ベルト・バックル修理 革漉き・裁断 伊東金属製作所

革ベルトやバックルの修理、革漉き、革の型抜きその他、幅広く紹介して行きます。

ダンヒル ベルト バックルピン折れ

2020-06-03 07:57:20 | ダンヒル修理

ダンヒルのベルト修理です。
バックルピンが折れて無くなっています。


代替のピンを取り付けました。


こちらもダンヒルです。
最近増えています。
作りが変わって材質が変わっているので、それが原因だと思います。
材料が真鍮から亜鉛に変わっているのでコストダウンです。
ただルイヴィトンでも亜鉛使うので、必ずしも悪いとは言いませんが、故障が多いのは困ります。


新しい真鍮製のピンを取り付けました。


これも同じ故障です。
皆、付け根から折れます。


ピンの断面が灰色です。
これは亜鉛のダイキャストですね。
真鍮だと黄色味があります。


これも修理完了です。


これは不注意によるピン曲りでしょう。
裏ブタの形状が前出のものと違うのがわかりますでしょうか?
これは旧タイプの真鍮で作られていたころのものです。


根元を切って取り外しました。
このピンは真鍮です。
亜鉛だと曲がらずに折れてます。


ピンを交換後に、ベルト通しのメッキの剥げが気になったので補修しました。
あくまで補修なのでおまけ程度の作業です。
長くは持ちませんので、料金いただいて引き受けるような作業ではありません。


作業受付はメールかLINEでのみ受け付けます。
画像が無いとどのようなベルトなのかわかりませんので、お電話でのお問い合わせはお断りしています。
かならず作業対象の現品の画像を添えてご連絡ください。
お電話いただいても、メールかLINEで写真を送ってくださいと返答するだけになってしまいます。
先日もお電話いただいたのですが、
「あれが、パキっと・・・」と、言われても、さっぱりわかりません^^;
材質、形状、メッキなどなど、修理できるかどうか判断するにはいろいろな情報が必要で、
それは一般的な方では完全に読み取り切れない部分が多々ありますので、こちらが知りたい情報が電話ではヒアリングできないためです。
ご協力お願いします。

値段が気になる方は、弊社ホームページをご覧になってみてください。

バックル部分の修理
ベルトの革部分の修理

こちらに事例と価格を記載していますので、ご自分のものと同じ症状があれば参考になるかと思います。
ブログだと年数経過して価格改定したり、消費税の税率が変わったりで更新しきれないので、ブログには価格を掲載しておりません。

コロナウイルスが心配な昨今、私自身、持病があるため、当面の間、持ち込みはお断りしています。
弊社では高齢者も働いておりますので、ご理解ご協力お願いいたします。
修理受付は現在宅配便のみになります。
よろしくお願いいたします。

LINEの場合、土日祝日でも時間があれば可能な限り返信してます。
しかし返信に時間が掛る場合もありますし、月曜まで返信できない場合もあります。
PCメールの場合は、土日のチェックはほぼ行いませんので、月曜になることが多いです。
よろしくお願いします。


伊東金属製作所
info@itokinzoku.co.jp
東京都足立区足立2-34-2
LINE ID:itokinzoku


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