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修理の多いTATRASのコートのベルトです。
過去にいくつも直しています。
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なにやら合っていなそうなネジで止まっています。
皿ネジなので、頭が飛び出てます。
いくらなんでもこれで製品だったわけではないでしょう。
ご自分で取り付けたけれど、うまく締めらなくて修理依頼したのかもしれません。
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反対側には何もついていませんでした。
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上のネジが使われていた皿ネジです。
一番下のナットがセットでした。
内側は工具が入る場所ではないので、ナットでは共廻りしてしまって締まりません。
私が作ったナット(右側)はご覧のように、中で引っ掛かるので共廻りしません。
使用するネジは真ん中にある、特殊な低頭ネジです。
これなら出っ張りません。
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取り付けました。
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反対側です。
きつく締めてしまうとバックルが動かなくなります。
かといって緩かったらネジが緩んで来て脱落します。
丁度良い塩梅で締めて、固着剤を使って緩み止めします。
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もう一点、同じTATRASのバックル修理です。
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こちらは良くある修理でバネ飛びです。
こちら側には突起があってバネがはずれないようになっているのですが・・・
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反対側に突起がないので飛んでしまうのです。
これは私が取り付けた突起です。
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いくつも同じバックルを直しているので、丁度良いバネの型があります。
この型でバネを巻いて作ります。
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取り付けて修理完了です。
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予備のバネも添えて出荷します。
今のところ、このバックルで再修理という連絡は来ていないので、これだけ予備があれば大丈夫なようです。
過去に修理した同じTATRASバックルです。
コートの連結バックル修理
ベルト修理あれこれ
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