今日は、マスターとのお別れの往生際が悪くなった理由を書きますね。
マスターの飼い主さんは、実は学校のオーナーなんです。
その方は大の犬好きで心根が優しく
処分されそうな犬を放っとけずに引き取ったり、欲しい犬種を買ったりで
現在、30数頭の犬を自宅で飼っています。
犬たちと暮らす為に、郊外に家を建てたと聞いています。
オーナーの犬でモデル犬が、マスター以外に1頭いて平日は学校で寝泊りしています。
マスターの性格はモデル犬には向いておらず、
私の卒業後はやっと家庭犬として
暖かい環境で伸び伸びと生活出来る自宅にお返し出来るんだと
別れは寂しいけれども、マスターの幸せを願って私は喜んでいました。
が、突然オーナーは
「もう1頭の子が寂しくなるからマスターは学校に置いとく」
と言い出したのです。
話が違います。
借り主(私)がいなくなったモデル犬の学校での生活を、私は嫌と言うほど知っています。
学生は皆、授業・自分の犬のお手入れ・バイトとやることが多く
マスターを我が子同様に構う人なんていないのが現状。
マスターは甘える先もなく、愛情不足で可哀想な毎日を送ることになるのです。
それで、私の苦悩は始まったのです...
話は変わって
12月の『おんりぃWAN』のオープンまでの約2ヶ月
私は一徹以外の犬に触れる機会が有りません。
トリマーとしての技術や勘は鈍る一方なのです。
そのことはとても不安で
でも、どうすることも出来ないと悩んでいたのですが
卒業式の日にある先生が「救済措置を考えてあげるべき」と提案してくださって
今日、担任だった先生から連絡を頂き
学校に行けることになった のです。
これは、私だけに対してではなく
今後、卒業生皆に適用される
新システム が発足したのです。
● 卒業したものの、就職が決まってない
● トリミングする機会がない
● ブランクが空いてしまう(←私はコレ)
等など、卒業生の事情は様々です。
そこへ学校が手を差し延べてくれることになったのです。
つくづく「情のある、いい学校に縁が有ったなぁ~」と思いました。
行きますよ、私は
と言うことは...??
マスターに会えるのですよっ
現役の頃のように、毎日は行か(け)ないと思いますが
徐々にマスターと‘本当のお別れ’が出来たらと思います。
なんだか うれしそうでちねっ
ウヘヘッ
分かったぁ~??
徹ちゃん、またちょいちょいお留守番、頼むわな~
あいよっ
ごほうびいっぱいでちよ~
分かった、分かった。
来週辺りから行こっかなぁ~
もういっちょ
ありがとうございました~