「鹿島詣」の説明文は、ネットより引用させていただきます。m(__)m
「鹿島詣」は、貞享4年(1687)8月14日、芭蕉が名月を見るため、門人曾良・宗波を伴い鹿島、潮来方面へでかけた旅。
深川芭蕉庵から舟で行徳へ。陸路で八幡・釜ヶ井(谷)・布佐。夜舟で鹿島根本寺に至る。
翌日、鹿島神宮に参詣し、芭蕉参禅の師といわれる仏頂和尚を訪ねて1泊し、雨間の月見をする。
紀行文『鹿島詣』は、短編であるが風月の趣に溢れている。前半は〈月見の記〉でありながら、紀行文に重きを置く。後半は発句を一括し、月見の句と旅の句を分離する。
芭蕉が本格的な紀行文を執筆するための出発となった重要な作品である。芭蕉の真蹟を元にして出版された二系統の刊本がある。
さて、その「鹿島詣」より、最初の一句。
「月はやし梢は雨を持ながら」 芭蕉
さすが、名月目当ての旅路だけありますね、、、「月はやし」と来ました!(^_^)
月が上るのが早い、というのは、何となく分かりますが、梢が雨を「持つ」というのが、不可解!!(◎_◎;)
漢字の書き間違えで、「梢は雨を待ちながら」の方が、情趣良く、読み手に響くのではないかいな?(^o^)
(句意)
雨はやんだが、雲は飛ぶように早い。梢のあたりには、まだ先ほどの雨のしずくがそのまま残り、それに月の光があたって、美しくまたさわやかなことだ。
にゃるワンちゅうのパシュート!🐈⬛🐕🦺🐀
さて、今日は「七夕」、、、大阪は天気が回復し、久々の「七夕晴れ」です。(^-^)
鹿島詣のメインテーマ「月」も、今夜は脇役、、、彦星と織姫の逢瀬を見守ってやってください。✨🌙
では、鹿島詣にご挨拶の返句をば。( ^_^)/~~~
「七夕の晴れたる空の悦びや」 祖谷馬関