昨日、松尾芭蕉が俳句とともに絵も描いた「野ざらし紀行」の図巻が約80年ぶりに見つかったとの報道がありました!(^。^)
えっ!、野ざらし紀行!!(◎_◎;)
馬関が、当ブログの原点に立ち返り、芭蕉翁の俳句、中でも「野ざらし紀行」の名句に学ぼうと、とりあげた矢先のビッグニュース!(^-^)
地震予知、或いは万馬券的中みたいで、なんとも奇縁を感じますが、芭蕉翁の直筆作品が見つかったとは、大変めでたいことです。(^_^)
京都は嵐山にある「福田美術館」が発表した内容は、次のとおり。(^。^)
「野ざらし紀行」は、芭蕉の最初の俳諧紀行で、独自の俳句世界を打ち立てる契機となった作品とされる。自筆・自画本は、1970年代半ばから半世紀近く所在が確認できていなかった。
芭蕉は、晩年の10年の多くを旅にあて、傑作「奥の細道」を残した。第一作となる「野ざらし紀行」は1684年8月に江戸をたって故郷の伊賀へ帰り、奈良、京都などを巡って、翌85年4月末に江戸に戻るまでの約8カ月の旅程が基になっている。
芭蕉が詠んだ43句と21場面の絵が1巻に収められている。
という感じですが、ニュースの中で、代表的な作品として取り上げらた名句も、報道各社によって微妙な違いがあり、これもまた一趣ですね。(^。^)
・NHK「水とりや氷の僧の沓の音」
・読売新聞「野ざらしを心に風のしむ身哉」「秋十とせ却て江戸を指古郷」「水とりや氷の僧の沓の音」
・毎日新聞「野ざらしを心に風のしむ身哉」「明ぼのやしら魚しろきこと一寸」
・東京新聞「山路来て何やらゆかしすみれ草」
「旧き絵も目覚めの朝や更衣」 祖谷馬関