ルイヴィトンのベルト修理です。
裏面のギボシが抜けてます。
ネジ穴が残っていますので、折れたようではないです。
緩んで抜けおちたのでしょう。
このタイプのバックルは、ギボシ部分がバックルに直付けされているのとネジ止めされているタイプがあります。
どちらのタイプも見たことあるので、どちらかが本物でどちらかがコピー品かと思っていましたが、先日ルイヴィトンの正規店で販売されているベルトを見て確認してみたところ、どちらのタイプも販売されていました。
この部分の作りの違いだけでは真贋鑑定はできないようです。
私の場合は、いくつもどちらも見ていますので、革の質感や、バックルの作りの品質を見れば察しはつきますが、ここがこうだと必ず本物という決め手はどんな商品でもありません。
各部の作りをみて、トータルでどちらかがわかるというもので、それにはそれなりに色々な品物を見て、目が肥えてこないと判別付かないと思います。
話が真贋鑑定に逸れてしまいましたが、では修理したいと思います。
緩んで抜けたのなら良いのですが、ちょっと残ったネジ山も怪しかったので、タップでネジを補正しました。
真鍮材を削りだして取り付けるギボシを作ります。
作ったギボシに取付用のネジを埋め込みます。
バックルが黒いので、黒塗装しました。
焼付塗装ではないので、使っているうちに剥れてきてしまうとは思いますが、一応、長持ちするように、プライマーを塗布してから塗装してます。
バックルに取り付けて修理完了です。
修理受付は、メールかLINEで、画像送付の上、お申込みいただくようお願いしています。
お電話でのご相談も受けておりますが、お電話のみでは状態が確認できませんので、お見積りはできません。
お電話いただく場合でも、まず画像をお送りいただいてからのお問い合わせであればスムースにお見積もり出来ます。
大体の価格を知りたい場合は、弊社ホームページをご覧になってみてください。
こちらには価格を記載しています。
ブログだと年数経って価格改定した際に更新しきれないので、ブログには記載しないようにしました。
持込いただく場合、留守にするときもございます。
必ず事前にご予約ください。
持込でも画像送付はお願いします。
土日はお休みですが、LINEの場合、時間があれば可能な限り返信してます。
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よろしくお願いします。
伊東金属製作所
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