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我が心の俳句とか徒然 〜祖谷馬関〜

「萩原や一夜はやどせ山の犬」 芭蕉

鹿島詣より、今日の一句。(^。^)

「萩原や一夜はやどせ山の犬」 芭蕉

山の犬、、、野犬でしょうか?
萩原は地名なのか、、、一夜の宿を借りるのにも苦心する芭蕉翁たちの旅程が伺い知れます。( ; _ ; )/~~~

調べてみますと、山の犬とは、何と「狼」を指すそうです、、、知らなんだ!(◎_◎;)

そして、萩原は、地名ではなく、「萩の花が咲く野原」の意味、とのこと。(^。^)

ネットには、こんな解説がありました。( ; _ ; )/~~~

(句意)
優美な萩の原よ。どうかあの吠えている狼に、一夜の宿を貸してやってくれないか。
(感想ほか)
「古池や」の句と同じスタイル。芭蕉は自分たちを「山の犬」になぞらえて、自分たちもここに一夜を野宿させてくれという意なのかもしれない。

ニャンと深イィ意味があったのネコ!🐈‍⬛

ところで、解説されていた「古池や、の句と同じスタイル」とは、、、(^-^)

長谷川櫂さんの著書で読んだことがありますが、「古池や蛙飛び込む水の音」の句は、「古池に飛び込む蛙を見た」のではなく、「蛙が飛び込む水の音を聞いて、古池が心象風景として広がった」と解釈すべきだそうです。(^_^)

そうすると、この「萩原や一夜はやどせ山の犬」の句も、「山の犬の遠吠えを聞いて、萩の花咲く野原を想起した」、、、ではなさそう、ですね。( ; _ ; )/~~~

形式としては「古池やー」に似ていますが、句の構造は違いそうです、ハイ。m(__)m

では、昨晩、やかましかった雷鳴と豪雨に因んだ返句をば、、、( ^_^)/~~~

 「短夜や雷神の夢醒めて雨」 祖谷馬関

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