石橋海中案内☆ガイドマンのLog

神奈川県小田原市のダイビングポイント石橋で日々潜り続けているガイドのブログです。

石橋最新生物事情2023/12/08[w/map]

2023-12-08 20:28:11 | ダイビング
みなさん、こんにちは。

時化明けの一発目となります。
まぁ、何と言うか……「無尽蔵の」とでも言いたくなる程に、見処に溢れています。


[海況]

透明度   10m前後
水温   18℃

透明度、思いのほか良くて、これなら問題無し“モーマンタイ”、ノーストレスですw



[生物情報]

さて、前回の記事でも加筆(12/6付)、紹介もしましたが、探していた《♀のニシキさん》の代わりに《♂のチビちゃん》に遭遇という幸運に先日は恵まれました。
まだまだ「秋」は終わらないと実感もしたわけですが、時化明けの海を潜ってみて、改めて再確信しました。

「セカンド・インパクト」ありますねw

兎に角、ウミウシや甲殻系、そして幼魚にも活気が蘇って来た“感”がします。活気付いています。
(それはそうと、カミソリさんとニシキさん、よくぞ耐え忍んでくれたとホッとしましたよ)

そんなこんなで見処を羅列していきます。


魚系
ニシキフウライウオ(♂チビNew&♂ad/)、カミソリウオ(♂yg)、イロカエルアンコウ(yg×3/)、オオモンカエルアンコウ(yg×1)、ベニカエルアンコウ、キリンミノ(yg)、ミノカサゴ、ガラスハゼ(チビ&ad/)、クロイトハゼ(ygペア)、ハナハゼ、クロイトハゼ、アライソコケギンポ、コケギンポ、ミナミギンポ()、ソメワケヤッコ(yg)、アブラヤッコ(yg)、シテンヤッコ(yg)、クマノミ、ミツボシクロスズメダイ、ノコギリハギ(チビ)、サザナミフグ(神出鬼没)など
◆まさか、ここに来てまた増えてくるとはねw☆先ずはニシキさんとカミソリさんには感謝感激です☆


甲殻類
アカホシカクレエビ(yg&ad/)、イソギンチャクエビ(♀チビ)、イソギンチャクモエビ(チビ&ad/)、カザリイソギンチャクエビ、ベニサンゴガニ()、ウミウシカクレエビ(チビ&ad)、ナマコマルガザミ()、ヒトデヤドリエビ(チビ)、ウミシダヤドリエビ()、コマチコシオリエビ(チビ&ad/)、クリアクリーナーシュリンプ、イソバナカクレエビ(cvアリ/)など
◆いやぁ~こちらも意外。ここまで盛り上がってくるとは、思っても見なかった展開に欣喜雀躍です☆


ウミウシ
ハナオトメウミウシ(yg)、ホソジマオトメウミウシ(yg)、カメキオトメウミウシ()、サギリオトメウミウシ()、オトメウミウシ()、ジャノメオトメウミウシ()、シロイバラウミウシ(復活)、コトヒメウミウシ()、ミツイラメリウミウシ()、サガミミノウミウシ()、ミノウミウシの仲間(不明種/)、サラサウミウシ(チビ)、アオウミウシ(チビ)など
◆ウミウシさん達の復活の兆候は先々週あたりから感じてはいましたが、今日潜ってビックリでした。一気に来た感じです☆


ウミウサギ
トラフケボリ()、コボレバケボリ()、ホリキヌヅツミ、アヤメケボリ、トガリアヤメケボリ、ベニキヌヅツミ(チビ)、シュスヅツミ(チビ)
◆こちらは“マイペース”というか、然程の変化はありませんが、何よりもチビちゃん達が“大活躍”中。中々の見処になっています☆


その他
アオリイカなど



[98点:高ポイントは維持し続けます。正直MAPに描き切れません。幸せな悩みですw]

[北エリア:こっちはもうニシキ、イロ、オオモンだけでも充分な見処ではあります]

[南エリア:品揃えの豊富さならやはり南側。取り敢えずカミソリさんを筆頭に、甲殻、ウミウシ、ウミウサギと取り揃います]


前回も申した通り、彼等を全部ツーダイブでまかない切るは不可能。
狙いを定めて、それこそマクロ系マニア御用達天下の“四畳半”ダイブで「世界」に没頭するが必勝と心得ます。

いずれにせよ、「秋の海」満喫必至。生物満員御礼で、“今旬”を有難く堪能しております。



なおきxoxo


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