若い頃から、リゾート地や海外旅行よりも、信州などの高原のホテルでゆったりと温泉を楽しむ方に憧れるタイプです。(^-^)
戸隠山の谷間に「鬼無里」という村があり、能や歌舞伎の『紅葉狩』という演目にもなっている、鬼女紅葉(きじょもみじ)なる鬼の伝説が残っています。( ; _ ; )/~~~
平安時代、ゆえあって京の都から流刑にあった「紅葉」という女性が、都の文化を伝える一方で、人々の心を乱し、他村を荒らし、いつしか鬼女と呼ばれるようになったそうです。(≧∇≦)
やがて朝廷の命で平維茂(これもち)が紅葉を討伐したので、以来、鬼の無い里、「鬼無里(きなさ)」と呼ばれるようになったとのこと。(^_^)
鬼滅の刃の大ヒットで、再び有名になったとか、、、ちなみに、戸隠では、地元の蕎麦粉で打った素朴な盛り蕎麦が絶品です。( ^_^)/~~~
「夏の高原」
あの夏、きみと二人で訪ねた高原
糸魚川から国道沿いに、南の野尻湖へ
戸隠峠、車を止めて見下ろせば
谷間に煙る鬼無里の村に、遠く白馬岳
谷間に煙る鬼無里の村に、遠く白馬岳
山越えの道を辿る、背中で不意に夕立
木立の蝉の声を、雷鳴が掻き消してゆく
鄙びた駅の通りで、山人が荷を降ろし
帽子を脱いで汗を拭いてる
隣をバスが行く
素焼きのコーヒーカップに
素焼きのコーヒーカップに
穏やかな木の香り
窓辺の花が風に揺れてる、微かに鳥の声
窓辺の花が風に揺れてる、微かに鳥の声
黄昏の茜の空に、見つけたね、一番星
月影が尾根に懸かれば、暮れ泥む高原の夏
山越えの道を辿る、背中で不意に夕立
木立の蝉の声を、雷鳴が掻き消してゆく
by 祖谷馬関
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