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我が心の俳句とか徒然 〜祖谷馬関〜

「若葉して御目の雫拭はゞや」 芭蕉

今朝は、いきなり、ハナから、「笈の小文」より、今日の一句。(^_^)

「若葉して御目の雫拭はゞや」 芭蕉

(句意)
折しも初夏、あたりの樹々に若葉の色がみずみずしい。この若葉でもって、和尚の盲いたお目の涙をそっと拭ってさしあげたい。奈良西の京五条の律宗・唐招提寺で、鑑真和尚の盲目の像を拝して詠む。

にゃ〜るへそ!🐈‍⬛

唐招提寺での一句でしたか!!(◎_◎;)
鑑真和上ゆえ「御目」と崇めていたのですね!(^。^)

昔、中国は上海からの視察団体を奈良に案内したことがありましたが、東大寺から唐招提寺、薬師寺とバスで巡るうちに、視察団の方々も疲れてしまったのか、法隆寺の門前で座り込んでしまいました。( ; _ ; )/~~~

疲れた顔の団長が言うには、「さっきまで観て来た寺院は中国のものとそっくりだ。中国は4000年以上の歴史を持ち、古い寺院は2000年前のものもある。」

「ところで、この法隆寺やらは、どのくらいの歴史があるのか?」と団長。

窮するヤング馬関、、、「えーっと、法隆寺は聖徳太子の頃だから、約1400年前かな?、、、そう、1400年前に中国に学んで造られました。」と答えましたところ、

団長から、「ふ〜ん、じゃ、見学やめとく。」とひと言。!(◎_◎;)

おいおい、そりゃないだろう!、、、仏教が大陸から伝わり、当時は、何でも中国を手本にしてたんだから、仕方ないがな!m(__)m

てなやりとりの結果、団長だけを門前の休憩所に残して、他のメンバーを連れて、足早に法隆寺を見学したのでした。(^-^)

最近、国際社会において、中国のわがままぶりが顕著になって来てますが、思えば、四半世紀前の奈良・法隆寺門前において、ワガママ勝手の萌芽は見られたのかもしれませんね!( ; _ ; )/~~~

では、馬関より、謹んで返句献上申し上げます!

 「貝寄風や大陸遥か聖霊会」 祖谷馬関

(注)貝寄風(かいよせ)とは、冬の季節風のなごりに3月下旬ごろ吹く西風。この風で大阪住吉の浜辺に打ち寄せられた貝から造花をつくり四天王寺の聖徳太子をまつる聖霊会(しょうりょうえ)に献じたという。
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