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我が心の俳句とか徒然 〜祖谷馬関〜

自ら逝く人の哀しみ、風の盆

毎日、ブログのテーマを考えますが、今朝は何故か「自死、自殺」という言葉が浮かびました。(^。^)

あ、安心してください、馬関は、心身共に元気に暮らしてますから。(^-^)

国内の自殺者数を調べてみますと、昨年の総数は21,881人、うち男性は14,746人、女性は7,135人で、男性は女性の約2倍となっています。(^_^)

ここ三年間、自殺者数は増加を続けており、コロナ禍との因果関係か指摘されています。(°▽°)

警察庁作成の自殺者数の推移グラフは、昭和53年以降の毎年の数値が示されており、驚いたのは、昨年の自殺者数が45年前の昭和53年とほぼ同じ水準だということ。m(__)m

しかも、この40年余り、こんもりと山の形、いわば放物線を描いており、平成10年から21年の約10年間は年間3万人を超える高い水準で推移し、ピークは平成15年の34,427人となっています。( ; _ ; )/~~~

すなわち、コロナ禍と自殺者増の関連が注目されている現代よりも、年間の自殺者数は1.5倍も多かったわけです。(^。^)

平成15年といえば、今から20年前、、、馬関は38歳と若かったわけですが、当時は、リーマンショック(平成20年9月)に向かう世界的な不景気の最中で、完全失業率は最大5.5%でした。(現在は2.6%程度)

仕事を失った、或いは、職を得ることが難しいなどの理由で自殺という選択肢を考えてしまうのかと思うと、やりきれませんね。!(◎_◎;)

しかし、平成15年当時の自殺の原因は、ざっくりと全体の5割が「健康問題」、2割が「経済問題」、1割が「家庭問題」となっています。m(__)m

現在も自殺原因の4割は「健康問題」でトップですから、やはり健康に不安を感じて思い詰めるケースが多いのでしょうか。( ; _ ; )/~~~

☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

馬関的には、いずれの原因も、ある意味、「原始的」或いは「間接的」なものだと考えます。(^。^)

すなわち、思い悩み始める原点となる要素が「健康」や「経済」や「家庭」の問題であり、そこから精神的なダメージを生じて、その先に「神経衰弱」や「うつ病」に陥る流れではないか、、、(^_^)

逆に言うと、そうならないための「精神面の支えや励み」が非常に大切だと思うのです。(^-^)

ここ数年でも、著名な俳優やタレント、しかも若い世代の方々が自ら命を絶ってしまう悲しいニュースが続いています。(°▽°)

富も名声も得た有名人にも、乗り越えられない悩みや孤独があるのでしょうね、、、このあたりにも心の闇の難しさがあると思います。m(__)m

「逝く人の哀しみ悔いて風の盆」 祖谷馬関

(注)風の盆は初秋の季語。富山県富山市八尾町で毎年九月一日から三日にかけて行なわれる行事。胡弓や三味線などを奏で、越中おわら節にあわせて老若男女が夜通し踊る。哀愁のある旋律が心にしみる。
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