その与科マザーは御高齢ながらすこぶるお元気で、この夏も、謝為さんファミリーと一緒に、尾道・因島への里帰りを果たされた、とのこと。(^-^)
何とも目出たく微笑ましい話ですし、両親ともに亡くした馬関としては、お母ちゃんが元気でいらっしゃることは、羨ましい限りですね。どうか達者でいてくださいませ。(^_^)
さて、「笈の小文」より、今日の一句。
「裸にはまだ衣更着の嵐哉」 芭蕉
これは意味不明、、、難解です。
というより、周辺状況が分からない。
独立した一句としては、解釈し難い。m(__)m
というわけで、句意を調べてみましょう。( ; _ ; )/~~~
(解説)
衣更着(きさらぎ)とは、寒さのために衣類を着た上にさらに着ること。二月を「如月」と呼ぶ所以。西行の歌「願はくは花の下にて春死なむその如月の望月のころ」の歌が思い出され、西行に関連した撰集抄の巻頭には、伊勢神宮に詣でた際、夢のお告げに「名利を捨てよ」といわれた増賀上人が、その場で衣服を脱ぎ棄てて裸になったという説話がある。
(句意)
春とはいえ、裸でいるにはまだ寒く、衣を着た上にさらに着ている。そんな如月の嵐であることよ。
にゃんと巧みな掛け蕎麦、いや、掛け言葉!🐈⬛
衣更着と如月、そして、西行法師の名歌!
しかし、如月は寒くとも、行き着く先が「裸」ってのは、ちとやり過ぎではないかいな?!(◎_◎;)
裸にはまだ早い、って、最終ゴールが「裸」ってこと?、どういう意味??(^。^)
名利を捨て、衣服を脱ぎ棄てて裸になった増賀上人の逸話とあるが、、、それにしても、「裸」は、ちと無理があるんちゃうかな?( ; _ ; )/~~~
というわけで、未だ全裸になれない馬関より、謹んで、返句を申し上げます。(^_^)
「瀬戸の夏帆に夕凪や因島」 祖谷馬関