ブルガリのバックル修理です。
このバックルはピンの修理が多いバックルです。
捻る力が掛かるとネジ切れてしまうようです。
結構特殊なサイズの平ピンなのですが、弊社ではバックル製造もしていますのでいろいろ在庫があります。
こちらもブルガリです。
折れてます。
バックルもピン取り付け部が少し後退して曲がってますから、オリジナルより長くしないとつかないですね。
取り付けて組み立てました。
バックルピンの修理相場について、ネットで変な記事を見かけました。
確かに一点物で作れば、機械工作ですので1万円近い金額が掛かるのもわかる気がします。
むしろそれ以上掛かっても不思議ではありません。
でもそれはバックル製造の現場を知らない素人の見解過ぎます。
普通バックルピンというのは汎用でどこの工場でも在庫を持っています。
製造時には万本単位で作りますので。
中にはバックルを新規で作る際に専用のピンを一緒に製作することもありますが、ほとんどの場合は、バックルに対して合う長さ、太さ、メッキの種類で在庫から合わせます。
ネット等で検索しても出ては来ませんが、金具問屋さんなんかが使うピン屋さんというのも存在します。
弊社の場合もかなりの在庫を持っていますし、無ければ取引のある金具問屋さんへ聞いてみたり、聞かれたりして融通しあう事もあります。
弊社の場合、ピンの種類は数百種類、いや、数えていないので1000以上あるかもしれません。
それでも最後は微調整して取り付けますから、あとは熟練の技術で対応するのです。
ですので、弊社から見積もりの値段を聞いて、え?安くない?大丈夫?と不安にならなくて大丈夫です。
相場ってなんですかね?むしろ私が適正価格で修理を提供していると思っています。
作業受付はメールかLINEでのみ受け付けます。
画像を添えてご連絡ください。
どのような状態か確認できないので、お電話では受け付けません。
よろしくお願いいたします。
持ち込みはワクチン2回接種済みの方のみお引き受けします。
その際もまずは画像送付お願いします。
修理できないものもありますので、無用な接触は避けさせていただいています。
伊東金属製作所
info@itokinzoku.co.jp
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