昼から奈良市に大雨警報が発令され、かなり降ったようです。
安倍元首相とのお別れを哀しむ涙雨ですね。(T . T)
「この松の実生えせし代や神の秋」 芭蕉
なかなか難しそうな句ですね。(^-^)
鹿島詣の途中、名高い松を愛でたのでしょうか?!(◎_◎;)
今は立派に育った松の名木も、一つの実から生えて来た、まさに神の御代からこの地にあったのでしょう。ってな感じでしょうか?(^_^)
さて、句意は如何に?
(句意)
鹿島の根本寺に戻っていた仏頂和尚の招きに応じ、仲秋の名月を鑑賞するための旅だったが、当日は雨。
数日の滞在で、鹿島神宮にも参拝したと見え、鹿島神宮には、七不思議に数え上げられる「根上がり松」があり、何度伐っても枯れることがなかったという。その松が芽吹いた頃の、太古に思いを馳せて詠んだ句だと言われている。
ニャルニョロ!🐈⬛🐍
それにしても、全国各地に「松」の伝説の多いこと!🎍
なかでも、京都・北野天満宮の話は興味深いです。(^。^)
祭神・菅原道真は大宰府に左遷される際、日頃から愛でてきた屋敷内の梅・桜・松との別れを惜しみました。
桜は悲しみのあまりに枯れてしまい、松は菅原道真の後を追って飛んだが、途中で力尽き、摂津国八部郡板宿(兵庫県神戸市須磨区板宿町)に根を下ろし、飛松伝説と言われるようになりました。
梅は松と同様に後を追って飛び、大宰府に降り立ったことから飛梅伝説と言われています。
へー、知らなんダビンチ!( ; _ ; )/~~~
飛梅伝説が有名過ぎて、力尽きた「飛松」の方は霞んでしまいますね。!(◎_◎;)
それでは、安倍晋三氏の非業の死を悼みつつ、神前に一句献上。(^_^)
「訃報交い天神祭の夏来たる」 祖谷馬関