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我が心の俳句とか徒然 〜祖谷馬関〜

少年、、、その誠実なる存在。(^。^)

吃音に悩む少年Dがいました。

今ではれっきとした病ですが、僕らの時代には、周りの友達からも「吃り」(どもり)と揶揄されていましたね。m(._.)m

小学校の時は、いわゆる、いじめっ子の標的になり、少年Dは、毎日、殴られたり蹴られたりしながらも、それに耐えて過ごしていました。(^_^)

ただ、成長期でもあり、少年Dは、日に日に体格が良くなり、中学校に進学したのでした。( ^_^)/~~~

中学一年の或る日、昼休み時間に、我々の小学校とは違う悪ガキが、少年Dの吃音を指して、からかったのです。(^。^)

「おまえ、ど、ど、どうも、って、なんやねん!」と悪ガキ。
少年Dは、悪ガキの挑発に押し黙っていましたが、ついに関を切るように喋り出しました。(≧∇≦)

「おまえみたいな奴が許せんのや!」

体格の良い少年Dに、体当たりされ、悪ガキは教室の床に倒れ込みました。

さらに、少年Dは悪ガキに馬乗りになり、顔ではなく腹をゲンコツで殴っていました。

止める者は誰もおらず、2、3分の出来事でしたが、そのうち、悪ガキの口から真っ赤な血が流れたのでした。( ; _ ; )/~~~

凄惨な流血シーン、、、以後、校内で少年Dをいじめる者は居なくなりました。m(._.)m

今でも、少年Dの滾るような鉄拳を思い起こします。
まるで、それまでの怨念を一気に晴らすかのように、容赦なく腹に打ち込まれる拳の連打。(^_^)

相手が血を吐いても止めなかった非情の戦闘に、周りは皆、恐れおののいていました。( ^_^)/~~~

吃音の方の不自由とやるせなさを想いつつ、個性を尊重しながら平和に過ごせる日々を祈る一句。

「吃音の少年に道聞く冬や」  祖谷馬関


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