ベルト・バックル修理 革漉き・裁断 伊東金属製作所

革ベルトやバックルの修理、革漉き、革の型抜きその他、幅広く紹介して行きます。

革の裁断 革漉き 2018.6.24

2018-06-24 20:03:00 | 革漉き・裁断

プエブロの裁断です。
メタルカードケースのパーツになります。


40CM 幅の、巨大な両面テープを貼り付けてから裁断します。
革製品の製造ではよく使われる、マルコの両面テープ(強力タイプ)というやつです。
通常販売されているのは2ミリとか5ミリとか、細いものだと思います。
実はこの40 CM 幅の両面テープが原寸で、通常はこれを輪切りにカットしたものが販売されています。
ですので、販売されるサイズは、40センチから割り切れるサイズになります。

結構この幅の両面テープを見たことがないお客様が多く、これを見ると、こんなのあるんだと皆さんおっしゃいます。


ルガトーショルダーの裁断です。
今日は高級なレザーばかりです。

革の宝石と呼ばれるルガトショルダーですが、撮影しようと思うと、表面が光り輝いているのでカメラに厳しいですね。
綺麗に写すの難しいです。
プエブロは艶が無いのでカメラに優しいです。

ルガトーは虎目が綺麗ですね。
わたしもルガトショルダーの長財布を愛用しています。


先日も紹介した、パラリンピック競技のボール素材の革漉きです。


エナメルで幅広、0.5mm厚ですので、非常に難しい革漉きです。


カシメに使う革ワッシャーです。
生地や薄い革にカシメを打ち込む際、抜け防止のために使われます。


こんなイメージで使うものです。


岡山のお客様からの受注品で、とりあえず1000個作りました。
以前は手作りしていたようで、とても手が掛るのでご相談受けてから弊社で製作させていただいています。

なかなか需要があるみたいなので、5色ほど作ってクリーマにも出品してみました。
必要な方がいらっしゃいましたら、クリーマも覗いてみてください。

クリーマ販売リスト

大量生産、カラーオーダーは直接ご連絡ください。

今日は日曜日ですが、朝7時から革の裁断と革漉きに追われて作業していました。
もう12時間以上仕事しています。
今日はこのブログ書いておしまいにしようと思ってます。

有限会社伊東金属製作所
03-3886-6271

昭和20年創業なので、屋号に金属ってついてますが、仕事内容は70年の間にすっかり変わりました。



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