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我が心の俳句とか徒然 〜祖谷馬関〜

ビッグモーターと春袋

中古車販売大手の「ビッグモーター」(東京)が損保各社への不正請求・故意による顧客車両の破損や社員への強権的な処分でニュースとなっています。m(__)m

自動車保険の大規模な不正請求は、2022年3月に内部告発で問題が明らかになり、その後の報道や損保会社からの要求を受け、2023年1月30日に特別調査委員会が設置されました。(^。^)

不正請求の被害については、故意に車を傷つける悪質な事例水増し請求を実施していたのは、ビッグモーターが保有する全国33工場の全てであり、工場長の指示により多岐に渡る不正行為が組織的に実施されたことが判明しています。(°▽°)

破損していない箇所を故意に破損させる行為として、ヘッドライトのカバーを割る、ドライバーで車体をひっかく、靴下に入れたゴルフボールを振り回して車をたたき雹害で受けた傷を拡大させる事例などが確認されており、言語道断ですね。( ; _ ; )/~~~

不正請求は5年以上に渡り行われており、「@」(アット)の隠語により、損傷状態により費用が大きく上下する筈の事故修理に対し1台当たり14万円の収益ノルマが課せられ、組織的な圧力がかけられた結果、不正が横行することとなったようです。m(__)m

同社従業員からは、「ノルマを達成できない場合、降格や左遷をされる」と証言されており、また、問題が発覚して以降も引き続き、ノルマの達成指示が行われていると証言されています。(≧∇≦)

同社は、現社長の兼重宏行社長が、出身地の山口県岩国市で創業。
2023年5月現在「従業員数6000名、全国300店舗以上」を抱え、公式ウェブサイトでは「買取台数6年連続日本一」とアピールしている。売上高は7000億円、とあります。m(._.)m

☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

この兼重宏行社長、一代でビッグモーターを急成長させた事実だけを見ると、やり手の経営者だったのかもしれませんが、真の経営者とは程遠い、俗物だったようですね。!(◎_◎;)

ここで、俗物と比べる由はありませんが、経営の神様と呼ばれた、京セラ創業者の「稲盛和夫」さんの名言を振り返りたいと思います。(^-^)

「動機善なりや、私心なかりしか」

稲盛和夫さんが良く口にした言葉であり、仕事とは、企業とは、自分とは、を問うた折に、人間としての原点に立ち返り、「人間として正しいことなのか、正しくないことなのか」「善いことなのか、悪いことなのか」ということを基準として、ものごとを判断していったそうです。(^_^)

稲盛イズムはさらに続きます。(^。^)

「世のため人のために尽くすことによって、自分の運命を変えていくことができます。自分だけよければいい、という利己の心を離れて、他人の幸せを願う利他の心になる。そうすれば自分の人生が豊かになり、幸運に恵まれる」

いわゆる「利他の心」の重要性を諭しておられます。m(__)m

☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

もったいない話ではありますが、某悪徳企業の面々にも、噛み締めてもらいたい言葉です。(°▽°)

「世の為に金より幸を春袋」 祖谷馬関

(注)春袋は新年の季語。平安以降のしきたり。初春に女児が縫う袋のこと。袋いっぱいに幸せを詰めたいという願いがこめられている。「巾着財布の類を祝ふて縫ふことなり」とあるので、用途は財布で あったと思われる。
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