ベルト・バックル修理 革漉き・裁断 伊東金属製作所

革ベルトやバックルの修理、革漉き、革の型抜きその他、幅広く紹介して行きます。

コーチ リバーシブル ベルトがたつき

2020-06-29 07:47:58 | コーチ修理

コーチのベルト修理です。
よくある故障で、リバーシブルの可動部分が緩んだようにガタついています。
こういった場合は十中八九、中のバネが折れています。
装着時には引っ張られるので、このままでも使えないことはないのですが、なんとも気持ち悪いもので、
修理を依頼されてくる方が結構いらっしゃいます。


まずは問題の部分を分解してみます。
ベルトカットの切り口の形に若干問題があるので、ここはあとで修正します。
ただ、今回の故障はこれが起因しているわけではないようです。


このようにネジ式になっていれば問題なく分解してバネ交換できるのですが、
簡素な造りで頭を叩いて潰しているだけのモデルもコーチには存在します。
想像も混ざりますが、正規品とアウトレット専売品で造りが違うのかもしれません。
わたしも何度かアウトレットでコーチの製品を見ていますが、ベルト以外でも全般的にアウトレット価格を想定した作りになっています。
材料も違いますし、造りも違います。
もちろんアウトレット用の品番があるくらいですから、それは誰でも見分けがつきます。
ただ、ごく稀に、クリアランス品や若干傷が入っていたりする正規品が混ざっています。
それは間違いなくお買い得ですので、見つけて気に入った際には購入することもあります。


ネジをはずして分解しました。
見事にバネがバラバラです。


バネを適正なサイズで製作して交換しました。


切り口の形状を修正して修理完了です。

作業受付はメールかLINEでのみ受け付けます。
画像が無いとどのようなベルトなのかわかりませんので、お電話でのお問い合わせはお断りしています。
かならず作業対象の現品の画像を添えてご連絡ください。
お電話いただいても、メールかLINEで写真を送ってくださいと返答するだけになってしまいます。

値段が気になる方は、弊社ホームページをご覧になってみてください。

バックル部分の修理
ベルトの革部分の修理

こちらに事例と価格を記載していますので、ご自分のものと同じ症状があれば参考になるかと思います。
ブログだと年数経過して価格改定したり、消費税の税率が変わったりで更新しきれないので、ブログには価格を掲載しておりません。

新しい生活様式で過ごさなければならない昨今、私自身、持病があるため、ワクチンができるまでは、徒歩圏内以外の方からの持ち込みはお断りしています。
弊社では高齢者も働いておりますので、ご理解ご協力お願いいたします。
徒歩圏内以外の方からの修理受付は宅配便のみになります。
よろしくお願いいたします。

LINEの場合、土日祝日でも時間があれば可能な限り返信してます。
しかし返信に時間が掛る場合もありますし、月曜まで返信できない場合もあります。
PCメールの場合は、土日のチェックはほぼ行いませんので、月曜になることが多いです。
よろしくお願いします。


伊東金属製作所
info@itokinzoku.co.jp
東京都足立区足立2-34-2
LINE ID:itokinzoku





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