評価:★★★【3点】
このバンドに欠けているのは華のあるボーカルだ!ボーカルを探せ!!!
本日、矢場町パルコ8Fにあるセンチュリーシネマがリニューアル・オープン!
ということで、いったいどのようにリニューアルされたのかが気になって
早速、行って来ました。
以前からココは愛知で最も座席が大きく、足元も広くゆとりがあり
かなりゆったりと鑑賞できるお気に入りの映画館だったんです。
そして今回、気になっていた本作がオープニング作品となったこともあり
しかも、先着30名にプレゼントがあるということで、3つの楽しみってことに(笑)
8Fでエレベーターを降り、まず目に飛び込んでくるのが
まるでスタジオを思わせるような黒を基調にしたシックな壁紙。
周りのレイアウトもシンプルで機能的なイメージを感じました。
今回、スクリーンが二つになり、本作品はスクリーン2(45席)での上映です。
一方のメイン・スクリーン(160席)では『漫才ギャング』が上映されてました。
ちなみに、プレゼントの方は先着3番目ということで難なくゲット!
もらったのはサーモス真空断熱ポケットマグ (マレーシア製)^^;
◇
1975年、ロサンゼルス。
ロックは男のものという見方が当たり前だった時代、ジョーン・ジェットは
自らロックがやりたいと周囲に訴えるものの、誰からも相手にされずにいた。
そんなある日、敏腕プロデューサーのキム・フォーリーと出会う。
そして、彼は女だけのティーンズ・バンドをデビューさせれば売れると確信し、
ジョーンを筆頭にメンバーを集めることに。
一方、“普通で可愛い女の子”でいる自分に違和感を感じ、
好きな音楽を共有する友達もいなかったシェリー・カーリー。
彼女はある時、ド派手なファッションとメイクでクラブに出掛けると、
グラマラスでセクシーなヴォーカルを求めていたキムの目に留まり、大抜擢。
こうして平均年齢16歳のガールズ・バンド“ランナウェイズ”が結成される。
過激な歌詞と挑発的なビジュアルで男だけのロック界に殴り込み、
やがて世界中で熱狂的な支持を得ていくランナウェイズだったが…。
<allcinema>
◇
このバンドは、当時日本でテレビ出演したのを見ています。
なんとも奇抜で、ほとんど下着姿のボーカル担当のシェリーは
よく覚えています。
「チチチチチ、チェリーボム!」
ブロンドヘアーでバンドの中では、特に可愛かったな~、なんてね。
ま、でも、特にファンだったわけでもないので
彼女らのバンドに思い入れがあるわけでもありません。
とりあえず、ランナウェイズの結成から、ボーカル担当のシェリーの脱退までを
知ることが出来たのは良かったかなというくらいですね。
こういうロックバンドって私生活もロックをしてないといけない宿命なので
必然的に不良っぽくなってしまうのでしょうか。
それとも、そういう人間が犯罪を犯さずに済むはけ口として
バンドを作るなり、ボクシングジムに通うなりして
そこで世間に認められ、ヒト的に成長し大人になっていくという
ま、何かに熱中することで非行に走るエネルギーが消費され、これは大変いいことかと。
でもな~、映画では日本公演の始まる前にドラッグを使いまくり
自らをハイテンションに持って行くなどして、イケない行為をしていたことを
当時、テレビに映る彼女らを見て、まるで気が付かなかった自分に
チョットばかり考えさせられる思いも出てきたり^^;
さて、映画の話を簡単に。
主人公はリードギターのジョーン・ジェット。
演じるクリスティン・スチュワートが本人にそっくりなのが凄い。
クールに突っ張っている雰囲気が実によく似合うのも好印象です。
このバンドのシェリーって偶然のたまものだったのね。
既にバンドを組んでいたジョーンらに、何かが足りないと感じたプロデューサーは
クラブに客として来ていたシェリーをスカウトする。
ま、見た目優先って形でバンドに入ったシェリーであるだけに
そこはジョーンたちとの考えの違いやらが、徐々にでてきて
爆発的人気が出たころには亀裂がさらに広がり、やがて自ら脱退を申し出るシェリー。
こうして、バンドというひとつの音楽を通している人の集まりでも
周りの喧騒から自分を守ることが出来なくなってしまうんですね。
まだ、ティーンの彼女らには尚更であったと思う。
おまけ)
・日本コンサートのシーンで、またまた出ました変な日本の描かれ方。
あの和食屋のウェイトレスは、なんで芸者なの(爆)しかも可也ブチャイクだし。
・その日本コンサートでの日本のファンの描かれ方がゾンビ軍団のように怖かった。
興奮したファンらが楽屋のガラスを突き破って突進してくる様は漫画かと思った(爆)
・とりあえず「チェリーボム」の曲はプロデューサーがシェリーのイメージで
2時間以内で作ってしまうという即興性に唖然!
さすが敏腕プロデューサーのキム・フォーリー(マイケル・シャノン)。
・あのシェリーの有名なコスチュームはシェリー自身の思い付きだった。
当時、ジョーンはそのコスチュームに苦言を「色物扱いされる」←確かに!
・ランナウェイズってシェリー・バンドじゃなかったのね。
↑って知ってるけど^^; 映画はそれが確執の火種ってことでした。
・メジャー契約するシーンが本作で最もカッコいいという感じ。
・『宇宙戦争』のころは、まだ4頭身であどけなかったダコタちゃん。
それが今じゃ、セクシー路線で映画に出ちゃってるもんな~
時の流れは早いわ^^
・シェリーの家庭事情も深刻ではあるが、田舎にいる双子の姉が
徐々にシェリー化していく様に、過去映画『ルームメイト』を思い出す^^;
-----------------------------------------------------------------------
監督:フローリア・シジスモンディ
脚本:フローリア・シジスモンディ
撮影:ブノワ・デビエ
音楽:リリアン・バーリン
出演:クリステン・スチュワート/ダコタ・ファニング/マイケル・シャノン/
『ランナウェイズ』
このバンドに欠けているのは華のあるボーカルだ!ボーカルを探せ!!!
本日、矢場町パルコ8Fにあるセンチュリーシネマがリニューアル・オープン!
ということで、いったいどのようにリニューアルされたのかが気になって
早速、行って来ました。
以前からココは愛知で最も座席が大きく、足元も広くゆとりがあり
かなりゆったりと鑑賞できるお気に入りの映画館だったんです。
そして今回、気になっていた本作がオープニング作品となったこともあり
しかも、先着30名にプレゼントがあるということで、3つの楽しみってことに(笑)
8Fでエレベーターを降り、まず目に飛び込んでくるのが
まるでスタジオを思わせるような黒を基調にしたシックな壁紙。
周りのレイアウトもシンプルで機能的なイメージを感じました。
今回、スクリーンが二つになり、本作品はスクリーン2(45席)での上映です。
一方のメイン・スクリーン(160席)では『漫才ギャング』が上映されてました。
ちなみに、プレゼントの方は先着3番目ということで難なくゲット!
もらったのはサーモス真空断熱ポケットマグ (マレーシア製)^^;
◇
1975年、ロサンゼルス。
ロックは男のものという見方が当たり前だった時代、ジョーン・ジェットは
自らロックがやりたいと周囲に訴えるものの、誰からも相手にされずにいた。
そんなある日、敏腕プロデューサーのキム・フォーリーと出会う。
そして、彼は女だけのティーンズ・バンドをデビューさせれば売れると確信し、
ジョーンを筆頭にメンバーを集めることに。
一方、“普通で可愛い女の子”でいる自分に違和感を感じ、
好きな音楽を共有する友達もいなかったシェリー・カーリー。
彼女はある時、ド派手なファッションとメイクでクラブに出掛けると、
グラマラスでセクシーなヴォーカルを求めていたキムの目に留まり、大抜擢。
こうして平均年齢16歳のガールズ・バンド“ランナウェイズ”が結成される。
過激な歌詞と挑発的なビジュアルで男だけのロック界に殴り込み、
やがて世界中で熱狂的な支持を得ていくランナウェイズだったが…。
<allcinema>
◇
このバンドは、当時日本でテレビ出演したのを見ています。
なんとも奇抜で、ほとんど下着姿のボーカル担当のシェリーは
よく覚えています。
「チチチチチ、チェリーボム!」
ブロンドヘアーでバンドの中では、特に可愛かったな~、なんてね。
ま、でも、特にファンだったわけでもないので
彼女らのバンドに思い入れがあるわけでもありません。
とりあえず、ランナウェイズの結成から、ボーカル担当のシェリーの脱退までを
知ることが出来たのは良かったかなというくらいですね。
こういうロックバンドって私生活もロックをしてないといけない宿命なので
必然的に不良っぽくなってしまうのでしょうか。
それとも、そういう人間が犯罪を犯さずに済むはけ口として
バンドを作るなり、ボクシングジムに通うなりして
そこで世間に認められ、ヒト的に成長し大人になっていくという
ま、何かに熱中することで非行に走るエネルギーが消費され、これは大変いいことかと。
でもな~、映画では日本公演の始まる前にドラッグを使いまくり
自らをハイテンションに持って行くなどして、イケない行為をしていたことを
当時、テレビに映る彼女らを見て、まるで気が付かなかった自分に
チョットばかり考えさせられる思いも出てきたり^^;
さて、映画の話を簡単に。
主人公はリードギターのジョーン・ジェット。
演じるクリスティン・スチュワートが本人にそっくりなのが凄い。
クールに突っ張っている雰囲気が実によく似合うのも好印象です。
このバンドのシェリーって偶然のたまものだったのね。
既にバンドを組んでいたジョーンらに、何かが足りないと感じたプロデューサーは
クラブに客として来ていたシェリーをスカウトする。
ま、見た目優先って形でバンドに入ったシェリーであるだけに
そこはジョーンたちとの考えの違いやらが、徐々にでてきて
爆発的人気が出たころには亀裂がさらに広がり、やがて自ら脱退を申し出るシェリー。
こうして、バンドというひとつの音楽を通している人の集まりでも
周りの喧騒から自分を守ることが出来なくなってしまうんですね。
まだ、ティーンの彼女らには尚更であったと思う。
おまけ)
・日本コンサートのシーンで、またまた出ました変な日本の描かれ方。
あの和食屋のウェイトレスは、なんで芸者なの(爆)しかも可也ブチャイクだし。
・その日本コンサートでの日本のファンの描かれ方がゾンビ軍団のように怖かった。
興奮したファンらが楽屋のガラスを突き破って突進してくる様は漫画かと思った(爆)
・とりあえず「チェリーボム」の曲はプロデューサーがシェリーのイメージで
2時間以内で作ってしまうという即興性に唖然!
さすが敏腕プロデューサーのキム・フォーリー(マイケル・シャノン)。
・あのシェリーの有名なコスチュームはシェリー自身の思い付きだった。
当時、ジョーンはそのコスチュームに苦言を「色物扱いされる」←確かに!
・ランナウェイズってシェリー・バンドじゃなかったのね。
↑って知ってるけど^^; 映画はそれが確執の火種ってことでした。
・メジャー契約するシーンが本作で最もカッコいいという感じ。
・『宇宙戦争』のころは、まだ4頭身であどけなかったダコタちゃん。
それが今じゃ、セクシー路線で映画に出ちゃってるもんな~
時の流れは早いわ^^
・シェリーの家庭事情も深刻ではあるが、田舎にいる双子の姉が
徐々にシェリー化していく様に、過去映画『ルームメイト』を思い出す^^;
-----------------------------------------------------------------------
監督:フローリア・シジスモンディ
脚本:フローリア・シジスモンディ
撮影:ブノワ・デビエ
音楽:リリアン・バーリン
出演:クリステン・スチュワート/ダコタ・ファニング/マイケル・シャノン/
『ランナウェイズ』
(お齢が・・・ぁぁぁ・・・。)
私はちなみに知らないのよ♪
そうですね。 これ、クリステンがほんとにそっくり。
ちょっと見直しました。 こんなにプロ意識の高い女優さんだったなんて。
役作りでその俳優の技量がわかりますね。
ダコタちゃんもなかなか頑張ってたと思いました。
そうなのよ~。母の背中越しに眺めてましたよ(笑)
当時、大人たちは「こういう音楽や『11PM』は見てはいけない!」とか言ってました(爆)
ランナウェイズが爆発的人気のころは
まだ、roseさん生まれてなかったのかな?^^
本作品を観る前にYoutubeであれこれ予習してたんですよ。
でも、ジョーン版の「チェリーボム」や『キック・アス』の挿入歌は知らなかったです。
いや~、ほんとうに助かっちゃっいましたよ。
クリスティン以外の適役って、ないでしょうね。
ダコタちゃんは、シェリーというよりダコタちゃんとして見てましたし^^;
ちなみに、レディー・ガガ曰く、自分の自伝映画製作の時はマリサ・トメイに演じてもらいたいとか言ってましたね。
やっぱりお顔が似てるし、オスカーにノミネートされた実績もありますしね^^