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『自灯明』『法灯明』
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お釈迦さまが入滅される直前に
「お師匠さま亡き後、私は何をよりどころにいきてゆけばいいのでしょうか。」
と嘆く弟子のアーナンダに
お釈迦さまが投げかけたお言葉。
自灯明(じとうみょう)とは
「自分自身を頼り(拠り所)として生きて行きなさい」
という意味。
他人を頼らず自分自身を信じて生きなさいという教え。
灯火がどこにあるか探すのではなく
自分が灯火になること。
他人の意見に左右されず
自分を拠り所にして人生を生きることが自灯明。
法灯明(ほうとうみょう)とは、
「真理、つまり本当に正しいことを頼りにして生きて行きなさい」
という意味。
真理が自分自身の明かりとなることを指している。
もし自分自身にさえ自信が持てなくなってしまった時は、
真理を信じ、頼りにしなさいという意味が込められている。
これでいきましょう。
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