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イシカワヒロユキダンススタジオ・blog
音楽の表現。。。


一応現在の最新レッスンをリンクしておきます。





さて、音楽の重要性は昨日の記事の通りです。

昨日は音を「ためる」ことによって「キレ」を出す、という事でした。

それはまだ使い方としては基本的な事で、
今回はさらに上級な話しをします。

みなさんは音(カウント)をどこで表現していますか?

多くの人は足(ステップ)だと思います。

カウント「2」の時、足がステップするだけ。

果たしてそれで十分な音楽表現と言えるのでしょうか?

私は音楽を身体の中心で取るようにしています。

みぞおち(胃のあたり)、そこをセンターと言います。

そもそもダンスとは身体全体を使った音楽表現だと思います。

表現には身体全部を使うべきで、手や足だけでは不十分です。

センターで感じた音楽が波紋のように広がって、
手や足を動かしていくのです。

ラテンでもスタンダードでも上手い人の踊りが音に遅れているように感じた事ないですか?

あれはセンターで音を感じているからであって、手足が動くのはその後。

みんなの判断が足を基準に見ているからそう思うのだと思います。

ちょっと遅れて見えるくらいで膨らみのある表現になるのです。

あれはわざと遅らせているのではありませんよー。

中心から動くと自然にそうなるものなのです。

あと私が気を付けている事は、音楽の何をどこで表現するかって事。

音楽との一体化にはここが重要です。

基本的に音楽は「リズム」「メロディー」「ボーカル」で出来ています。


(ボーカルがない曲もありますが…)
主に「リズム」が下半身、「メロディー」を上半身で表現しているつもりです。

「ボーカル」によって表情や指先の表現が変わってきます。

足元はハッキリと、身体はしなやかに使います。

多くの人が逆で、足元がルーズで身体やアームワークは硬い。

表情はどんな曲でも一緒、これでは一体化出来ません。

同じタイトルの曲でもアレンジが変われば表現も全然違ってきます。

みなさんどの曲も同じ様に踊っていませんか?

もっと曲の調子を感じ取って下さい。

ルンバでも楽しい曲、悲しい曲、爽やかな曲、切ない曲…色々です。

自分なりでいいのです、もっと音楽を意識して踊るようにして下さい。。。



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