評価:★★★【3点】
このヒロインに対し純粋に応援できるか否か^^;
◇
1944年、ニューヨーク。
社交界の大物マダム・フローレンスは、持病を抱えながらも
音楽を愛し、莫大な遺産を音楽家のために惜しみなく使ってきた。
そんな彼女がある時、
ソプラノ歌手になるというかつての夢を再び取り戻し、
レッスンを再開することに。
ところが彼女は自分では気づいていないが、
歌唱力に致命的な欠陥を抱えていた。
それでも愛する妻から夢を奪いたくないと、
夫のシンクレアはすぐにレッスンの手配を進める。
しかし伴奏者として雇われたピアニストのコズメは、
フローレンスの歌声に呆然としてしまう。
シンクレアはそんな周囲の否定的な反応を懸命に封じ込め、
フローレンスが気持ちよく歌える環境を整えるべく奔走する。
おかげでますます自信を深めていくフローレンスだったが…。
<allcinema>
◇
貧困層のワタシが言うと単なる妬みの口になるけども
これって普通に身の程知らずの富裕層の娯楽の一種ではないかと。。。
才能持ちつつ表舞台に立つことが出来ないアーティストが
この世にいったいどれほどいるのだろうと、ふと考えてしまった。
そういう埋もれた才能を開花させることなく生きているひとたちに
この映画は完全にケンカを売ってるようなものだと感じてしまった。
ちなみに、ワタシは何も才能ないですが(笑)
それでも、ひとつ言うとすれば
このヒロインのお陰で、どれだけ勇気をもらうことが出来たか。
これに尽きるのではないかな。
今まさに忘年会シーズン真っただ中であることから
余興でなにかしら強要されたら彼女を思い出そう!みたいな(笑)
【今週のツッコミ】
・音痴である自分を分かってないという意味では大物と言える。
おそらく彼女は超が付く天然なんでしょうね。
・梅毒ってそんなに怖い伝染病だったのね。
医者である夫が遊び人だった故にうつされてしまった妻。
本作でここが唯一同情できる部分ではなかろうか^^;
・レベッカ・ファーガソンを今回ハッキリ認識できた。
先回の『ガール・オン・ザ・トレイン』ではブロンドだったから
まったく気づかず。
---------------------------------------------------
監督:スティーヴン・フリアーズ
脚本:ニコラス・マーティン
音楽:アレクサンドル・デスプラ
出演:メリル・ストリープ/ヒュー・グラント/レベッカ・ファーガソン
『マダム・フローレンス! 夢見るふたり』
このヒロインに対し純粋に応援できるか否か^^;
◇
1944年、ニューヨーク。
社交界の大物マダム・フローレンスは、持病を抱えながらも
音楽を愛し、莫大な遺産を音楽家のために惜しみなく使ってきた。
そんな彼女がある時、
ソプラノ歌手になるというかつての夢を再び取り戻し、
レッスンを再開することに。
ところが彼女は自分では気づいていないが、
歌唱力に致命的な欠陥を抱えていた。
それでも愛する妻から夢を奪いたくないと、
夫のシンクレアはすぐにレッスンの手配を進める。
しかし伴奏者として雇われたピアニストのコズメは、
フローレンスの歌声に呆然としてしまう。
シンクレアはそんな周囲の否定的な反応を懸命に封じ込め、
フローレンスが気持ちよく歌える環境を整えるべく奔走する。
おかげでますます自信を深めていくフローレンスだったが…。
<allcinema>
◇
貧困層のワタシが言うと単なる妬みの口になるけども
これって普通に身の程知らずの富裕層の娯楽の一種ではないかと。。。
才能持ちつつ表舞台に立つことが出来ないアーティストが
この世にいったいどれほどいるのだろうと、ふと考えてしまった。
そういう埋もれた才能を開花させることなく生きているひとたちに
この映画は完全にケンカを売ってるようなものだと感じてしまった。
ちなみに、ワタシは何も才能ないですが(笑)
それでも、ひとつ言うとすれば
このヒロインのお陰で、どれだけ勇気をもらうことが出来たか。
これに尽きるのではないかな。
今まさに忘年会シーズン真っただ中であることから
余興でなにかしら強要されたら彼女を思い出そう!みたいな(笑)
【今週のツッコミ】
・音痴である自分を分かってないという意味では大物と言える。
おそらく彼女は超が付く天然なんでしょうね。
・梅毒ってそんなに怖い伝染病だったのね。
医者である夫が遊び人だった故にうつされてしまった妻。
本作でここが唯一同情できる部分ではなかろうか^^;
・レベッカ・ファーガソンを今回ハッキリ認識できた。
先回の『ガール・オン・ザ・トレイン』ではブロンドだったから
まったく気づかず。
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監督:スティーヴン・フリアーズ
脚本:ニコラス・マーティン
音楽:アレクサンドル・デスプラ
出演:メリル・ストリープ/ヒュー・グラント/レベッカ・ファーガソン
『マダム・フローレンス! 夢見るふたり』
今日はKバレーカンパニーの「眠れぬ森の美女」舞台の映像を見てきた。セリフがないのでやはり何度か落ちてました。
先日は「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」を。☆3.5 ただの魔法ファンタジーだった。
初めて聴いた人なんか、ひっくり返るでしょうね。
>Kバレーカンパニーの「眠れぬ森の美女」
こういうバレエモノは結構好きなんですが、いかんせん映画館でチケット買うとなると
考えてしまうワタシです^^;
『ファンタスティック・ビースト』は早々にスルー決定映画となりました。
これまったく同感でした!(苦笑
個人でカーネギーホール借りるって、
いくらかかるんでしょうかね?
そんなこと考えてました(汗
夢のない私でした(苦笑
セレブだからなし得たことで一般人からすれば
ただの道楽ですよね~^^;
ちなみに賃貸料っていくら?に反応して調べましたが
東京オペラシティコンサートホールだと
夜間の部4時間で95万円だそうです。
カーネギーホールともなると、その3倍くらいいきそうですよね(笑)
ついでにナゴヤドームだと1時間25万円(←聞いてない)^^;
同感です!
フローレンスに限りない愛を注ぐシンクレアの存在...演じるヒューがナイスです!演技してたって感じです。
レベッカ・ファーガソン最近出てますね。
自分で借りているんだから文句言われる筋合いはありません!と
言われるのを覚悟してたのです(←んなオーバーな)
夫のシンクレア良かったですよね。
言われるように、あそこまで尽くすのは弱みがあるのでは?でしたが
その通りでしたね^^;
黒髪レベッカなら一発で認識できました(笑)
仲のいいご婦人と言う名の裕福なばあーさんやじーさんのサロンの延長をこんなところでやったのかと。。。
itukaさんのおっしゃるとうりなんですが、
なんででしょうねぇ~~、あの最後の歌で泣けてきちゃって。
メリルのわたしは歌が上手いのよ、だけど下手に歌うのが大変だったわなんて言う、鼻持ちならないインタヴューの話を聞いていたので、最初にメリルの歌を聞いた時に、はいはい、お上手な方が下手に歌うのは大変でしたね、なんて思ったのも確かです。
でも、フローレンスの音楽に対するピュアな気持ちが、伝わってくる気がして。。。
今でも語り草になっているのはそのためなのでしょうか?
カーネギーホールのアーカイブ数が一番云々は
どういう位置づけなのかはわかりませんが。。。。
フローレンスのピュアな心は確かに映画の題材としていいんですけど
さすがにあれだけ酷いとなると、もはやピュアだけで済まない気がしたんですよ(笑)
人としてはいいんですけどね。
もうちょっと周りの空気みたいなものを感じ取れると最高なんですけど^^;
メリルのインタビューでそんなこと言ってましたか。
さすが、あちらの俳優は自己主張が強いですね。
こういうところは、ある意味見習った方がいいのかな~なんて(笑)