
なんて書いてある?
「歓喜天」
(かんぎてん)
秘仏なので拝観できませんが
歓喜天ってこんな感じらしい(笑)
頭は像で、身体は人間の姿。
元来はインドの神さまです。
開山は江戸時代。
奈良のお寺の中ではとても新しいです。
では、中へ。
境内には本堂の背後に
切り立った般若窟がそびえ立っていて
役行者や弘法大師も修行したといわれています。
ご本尊は不動明王。
鎮守神として祀られている大聖歓喜天は
「生駒聖天」として
市内外からの信仰を集めています。
この巾着型賽銭箱にお財布を
スリスリしている人を多くみかけます。
・巾着は
砂金袋のことで商売繁盛を。
・二股大根は
無病息災、夫婦和合、子孫繁栄を意味。
大聖歓喜天の福徳を示しています。
どどんっ!
眺めているだけで福徳を授かったような気分に。
奥の院へとまいりましょう。
多宝塔 ご本尊:愛染明王
奥の院から戻ってまいりました。
境内にあるお茶屋さん。
草餅や大福、田舎饅頭、
桜餅などいただけるのですが
あら、残念。今日はおやすみでした。
次回のお楽しみ~♪
帰りは階段で下山します。
階段が眩しいくらい新しい!
古くなった石段を20年かけて整備、
昨年の春に整備完了されています。
傾斜地に住宅が立っていることもあり
普通の住宅地ではみられない風景を
楽しむことができます!
眺めのよいお店で自然食ランチや
多国籍ランチも楽しめちゃいます!
電車に乗る前にも
近鉄百貨店でお買物もできますしね!
長谷寺駅発だとこんな感じ。
1時間くらいで行けます。
『宝山寺』とその周辺、
たいへんおもしろいところです!
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