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我が心の俳句とか徒然 〜祖谷馬関〜

♬ 甘夏と干柿 ♬

前回の「向日葵」に続いて、奇しくも「お母さんの歌」シリーズとなりました。(^。^)

テレビ番組「ファミリー・ヒストリー」で、歌手の森進一さんが出演されていたのですが、その半生や家族のルーツが凄まじいものでした。(^_^)

森さんの本名は森内、、、両親の家は、戦前から北朝鮮の清津という港町に移植し、米屋や食料品店で財を成していたそうです。(^-^)

やがて、米屋の三男坊(父)と食料品店の長女(母)が結ばれ、日本に引き揚げて数年が経った頃、長男となる森進一さんが生まれました。m(._.)m

その後、森進一さんに続いて妹と弟が生まれましたが、三人の子供を連れて、母は離婚してしまいます。(≧∇≦)

母子家庭となった森進一さんは、小学生の頃から新聞配達と牛乳配達をして家計を助け、中学を卒業すると、九州から大阪に出て働きました。(^。^)

少しでも条件のよい職を求めて、東京に移りましたが、ひょんなことから歌謡コンテストで5週連続で優勝し、プロの歌手としてデビューしたのでした。(^-^)

その後、名曲「おふくろさん」が大ヒットし、実母を東京に呼び寄せ、しあわせな暮らしが続いたのですが、ある日、ファンとのトラブルが原因で、お母さんは悩み、自ら命を絶ってしまいました。(≧∇≦)

♬  おふくろさんよ、おふくろさん、、、空を見上げりゃ空にある、、、雨の降る日は傘になり、お前もいつかは世の中の傘になれよと教えてくれた、、、あなたの、あなたの、真実、、、忘れはしない、、、♬

「甘夏と干柿」

この冬一番の 
大雪に見舞われた
被災地の街並みが 
吹雪にうずくまってる

あの日、大津波のニュースを
祈るような眼で見ていた
母さん、いま空の上で
私が見えますか?

あなたが愛していた 
甘夏の香りが懐かしい......

今年も咲きました
化野の梅の花
古都の春はそこまで
心はさみしいまま 

あの日、何か言いかけたでしょう
言葉ふさいで泣いていた
母さん、まだ私のこと
心配しているの?

あなたが好きだった
干柿の甘さを忘れない......

あの日、伝えたかったこと
今なら素直に言えます
母さん、あなたの子供で
生まれて来てよかった

甘夏と干柿
訳もなく涙がこぼれる味......

by  祖谷馬関

◼️YouTubeはこちら↓

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