・・・週末
第一回こまばアゴラ映画祭で、
瀬田なつき監督の『彼方からの手紙』を観ました。
この作品は、瀬田なつき監督が、
「東京藝術大学大学院映像研究科 第二期生修了制作」としてつくったものです。
いい出会いがあると、
なんだかフワフワ、地面を感じられなくなって、
帰り道、電車に乗ろうと階段をのぼる時、
ふと、手すりをつかんでしまったり、
階段をのぼりはじめて、
普段はそんなことしないのに、
途中で立ち止まって、
フワフワ何だか飛んでしまいそうで、
足元を確認してしまったりする。
何となく、その中(映画のなか)の、
何かのシーンが頭から離れなくて、
そうはならないのに、
顔やからだが、その場所に近寄っていって、
それが電車の中だと、
あぁ・・・と気づいて、
また何となく、自分のからだを見まわす。
そして、あのシーンの音楽を口ずさむ。
そう・・・
いい映画と出会うと、
フワフワ・・・らららとくちずさむ。
音楽も、素敵でした
瀬田なつきさんが監督をしている、
『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』
観てみたくなりました
2011年3月4日(今週金曜日)
『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』凱旋トークショー付上映があります。
「スペシャルトークナイト」黒沢清監督×瀬田なつき監督
場所/角川シネマ新宿2
日時/18:40の回上映前
2011年3月12日(来週土曜日)
「みーまー スピンオフ作品一挙上映」
場所/角川シネマ新宿2
登壇者(予定)/瀬田なつき監督×菊地健雄監督「episode.0 回遊と誘拐」
染谷将太監督「episode.0.38あの子とパーマ」
瀬田なつき監督の『彼方からの手紙』を観ました。
この作品は、瀬田なつき監督が、
「東京藝術大学大学院映像研究科 第二期生修了制作」としてつくったものです。
いい出会いがあると、
なんだかフワフワ、地面を感じられなくなって、
帰り道、電車に乗ろうと階段をのぼる時、
ふと、手すりをつかんでしまったり、
階段をのぼりはじめて、
普段はそんなことしないのに、
途中で立ち止まって、
フワフワ何だか飛んでしまいそうで、
足元を確認してしまったりする。
何となく、その中(映画のなか)の、
何かのシーンが頭から離れなくて、
そうはならないのに、
顔やからだが、その場所に近寄っていって、
それが電車の中だと、
あぁ・・・と気づいて、
また何となく、自分のからだを見まわす。
そして、あのシーンの音楽を口ずさむ。
そう・・・
いい映画と出会うと、
フワフワ・・・らららとくちずさむ。
音楽も、素敵でした
瀬田なつきさんが監督をしている、
『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』
観てみたくなりました
2011年3月4日(今週金曜日)
『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』凱旋トークショー付上映があります。
「スペシャルトークナイト」黒沢清監督×瀬田なつき監督
場所/角川シネマ新宿2
日時/18:40の回上映前
2011年3月12日(来週土曜日)
「みーまー スピンオフ作品一挙上映」
場所/角川シネマ新宿2
登壇者(予定)/瀬田なつき監督×菊地健雄監督「episode.0 回遊と誘拐」
染谷将太監督「episode.0.38あの子とパーマ」
『シネセゾン渋谷』が、2011年2月27日(日曜日)閉館しました。
ごくろうさまでした。
スクリーンがみやすくて、座り心地のいいシート。
好きな場所でした。
ありがとうございました
最後の上映は『スラムドッグ$ミリオネア』でした。
この作品は、
私の中で、好きと苦しいを感じる、不思議な映画です。
好きな部分は、
ひとりの女の子を想い続ける主人公の純愛な部分。
苦しい部分は、
インド社会の現実が描かれているところ。
ずいぶん昔に、インドに仕事に行った父から聞いたことがあったけど、
それを「映像」という形でみると、凄まじくて、
父が話していた「ことば」とリンクして、
とても、苦しかった。
貧困、暴力、詐欺、宗教的な対立や、裏社会。
その脚色がどこまでのものかわからないけれど、
かなり、滅入る部分があります。
インドの人気番組「クイズ$ミリオネア」
スラム出身のジャマール(デヴ・パテル)は、難問を次々と解いていく。
知識などないはずの彼に、問題の答えが、どうしてわかるのか…
ジャマールは、とてもとても貧しいスラムの生活で、
普通ではあじわうはずのない経験と苦労を重ねて、育っていきます。
そして、その中で、難問の答えを知る機会を得ていく。
彼が答える『答え』のひとつひとつが、
言いしれぬ苦しい思い出の中にあって、
増えていく賞金は、
彼のその「苦しみの涙や血」からできているものでした。
何度みても、キツイ
弟を支えたり、裏切ったり応援したり、
終盤の、兄サリームのシーンは、大切で複雑な切ない気持ちになりました。
最後の最後、求め続けてきた女性ラティカが電話に出るシーン、好きです。
彼女にみてもらう、見つけてもらうために、
彼女のために、
答え続けていく彼の、
ジャマールの一途さが、
今、こころに大きく、残っています。
現在、東京・東急百貨店吉祥寺にて、
『NAUGHTY BOY FINAL ~KING OF ROCK'N ROLL 忌野清志郎~』
有賀幹夫写真展が、催されています
清志郎さんのデビュー40周年を記念して、
昨年2010年3月より、
道頓堀、渋谷、札幌、名古屋、仙台と、
全国5ケ所を巡回し開かれてきたこの催しも、吉祥寺がFINALとなります。
開場時間
10時~20時(入場は19時30分まで、最終日は17時閉場)
入場料
一般=700円、学生=500円、中学生以下無料。
3月9日までです。
オフショットなど、貴重なものもあります。
元気になります
大切な作品
『ショーシャンクの空に(1994年)』を、
観てきました
普段、好きな作品や、大事なものについては、
言葉が、次から次に出てくるけれど、
この作品は、出せない。
重いシーンも多く、
そんなシーンを観る時は、
最初は、
目をつむってしまったし、
二回目は、下を向いてしまったし、
今回も、歯をくいしばっていて、喉がカラカラになったけど、
でも、
ナレーションもつとめるモーガン・フリーマンが、
その場を、やさしく大きく包み込むように存在してるから、
気持ちが逃げることなく、
最後まで連れて行ってもらえる。
それに、フッと息をすることのできる『間』も用意されている。
そういうところは、
なんというのか、丁寧で、やさしい作品だなぁと思います。
重く苦しく長い閉塞感と、
もうダメか・・・というところでの・・開放。
下水菅から出たティム・ロビンス演じるアンディ。
アンディが石の下に残した手紙を読むモーガン・フリーマン演じるレッド。
レッドが部屋に残した(刻んだ)言葉。
レッドが、
アンディの元に向かうところ、好きです。
気持ちがスゥ~っと楽になる。
どんなに、どんなに、
大きな困難をむかえたとしても、
『希望』をなくさないことや、
それを実現するための、永続的な意志の大切さ。
ジンワリじっくり、大きな感動に包まれます
音楽は、トーマス・ニューマンです。
原作は、スティーヴン・キング。