
評価:★★★★【4点】(P)
物語の97分間は圧巻のラストのための伏線であった。
―“ラスト9分19秒の衝撃は圧巻にしてもはや痛快!”―
ココだけでイッキに評価アップとなりました(笑)
ちなみに9分19秒ってどこからのことだったの?(おいこら)
ワタシは交差点の事故からグングン惹きこまれていったけど(笑)
◇
偉大なジャズドラマーを夢見て全米屈指の名門、
シェイファー音楽院に入学したニーマン。
ある日、フレッチャー教授の目に止まり、彼のバンドにスカウトされる。
そこで成功すれば、偉大な音楽家になるという夢は叶ったも同然。
自信と期待を胸に練習に参加したニーマンだったが、
そんな彼を待っていたのは、わずかなテンポのずれも許さない
フレッチャーの狂気のレッスンだった。
それでも頂点を目指すためと、罵声や理不尽な仕打ちに耐え、
フレッチャーの地獄の指導に必死で食らいついていくニーマンだったが…。
<allcinema>
◇
【ネタバレに要注意】
これは音楽版のスポ根ドラマでありながら
途中からの流れはサスペンス仕立てになっているところがミソ(笑)
フレッチャーのスパルタ的指導法もさることながら
それに必死になって喰らいつこうとするニーマンの姿に
観てるこちらまでアドレナリンがじわじわ湧いてくるから面白い。
期待されてるのか、貶めようとしてるのか
フレッチャーの胸の内が分からないまま進行するドラマは
行き着く先がどこなのかまるで分らない。
フレッチャーに指導を受けた生徒の自殺から行き過ぎた行為が浮上する。
フレッチャー解雇で平和が戻り終了するのかと思ったら
そこからがこの映画の真骨頂と言ってもいいのではないか。
初めから終わりまでフレッチャーのペースに乗せられたニーマンが
最後にとった行動が見事のひとこと!!!
【今週のツッコミ】
・ニーマンの表情がフレッチャーの言動で一喜一憂と大忙し(笑)
チョットしたことだが実にうまい若手俳優だと思った。
・ちなみにデビュー当時のジョン・キューザックにクリソツ(爆)
・ニコルのような笑顔のチャーミングな子を振るなんて
あ~、もったいない^^;
久しぶりの電話で言う、彼氏発言は信用せず
その目で確かめよう。これスナイパーの鉄則(殺し屋じゃねえって)
・ニコル役のメリッサ・ブノワちゃんの次回作はスーパーヒロインを。
1984年制作『スーパーガール』のリメイク作品。
・親族の夕食パーティーでどちらが有望か言い合う会話バトルが見もの。
日本じゃ相手を思いやり本音はあまり語らないよね^^
・あちらのシネコンのコンセッションはポップコーンに
バターオイルではなくレーズンをお好みで付けるらしい。
・フレッチャーのいう的確なテンポ、リズムがまるで分らない^^;
・完璧主義者だけにしか分からないモノ作りのこだわりって意味では
それに携わっている者ならフレッチャーが理解できるだろう。
・あの楽譜を持ち去ったのは、実はフレッチャーなのでは?
有望な新人とうそぶきニーマンの刺激材料だったと暴露する。
・本番で自分の楽譜だけがないって、心拍数マックスだわ(爆)
--------------------------------------------------------------
監督:デイミアン・チャゼル
脚本:デイミアン・チャゼル
音楽:ジャスティン・ハーウィッツ
出演:マイルズ・テラー/J・K・シモンズ/ポール・ライザー/オースティン・ストウェル
『セッション』
物語の97分間は圧巻のラストのための伏線であった。
―“ラスト9分19秒の衝撃は圧巻にしてもはや痛快!”―
ココだけでイッキに評価アップとなりました(笑)
ちなみに9分19秒ってどこからのことだったの?(おいこら)
ワタシは交差点の事故からグングン惹きこまれていったけど(笑)
◇
偉大なジャズドラマーを夢見て全米屈指の名門、
シェイファー音楽院に入学したニーマン。
ある日、フレッチャー教授の目に止まり、彼のバンドにスカウトされる。
そこで成功すれば、偉大な音楽家になるという夢は叶ったも同然。
自信と期待を胸に練習に参加したニーマンだったが、
そんな彼を待っていたのは、わずかなテンポのずれも許さない
フレッチャーの狂気のレッスンだった。
それでも頂点を目指すためと、罵声や理不尽な仕打ちに耐え、
フレッチャーの地獄の指導に必死で食らいついていくニーマンだったが…。
<allcinema>
◇
【ネタバレに要注意】
これは音楽版のスポ根ドラマでありながら
途中からの流れはサスペンス仕立てになっているところがミソ(笑)
フレッチャーのスパルタ的指導法もさることながら
それに必死になって喰らいつこうとするニーマンの姿に
観てるこちらまでアドレナリンがじわじわ湧いてくるから面白い。
期待されてるのか、貶めようとしてるのか
フレッチャーの胸の内が分からないまま進行するドラマは
行き着く先がどこなのかまるで分らない。
フレッチャーに指導を受けた生徒の自殺から行き過ぎた行為が浮上する。
フレッチャー解雇で平和が戻り終了するのかと思ったら
そこからがこの映画の真骨頂と言ってもいいのではないか。
初めから終わりまでフレッチャーのペースに乗せられたニーマンが
最後にとった行動が見事のひとこと!!!
【今週のツッコミ】
・ニーマンの表情がフレッチャーの言動で一喜一憂と大忙し(笑)
チョットしたことだが実にうまい若手俳優だと思った。
・ちなみにデビュー当時のジョン・キューザックにクリソツ(爆)
・ニコルのような笑顔のチャーミングな子を振るなんて
あ~、もったいない^^;
久しぶりの電話で言う、彼氏発言は信用せず
その目で確かめよう。これスナイパーの鉄則(殺し屋じゃねえって)
・ニコル役のメリッサ・ブノワちゃんの次回作はスーパーヒロインを。
1984年制作『スーパーガール』のリメイク作品。
・親族の夕食パーティーでどちらが有望か言い合う会話バトルが見もの。
日本じゃ相手を思いやり本音はあまり語らないよね^^
・あちらのシネコンのコンセッションはポップコーンに
バターオイルではなくレーズンをお好みで付けるらしい。
・フレッチャーのいう的確なテンポ、リズムがまるで分らない^^;
・完璧主義者だけにしか分からないモノ作りのこだわりって意味では
それに携わっている者ならフレッチャーが理解できるだろう。
・あの楽譜を持ち去ったのは、実はフレッチャーなのでは?
有望な新人とうそぶきニーマンの刺激材料だったと暴露する。
・本番で自分の楽譜だけがないって、心拍数マックスだわ(爆)
--------------------------------------------------------------
監督:デイミアン・チャゼル
脚本:デイミアン・チャゼル
音楽:ジャスティン・ハーウィッツ
出演:マイルズ・テラー/J・K・シモンズ/ポール・ライザー/オースティン・ストウェル
『セッション』
予想していた程度の作品だな~とボンヤリしてたら
終盤であの展開でしょ。ホント、イッキに心拍数上がってしまいましたよ(笑)
ワタシのは単なる学校代表の鼓笛隊だったんで
今思えば指導する先生方も素人さんばかりでした(爆)
シンバル鳴らして音の余韻を止めるときの痛さは
拷問に近かったです(爆)
自分なりに考えたのが両脇で挟んだらダメなの?でしたが
それは邪道だ!で受け入れられず^^;
>実は私もなんですよ~!(ちなみにサックス)
お~!サックスだなんてカッコ良すぎます(笑)
あれって、吹きすぎると宍戸錠状態なりますよね^^
え、唇が腫れてたまに切れるって凄いです。
本作のニーマンの指からの出血もまんざら脚色でもないということ
amiさんの経験値から今納得できました(笑)
予告の「あなたは映画史を塗り替える瞬間を目撃する」に
こう言うのって大抵誇大広告なのよね~なんて思ってましたが
まさしく広告に偽り無しでした。
ところで、itukaさんもブラバンだったとは!?
実は私もなんですよ~!(ちなみにサックス)
もちろんこんな「巨人の星」レベルのシゴキは無かったですが
吹き過ぎて唇が腫れるのは日常茶飯事でしたし
たまに切れたりもしてました(笑)
mariyonさんのブラバン(ブラスバンドの略・←分かってるってーの)話にそんなオチがあったなんて
一瞬、鬼教師に皆の前で説教かよ!と思いますよね(爆)
実はワタシも中学時代にブラバン(ブラスバンドの略・←またかよ!)やってまして
なぜかシンバル担当(笑)
なんで未経験の俺が?でしたが、教師が背中越しにワタシを包むように手をかざし
こうして音を止めるんだよ!とシンバルの角を思いっ切り両胸に押し当てたから痛いの何の!
それ以来、練習の度に痛い思いをしてたので途中で辞めちゃいました(ずる休み数日で解雇)^^;
あの時、「ビリギャル」のような塾講師だったら、今頃人生変わっていたかもしれません(笑)
書いてあったんですが、
そうとう、やばい学生時代だったのでは・・・。
わたしも、中学はブラバンで、サックスを吹いておりました。
ある日の練習で、皆で演奏中に突然教師が「○○さん、今すぐ吹くのを止めて」とわたしを名指し。
ひぇ~~、何事??間違った??
間違うなんていつものことなのに(おいっ!)
と思ったんですが、
「顔色が悪い、貧血を起こしそうだ、保健室にいったほうがいい」と言われ、
昨夜寝ていないうえ、食欲も無かったので、
しばらく保健室で寝ておりました。
(てか、爆睡しました)
なんて、映画の感想とは全く関係ない話ですみません。
よくあんなに耐えられるものだと^^;
なのでラストのどんでん返しはまさに爽快そのものでした。
「物語の97分間は圧巻のラストのための伏線であった。」と、思いたくなります。巧いラストでした。
鬼教師のいう的確なテンポ、リズムがまるで分らないけど、何やら完璧さにこだわっている雰囲気は伝わります。
リズムのテンポの違いなんて、ほとんどフレッチャーの感覚の問題で
あういう教え方は学ぶ方にとったらまったくダメダメですよね^^;
もっと、理論的に数式で教えなきゃ(ってかえって難しいわ・笑)
9分19秒でしたっけ?ドラムソロが観られただけで1100円の価値は十分ありましたね(ポイント鑑賞だろ)
レーズンでなくチョコチップならありがたいです(爆)
自分が怒鳴られてるみたいな緊張感とプレッシャーと
あ~やだやだひどいとか思いながら
ず~~っとピーンと張り詰めた気持ちのままで
クライマックスになだれこんだあと
一気にスカっとするから
うわ~全部このためだったのね~ってのは
終わって納得した次第で。(^_^;)
いや~疲れた。でも満足でした(^-^)/
PS:レーズンはやだ。(爆)
事故のシーン、あれは『ボーン』シリーズにも、まったく引けを取らない互角のアクションでした。
こういう映画だから、あのシーンの時思いっきり驚きましたよ「ひぇ!」って感じで(爆)
たぶん、スタントマンによる実写ワンカットと予想してます。
今思うと、ニーマンが寝坊した時点からイッキに吸引力アップした感じでした(笑)
>ワタシは交差点の事故からグングン惹きこまれていったけど(笑)
ですよね。私も、見終わった後、「最後の20分ぐらいがマジすごかったー」と思ったんですが、探してみると、9分19秒ってw
ドラムソロの延々続けるシーンのことだと思うんですけど、その前の事故の辺りから衝撃ですよね!
大体、あの事故のシーンも結構すごかった気がする。
CG使っているのかなあ、すごくリアルに見えたし、カットないですよねあそこ。
本作、途中までよくある変人スパルタ指導員(よくあるのか?)でしたが
それだけで終わらなかったのが、この映画の凄いところですね(笑)
9分19秒って、ワタシ的にはラスト15分から来ました。
ぺろんぱさん、えぇ~!ブログ終了したのですか?
そんな勿体ないことを!
いつも国語の勉強をさせてもらっていたのに。。。
今年は地元のシネコン、一極集中でなく作品的にバラバラに分散しているので
年度末のTOHO1ヵ月パスポート取得が難しい状況になってます^^;
本作、某紙に「ラストの演奏シーンがとにかく凄い」と書かれていましたがほんまにそうなんですね・・・「(いつか観る!の)お題作」に入れました。
itukaさんの「どこからのことだったの?」っていうのも興味有り(^^)です。
>デビュー当時のジョン・キューザックにクリソツ
そうなのですか。ジョン・キューザック好きだし期待値高めときます。
ご無沙汰していた間に拙ブログを終了したのですが、変わらずお伺いさせて頂いております。早くも今年の貴・劇場鑑賞記録数に期待大です。