阿部芙蓉美さんの歌う、
岡林信康さんの『私達の望むものは』が、
深く深く、深く沁みる。
私たちの望むものは 生きる苦しみではなく
私たちの望むものは 生きる喜びなのだ
今ある不幸にとどまってはならない
まだ見ぬ幸せに今跳び立つのだ!
私たちの望むものは・・・(詩・曲/岡林信康)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/8c/1fd8c2fde35fa87255161a8a8e1dbeb7.jpg)
出演者のひとりひとりが、
映画の中のひとりひとり、にしか見えなかった作品。
孤児院で育ったケンタ@松田翔太さん、
ジュン@高良健吾さん、
カヨちゃん@安藤サクラさん、
ケンタの兄・幼女誘拐未遂で刑務所にいるカズ@宮崎 将さん、
闘犬を飼う男@小林薫さん、
同じ施設で育った片目の洋輔@柄本佑さん、
キャバ嬢のゆみかちゃん@多部未華子さん、
菊ちゃん@柄本明さん
洋輔の母親@洞口依子さん
スナックのママ@美保純さん
二郎@山本政志さん
裕也@新井浩文さん
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/b1/b72ec81ddfd13fdf5a0597834b8ea1f5.jpg)
独特の空気の中で、
『壊し』続ける彼らは、旅を続ける。
人間には、どうしようもない時、時間、瞬間が、ある。
人間から受ける攻撃に負けそうな時、
経済的にどうしようもなくなる時、
病んで、救いのない時、
心が悲鳴をあげるまで求めると、ある瞬間、何も見えなくなって、
何も必要なくなる・・・自分自身が、壊れてしまうから。
でも、そんな『瞬間』だって、誰かがいれば、何かが変わる。
この作品は、私にとっては、
その、誰かの在り処、心の在り処を、考える作品でした。
終わり方に賛否両論あった、映画公開の時、
その時私が流した涙は、
悲しい涙とも、虚しい涙とも違う、
生きる痛みが、刻印されたような、
心に、残されて、何かを、どうにかしなくてはならないと感じる、
生きた涙でした。
ケンタの傷口にさわり、
口にもっていくジュンを見たとき、
何も、誰も、救いがなくても、
ひとりではなかったふたりに、心が静かになりました。
それぞれに、どんな結果があったとしても、
誰かの思う『結果』がすべてではない。
自分がどう感じるのか、大切だと思いました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/82/669abd67225f0ffbb8ae717e52f2f9ca.jpg)
世の中には二種類のひとがいる。
ひとつは人生が自分で選べるひと。
もうひとつは、選べないひと。
俺たちは、選べないひと。@ケンタ
わたしは、愛されたいの。@カヨちゃん
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0034.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0034.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/s2_sum_sea.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0034.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0034.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/s2_sum_mount.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0034.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0034.gif)
兄貴のとこ行かねえ?@ケンタ
どこだっけ@ジュン
網走@ケンタ
あばしりってどこだっけ?@ジュン
あばしりって知ってる?
誰・芸能人?@カヨちゃん
北海道ってでっけえな@ケンタ
地の果てだよ@カズ(ケンタの兄)
俺もぶっ壊す。
ぶっ壊したら新しい世界、あるんでしょ@ケンタ
そんなのないでしょ@カズ
壊しても壊しても、何もかわんねぇじゃん@ケンタ
わたしのこと、愛してる?@カヨちゃん
監督・脚本@大森立嗣さん
岡林信康さんの『私達の望むものは』が、
深く深く、深く沁みる。
私たちの望むものは 生きる苦しみではなく
私たちの望むものは 生きる喜びなのだ
今ある不幸にとどまってはならない
まだ見ぬ幸せに今跳び立つのだ!
私たちの望むものは・・・(詩・曲/岡林信康)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/8c/1fd8c2fde35fa87255161a8a8e1dbeb7.jpg)
出演者のひとりひとりが、
映画の中のひとりひとり、にしか見えなかった作品。
孤児院で育ったケンタ@松田翔太さん、
ジュン@高良健吾さん、
カヨちゃん@安藤サクラさん、
ケンタの兄・幼女誘拐未遂で刑務所にいるカズ@宮崎 将さん、
闘犬を飼う男@小林薫さん、
同じ施設で育った片目の洋輔@柄本佑さん、
キャバ嬢のゆみかちゃん@多部未華子さん、
菊ちゃん@柄本明さん
洋輔の母親@洞口依子さん
スナックのママ@美保純さん
二郎@山本政志さん
裕也@新井浩文さん
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/b1/b72ec81ddfd13fdf5a0597834b8ea1f5.jpg)
独特の空気の中で、
『壊し』続ける彼らは、旅を続ける。
人間には、どうしようもない時、時間、瞬間が、ある。
人間から受ける攻撃に負けそうな時、
経済的にどうしようもなくなる時、
病んで、救いのない時、
心が悲鳴をあげるまで求めると、ある瞬間、何も見えなくなって、
何も必要なくなる・・・自分自身が、壊れてしまうから。
でも、そんな『瞬間』だって、誰かがいれば、何かが変わる。
この作品は、私にとっては、
その、誰かの在り処、心の在り処を、考える作品でした。
終わり方に賛否両論あった、映画公開の時、
その時私が流した涙は、
悲しい涙とも、虚しい涙とも違う、
生きる痛みが、刻印されたような、
心に、残されて、何かを、どうにかしなくてはならないと感じる、
生きた涙でした。
ケンタの傷口にさわり、
口にもっていくジュンを見たとき、
何も、誰も、救いがなくても、
ひとりではなかったふたりに、心が静かになりました。
それぞれに、どんな結果があったとしても、
誰かの思う『結果』がすべてではない。
自分がどう感じるのか、大切だと思いました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/82/669abd67225f0ffbb8ae717e52f2f9ca.jpg)
世の中には二種類のひとがいる。
ひとつは人生が自分で選べるひと。
もうひとつは、選べないひと。
俺たちは、選べないひと。@ケンタ
わたしは、愛されたいの。@カヨちゃん
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0034.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0034.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/s2_sum_sea.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0034.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0034.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/s2_sum_mount.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0034.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0034.gif)
兄貴のとこ行かねえ?@ケンタ
どこだっけ@ジュン
網走@ケンタ
あばしりってどこだっけ?@ジュン
あばしりって知ってる?
誰・芸能人?@カヨちゃん
北海道ってでっけえな@ケンタ
地の果てだよ@カズ(ケンタの兄)
俺もぶっ壊す。
ぶっ壊したら新しい世界、あるんでしょ@ケンタ
そんなのないでしょ@カズ
壊しても壊しても、何もかわんねぇじゃん@ケンタ
わたしのこと、愛してる?@カヨちゃん
監督・脚本@大森立嗣さん