評価:★★★★【4点】
戦中、戦後の日本のドラマはこの黄金トリオにお任せあれ~!(笑)
◇
石油の将来性に目を付け、石油販売業を始めた青年、国岡鐡造。
彼は“店員(従業員)は家族と同然”と店員との絆を大切にし、
既得権益が強固な石油業界を相手に、
破天荒な発想と行動力で販路を拡大していく。
やがてその存在は石油メジャーも無視できないほど大きくなり、
ついには石油の輸入ルートをすべて封鎖されるという
絶体絶命の窮地に陥る鐡造だったが…。
<allcinema>
◇
原作が百田尚樹、監督に山崎貴、主演が岡田准一の黄金トリオが
再び手を組み、前作『永遠のゼロ』に匹敵する感動作を生み出した。
いや~、とにかく主人公の熱血漢ぶりに、こめかみの血管が切れる?と
心配するほどイケイケどんどんなのである。
この男、凄く頭が切れて世の中を先読みする力を持っている。
そして戦後の荒波の中、押しの強さとトリッキーなアイデアで
たった一人で立ち上げたベンチャー企業をより大きくしていくプロセスに
ぐんぐん惹き込まれてしまう。
人情派で国家傘下の官僚やメジャー相手にも決して気後れすることなく
堂々と自分の意見を主張する姿は、もはや現代社会の鏡ではないか。
今、こういうリーダーがいたら世の中も変わっていくのだろうか。
まずは次期大統領ドナルド・トランプ氏のお手並み拝見だ(←話ズレまくり)
【今週のツッコミ】
・ベンチャー企業として事業を成功させるプロセスが面白すぎる。
さすがは“海賊”の異名をとるだけのことはある。
船首の立ち姿はジョニー・デップにも見てほしい(おい)
・27歳から60歳までまでの老け具合は見事!
まったくもって自然に歳を重ねたような感じでしたが
ラストの傘寿を超えて車イス姿の特殊メイクは御大映画並み^^;
・60歳のメイクは役作りのため太った?それとも特殊メイク?
もしも特殊メイクであるなら完ぺきではないかと。
・新妻の苦悩まで深く掘り下げなかったのは、ある意味得策。
直球勝負で最後まで突っ走った勢いは、とても心地よい。
・冒頭、米国爆撃機から投下された爆弾のあの構造ってマジですか。
まさか空中で分散されてるとは知らなかった。
・手漕ぎボートから始まって最後は2万トンタンカーにまで成長だ!
・実は最も手に汗握ったシーンは2万トンタンカーのイラン航海のところ。
英国戦艦とのチキンレースに挑んだ堤真一船長も“もうひとりの海賊”なのだ^^
---------------------------------------------------
監督:山崎貴
脚本:山崎貴
音楽:佐藤直紀
出演:岡田准一/吉岡秀隆/染谷将太/鈴木亮平/
『海賊と呼ばれた男』
戦中、戦後の日本のドラマはこの黄金トリオにお任せあれ~!(笑)
◇
石油の将来性に目を付け、石油販売業を始めた青年、国岡鐡造。
彼は“店員(従業員)は家族と同然”と店員との絆を大切にし、
既得権益が強固な石油業界を相手に、
破天荒な発想と行動力で販路を拡大していく。
やがてその存在は石油メジャーも無視できないほど大きくなり、
ついには石油の輸入ルートをすべて封鎖されるという
絶体絶命の窮地に陥る鐡造だったが…。
<allcinema>
◇
原作が百田尚樹、監督に山崎貴、主演が岡田准一の黄金トリオが
再び手を組み、前作『永遠のゼロ』に匹敵する感動作を生み出した。
いや~、とにかく主人公の熱血漢ぶりに、こめかみの血管が切れる?と
心配するほどイケイケどんどんなのである。
この男、凄く頭が切れて世の中を先読みする力を持っている。
そして戦後の荒波の中、押しの強さとトリッキーなアイデアで
たった一人で立ち上げたベンチャー企業をより大きくしていくプロセスに
ぐんぐん惹き込まれてしまう。
人情派で国家傘下の官僚やメジャー相手にも決して気後れすることなく
堂々と自分の意見を主張する姿は、もはや現代社会の鏡ではないか。
今、こういうリーダーがいたら世の中も変わっていくのだろうか。
まずは次期大統領ドナルド・トランプ氏のお手並み拝見だ(←話ズレまくり)
【今週のツッコミ】
・ベンチャー企業として事業を成功させるプロセスが面白すぎる。
さすがは“海賊”の異名をとるだけのことはある。
船首の立ち姿はジョニー・デップにも見てほしい(おい)
・27歳から60歳までまでの老け具合は見事!
まったくもって自然に歳を重ねたような感じでしたが
ラストの傘寿を超えて車イス姿の特殊メイクは御大映画並み^^;
・60歳のメイクは役作りのため太った?それとも特殊メイク?
もしも特殊メイクであるなら完ぺきではないかと。
・新妻の苦悩まで深く掘り下げなかったのは、ある意味得策。
直球勝負で最後まで突っ走った勢いは、とても心地よい。
・冒頭、米国爆撃機から投下された爆弾のあの構造ってマジですか。
まさか空中で分散されてるとは知らなかった。
・手漕ぎボートから始まって最後は2万トンタンカーにまで成長だ!
・実は最も手に汗握ったシーンは2万トンタンカーのイラン航海のところ。
英国戦艦とのチキンレースに挑んだ堤真一船長も“もうひとりの海賊”なのだ^^
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監督:山崎貴
脚本:山崎貴
音楽:佐藤直紀
出演:岡田准一/吉岡秀隆/染谷将太/鈴木亮平/
『海賊と呼ばれた男』
しかし、手漕ぎ船からタンカーになったのはえらい感動でした!
このてのカリスマ性のある人、日本のリーダに欲しいものですね。
あの状況で「突っ込め!」とはどんだけ度胸があるんだ!でしたし
一か八かの大勝負でしたね。
船長もまた海賊にふさわしい人物だったと思いました(笑)
> 英国戦艦とのチキンレースに挑んだ堤真一船長も“もうひとりの海賊”なのだ^^
この日章丸事件は、クライマックスでありハイライトでした。
イギリスがイランの石油を搾取していたのに風穴をあけました。
偉人といえば、最近に読んだ「横浜をつくった男」も明治期に生きたひとでした。
いま本屋に「高島易断」が置かれていますが、その易聖・高島嘉右衛門の物語ですが、横浜に「高島」の地名に残すほどな偉人でした。
http://blog.goo.ne.jp/iinna/e/107990bc173e4bc22ca5e20009c36b90
映画は面白かったし、岡田君は好きな俳優さんなので(V6だけど(;´・ω・))何の文句もありませんが、ここまで年寄りの役が似合うってどうなんでしょう?
堤さんと年齢で渡り合っちゃう必要はなかったと思うのですが。
この映画の要は、若い創業時代でなく、皆さんが書かれているイラン航海だと思います。だから、余計に、30代の岡田君がやる必要があったのかと。。。思ってしまうのです。
発展途上で未来に希望があるから熱い思いがあるのですね。
>「横浜をつくった男」
名前がそのまま地名になるなんて凄いことですよね。
本を読まないワタシは、是非とも映画化してほしいところです。
うっかり忘れていました(爆)
まあ、それだけ俳優業が完全に板についてしまっていることなんでしょうかね。
ワタシ的に、本作の黄金トリオで次は何を製作してくれるんだろうかと、そんな期待感持ってます。
あの60歳のメイクは自然で素晴らしかったです。
ごめんなさいです。
特殊メイクもですが、堤さんや國村さんと
わたりあうって結構大変だったんじゃないですかね。
そうでなくても主役はるような役者さんばっかり
むこうにまわして自分が主演てだけで
岡田くんそのものが
メジャーを相手にばくちをうつ國岡そのものみたいでした。
大変だったろうな~って。(;^_^A
あ~、お気になさらず^^
どうしましょう、TB消しておきましょうかね~
岡田くんの60代メイクは毎日3時間もかかっていたとか。
撮影も特殊メイクが絡んでくると結構大変そうですね。
ワタシ的に、彼はもうジャニーズではなく完全なる俳優と認識してますよ(笑)
脇の大物俳優相手に堂々と渡り合える凄い人です。